物価高が止まらず、家計への影響が続いています。これまで当たり前のように買っていた、食べていたものも値段が上がってしまい、仕方なく我慢せざるを得ない人も多いはず。


All About編集部は全国10~70代を対象に「物価高で我慢していること」に関するアンケートを実施しました。その中からユーザーのリアルな生活実態を紹介します。

■上質なチョコは買えない……
今回紹介するのは、静岡県に住む38歳女性の生活実態です。

【静岡県在住38歳女性世帯、1カ月の出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・業務形態:正社員
・職業:高齢者福祉・介護
・世帯年収:800万円
・貯蓄:150万円
・家賃(住宅ローン):7万円
・間取り:4LDK
・食費:9万円
・交際費:1万円
・電気代:2万円
・水道代:2500円
・車の維持費:3万円

女性は、物価高によって、以前は当たり前に買っていたものを買い控えたり、完全に買わなくなったりしたものがあるといいます。

「少し高価なチョコレート、酒類、大人の衣類です。特にチョコレートの値段が高騰。普段買うチョコレートも高く、上質なチョコレートは高過ぎて買えない。ほかの食費に影響が出るため」

なかなか手が出しにくい苦しさがうかがえます。

■「冷凍食品より作った方が安い」
物価高による影響は家計だけではなく、スーパーやコンビニで販売されている商品にも及んでいます。販売される商品の価格は変わらないまま内容量が減っていく、いわゆる「ステルス値上げ」はSNSでたびたび話題になります。

女性は「冷凍食品、お弁当に入れるコロッケ類」にステルス値上げを感じているそうで、「数も少なく、小さくなってしまいました」といいます。

しかし、「作った方が安いので買うのをやめました」と、ステルス値上げに不満をもらすことなく、あっさりと自炊を選びました。


そして、物価高の影響で、頻度を減らしたり質を下げたりした「娯楽・趣味」もあるとか……。

「旅行が好きですが、ホテル代や食費、ガソリン代なども高騰しており、泊まりがけの旅行はやめています」

旅行も何とか工夫をして、実現しているそう。

■「食費」だけは削れない
いろいろなことを我慢しなければいけない状況の中、女性は「食費」だけは削りたくないといいます。

「食材の産地などをこだわり、子どもには少しでもいいものを食べさせてあげたいから。また自分の健康も大事にしたいので」

女性のように、節約し我慢をしながらも、何とか自分の大切なものの出費に充てられるようにするバランス感覚が、物価高時代を生き抜くために必要なことなのかもしれません。

<調査概要>
物価高で我慢していることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)

※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。
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