物価高が止まらず、家計への影響が続いています。これまで当たり前のように買っていた、食べていたものも値段が上がってしまい、仕方なく我慢せざるを得ない人も多いはず。


All About編集部は全国10~70代を対象に「物価高で我慢していること」に関するアンケートを実施しました。その中からユーザーのリアルな生活実態を紹介します。

■塵も積もれば山となる
今回紹介するのは、千葉県に住む29歳女性の生活実態です。

【千葉県在住29歳女性世帯、1カ月の出費内訳】
・家族構成:既婚(子なし)
・職業:専業主婦
・世帯年収:550万円
・貯蓄:30万円
・家賃(住宅ローン):6万円
・間取り:2DK
・食費:3万円
・交際費:1万円
・電気代:8000円
・ガス代:6000円
・水道代:1万2000円
・車の維持費:5万円

女性は、物価高によって、以前は当たり前に買っていた「コンビニ弁当やカップラーメン」を買わなくなったといいます。

「コンビニ弁当は1個500円以上するので、『塵も積もれば山となる』という感じで、買う回数が多いほど出費がかさむので」

買わなくなった後は、いろいろなスーパーを回って安価な食材を購入したうえで、夫には手作り弁当を持って行ってもらい、女性も家にいる時は自炊をするようになったそう。

■「完全にやめました」
女性はほかにも、物価高の影響でやめた「娯楽・趣味」があるそう。

「居酒屋巡りが好きでしたが、完全にやめました。居酒屋へ行くと5000円以上の出費になり、それが、週1回あったとすると多大な出費になってしまうため。その代わり、Amazonなどで安いお酒を買い、自宅で晩酌するのを趣味にしました」

物価高で、好きなものまで奪われた厳しさがうかがえます。

また最近は、本当は食べたいのに、値段を見て泣く泣く棚に戻した切ない経験もあったそうで……。

「セブン‐イレブンの二郎系ラーメンが大好きなのですが、値段が結構するので食べたいけど、我慢をしたことが何度かあります」

いろいろなことを我慢しなければいけない状況の中、女性は「晩酌のお酒代」だけは削りたくないといいます。

「晩酌をするのが夫婦の楽しみなので、2人の共通の趣味を無理に削ることはしたくないと思います」

ささやかな出費でさえ見つめ直し、節約をしている女性。
その中でも、夫婦で趣味は守り抜こうとしています。このような賢明さが、物価高を乗り越えるのには、必要なのかもしれません。

<調査概要>
物価高で我慢していることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)

※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
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