現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:37歳(性別回答なし)
同居家族構成:本人のみ
居住地:新潟県
雇用形態:正社員
年収:400万円
現預金:500万円、リスク資産:330万円

▼リスク資産内訳日本株:230万円
投資信託:100万円

■「おすすめ優待銘柄はイオン」
投資歴は「約6年」、日本株を中心に運用しているという30代の投稿者。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、イオン<8267>だそうです。

イオンの優待の「最大の魅力は、(100株以上の保有で)『オーナーズカード』がもらえること! このカードをイオングループの対象店舗で提示すると、なんと持ち株数に応じてお買い物金額の3~7%が半年ごとにキャッシュバックされる」とあり、「銀行口座に入ってくる数千円のキャッシュバックは、ちょっとしたボーナス感」があると語っています。

以前から「食料品の買い物の際は、週1ペースでイオン系列を使っていたので、『どうせなら株主になったほうが得じゃない?』と気付いたのが購入のきっかけ」だと言い、「もう5年以上保有」しているとのこと。

実際に「週末にマックスバリュで食料品をまとめ買いする際には、オーナーズカードを提示」しており、「数カ月後にはキャッシュバックがある」そう。優待を利用することで「日常の買い物で自動的に得をしている感じがある。特に頑張らなくても、ちょっと節約できている安心感がうれしい。なんとなく買い物上手になった感覚」とコメントしています。

■「日常で使える優待が魅力的」
銘柄選びで重視しているポイントについては「日常で使えること、割引や現金還元など実感しやすい形で優待が受けられること、自分のライフスタイルに合っていること」といった、明確な基準を持っている様子。

イオン以外にも「サンマルクホールディングス<3395>は、(100株以上の保有で)対象店舗での飲食料金20%割引の優待カードがもらえる。
カフェ好きにはたまらない。外出ついでのご褒美カフェに重宝しています」と、気に入っている優待銘柄を挙げています。

今後については「最近気になっているのはヤマダホールディングス<9831>。(100株以上の保有で)対象店舗で家電や日用品を買えるお買物券が受け取れるので、生活密着型の優待銘柄としてチェック中」と、引き続き自分のライフスタイルに合った優待に狙いを定めているようでした。

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