「冷蔵庫を開けても何があるか分からない」「気付いたら奥で食材が腐っていた……」そんな経験はありませんか? 冷蔵庫の整理が苦手な人には、「冷蔵庫を散らかすNG習慣」があることが多いのです。

これらの習慣は、食材を無駄にするだけでなく、家事の効率まで下げてしまいます。
今回は、明日からすぐに実践できる冷蔵庫収納のヒントをご紹介します。冷蔵庫がもっと使いやすくなるよう、ぜひ参考にしてみてください。

■1. 買ってきたものをそのまま入れる
スーパーで買ってきた食材を、袋から出すこともなくそのまま冷蔵庫に入れていませんか? これは、冷蔵庫が散らかる最大の原因の1つです。袋に入ったままだと中に何が入っているか分かりませんし、小さな野菜や調味料が奥に埋もれてしまいます。

また、包装されたままだと冷気の循環が悪くなり、食材が早く傷む原因にもなります。

【改善策】
家に帰ったらまずは食材を袋から出して、適切な場所に移す習慣をつけましょう。

■2. 定位置を決めていない
冷蔵庫が散らかる大きな原因の1つに、「定位置」を決めずにただ空いている場所にものを置く習慣があります。この無計画な収納は、食材をどこにしまったか忘れたり、奥に埋もれて使い忘れにつながったりする原因です。

次の買い物に行ったあとも、さらにそこに場当たり的に入れ込んでいくので、結果的に冷蔵庫の中がぐちゃぐちゃになってしまいます。

【改善策】
冷蔵庫内の各場所に「何を置くか」のルールを決めましょう。例えば、上段は作り置き、中段は納豆や豆腐などの頻繁に使うもの、下段は肉や魚のストック、というようにざっくりとカテゴリ分けします。

こうして定位置を決めることで、冷蔵庫を開けるたびに「あれはどこ?」と迷う時間がなくなり、食材の把握が格段にしやすくなります。
この小さな工夫で食材の無駄をなくし、効率的に料理ができるようになりますよ。

■3. ドアポケットに詰め込みすぎる
冷蔵庫のドアポケットは、調味料や飲み物の一時置き場として便利ですが、なんでも詰め込みすぎると、開け閉めのたびに中身が倒れたり落ちたりして危険です。

また、ドアポケットは温度変化が激しい場所なので、詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、食材が傷む原因にもなります。

【改善策】
ドアポケットに入れるものを厳選し、必要な調味料やよく使う飲み物だけに絞りましょう。仕切りとなるケースを活用すれば、倒れやすい調味料も安定して収納できます。使いやすさと安全性を両立した収納で、冷蔵庫をすっきりさせましょう。

■4. 容器に入れて中身が見えない
「なぜか散らかる」には理由があった! 冷蔵庫収納の「7つのNG」、あなたは当てはまる?
食品保存には中が見えるものを使う

冷蔵庫収納でありがちなのが、中身が見えない保存方法。不透明な容器に入れると何が入っているか分からなくなります。その結果手が伸びなくなり、気付けば奥で忘れ去られがちに。

【改善策】
冷蔵庫に収納するものは、透明な保存容器に統一するのが効果的です。中身が一目で分かるため、何がどれだけ残っているかをすぐに把握でき、使い忘れを防ぐことができます。

さらに、作り置きや移し替えた調味料には、中身と日付を記載したラベルを貼る習慣をつけましょう。
見た目が似ている調味料は、ラベリングすることで使い間違いがなくなり、冷蔵庫の中もすっきりと整理された印象になります。

■5. 高さや大きさを無視して重ねる
当たり前のようなことですが、冷蔵庫収納でやりがちなのが、小さいものの上に大きなものを置いてしまうこと。下のものが取り出しにくくなるだけでなく、重みでつぶれてしまうこともあります。

特に、豆腐や納豆、ヨーグルトなど、形が崩れやすいものは注意が必要です。また、背の高いものを手前に並べると、奥のものが隠れてしまいがちです。

【改善策】
背の低いものは手前、背の高いものは奥に配置するなど、高さをそろえて収納すると見やすくなります。奥のものに手が届かなくなるのを防ぐために、100円ショップなどで売っている奥行きのあるケースに入れて、引き出しのようにして使うといいでしょう。

■6. 賞味期限切れのものを放置する
冷蔵庫収納のNG習慣として、賞味期限切れの食材を放置することや賞味期限が近いものを奥にしまい込むことが挙げられます。これらは、冷蔵庫の中を不衛生にするだけでなく、食材を無駄にする大きな原因です。

【改善策】
この問題を解決するには、「先入れ先出し」の習慣をつけましょう。新しく買った食材は奥に、賞味期限が近く古い食材は手前に置くというシンプルなルールです。

また、週末など定期的に冷蔵庫の中をチェックし、賞味期限が近いものは「賞味期限切れ近いボックス」を作ってそこに入れて積極的に使うようにしましょう。
この小さな工夫で、冷蔵庫の中を常に清潔に保ちながら食材を効率的に使い切ることができます。

■7. 冷蔵庫をパンパンに詰める
冷蔵庫の隙間がなくなるほど、食材を詰め込んでいませんか? これは、冷蔵庫の冷却機能を低下させ、食材が傷みやすくなる原因になります。冷気の通り道がなくなると庫内全体の温度が均一に保たれず、電気代を無駄に使ってしまうことにもつながります。

【改善策】
冷蔵庫の容量は7割程度に抑えるのが理想です。定期的に中身を整理して、スペースを確保しましょう。買い物に行く前に中の食材をチェックする習慣をつけることで、無駄な買い物を減らせます。

今回は散らかりがちな冷蔵庫収納のNG習慣をご紹介しました。「これ、私だ!」と思うNG習慣がいくつか見つかったのではないでしょうか。冷蔵庫の整理は、一度に完璧を目指す必要はありません。

今回ご紹介したポイントの中から、できることを1つずつ試してみてください。
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「とりあえず」や「後でいいか」をなくすこと。これが、冷蔵庫をすっきりさせて家事を楽にするための最初のステップです。
冷蔵庫の中が整理されると食材の管理が楽になり、料理の準備もスムーズに進みます。

家事全体を効率化するための第一歩でもある「冷蔵庫の収納」、ぜひお試しください。
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