そのような極限状態において、パニックを抑えて適切な行動を取るためのポイントとしては、どれだけスムーズに玄関を突破できるかという「玄関の動線」にあります。
今回は、玄関に備えておくべきアイテムについてご紹介します。
■人感センサー付きライト(乾電池式)
停電した夜間の室内は、想像を絶する暗闇です。玄関に向かった瞬間に自動で足元を照らしてくれる光は、焦りを鎮める「心の灯台」になります。停電時にも使え、壁から外して懐中電灯としても持ち出せる乾電池式を選びましょう。
■防寒コート(着古したものでOK)
災害は季節を問わずやってくる可能性があります。冬場に避難する場合、低体温症が最大の敵。クローゼットに取りに行く時間はなくても、玄関に1枚防寒着となるものが掛かっていれば、靴を履きながらさっと羽織れます。汚れてもいい古いダウンなどが最適です。
■底の厚い靴
割れたガラスや瓦礫が散乱する中を素足で歩くのは危険です。玄関の目立つ場所に、底が厚くしっかりとしたスニーカーなどを置いておきましょう。
■ホイッスル
家が歪んで玄関のドアが開かなくなることもあります。
それができず、家の中に閉じ込められてしまったり、倒壊した家具の下敷きになったりした際、大声で助けを呼ぶのは体力を激しく消耗します。
ホイッスルは全ての部屋に置いてもいいほどのものですが、少なくとも玄関のドアノブ付近にかけておけば、救助者に居場所を知らせる「命綱」になります。
■養生テープと油性ペン
実は意外と使えるのが、養生テープです。セットで油性ペンも準備しておくといいでしょう。何かを仮留めする以外にも、避難時にドアに「〇〇小学校へ避難。全員無事」とメモを貼るために使えます。
家族や救助隊に安否を伝え、二重遭難を防ぐ「重要なコミュニケーションツール」です。
■「避難用リュック」とその中身
避難用の持ち出し品は、やはり玄関に置いておくべきでしょう。避難所や安全な場所で最初の1~2日を生き延びるための装備です。両手を空けるため、必ず背負えるスタイルのものにしてください。
避難用の持ち出し袋に入れておくものの例は、以下のとおりです。
▼命を守る水・食料
飲料水(500ml×2~4本)、ゼリー飲料、羊羹、チョコレート
▼衛生・トイレ
携帯トイレ(3回分以上)、除菌シート、生理用品、おむつ類
▼雨具・防寒
レインコート、折りたたみ傘、アルミブランケット
▼情報・電源
モバイルバッテリー、充電ケーブル、家族の連絡先メモ(アナログ)
▼貴重品・書類
現金(小銭含む)、身分証のコピー、お薬手帳のコピー
▼健康・その他
常備薬、絆創膏、マスク
▼照明となるもの
両手が空くヘッドライトタイプのもの
■玄関を「防災の最前線基地」に
「避難」とは、家というシェルターを捨てて外へ飛び出す、勇気のいる決断です。だからこそ、その決断を支える道具は、押し入れの奥ではなく「逃げ道の動線」に配置されていなければなりません。
今すぐできる対策として、まずは「コートを一着、玄関にかける」ことから始めてみませんか? その小さな準備が、災害の備えに対する意識改革にもなりますよ。









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