現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年6月17日に回答があった鳥取県在住65歳女性のケースをご紹介します。


■投稿者プロフィール
ペンネーム:mizumori
年齢性別:65歳女性
同居家族構成:本人、義父
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:鳥取県
リタイア前の雇用形態:派遣・契約社員
リタイア前の年収:250万円
世帯の預貯金:4000万円、リスク資産:6000万円
これまでの年金加入期間:国民年金160カ月(第1号7カ月、第3号153カ月)、厚生年金311カ月、企業年金あり、個人年金保険あり

■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし
老齢厚生年金(厚生年金):なし
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):10万9000円(回答時点、老齢年金受給前)
そのほか(企業年金や個人年金保険など):企業年金1万3000円、個人年金保険約3万円

■「年金だけでは生活できないが、仕方がないと諦めている」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答したmizumoriさん。「年金だけでは生活はできませんが、国の定めたことなので、仕方がないと諦めている」とのこと。

ひと月の支出は「約25万円」。年金だけでは「毎月足りない」ため、足りない分は「義父からの生活費の援助と、貯蓄から月約5万~10万円ほど引き出し」ているそうです。

■「友達とのランチが1000円ほどから2000円超えに」
日ごろの節約については「生活全てが節約で身についているので、特に工夫しているわけではないが、趣味の読書は図書館通いで賄うようになった。ただ、これからは子どもにお金がかかることはないので、自分のためにお金を使っていくつもり」と説明します。

2026年に入ってからは「食費、光熱費、日用品など、生活で必ず必要なものが全て高くなっている。この1年で1.5倍ほどになっている。スーパーでの日々の買い物で、1回の買い物額が増えた感じがする。友達とのランチも、以前は1000円ほどで済んでいたのに、今は2000円を超えることが多くなった」と話します。

それでも削れないのは「健康のためのサプリメントや、美容のための化粧品、ヘアケア用品」で、理由は「加齢に伴う弊害に少しでもあらがいたい」から。よく利用する店はディスカウントスーパーのトライアルとドラッグストアのウェルネスで「スーパーは近くて安く、セルフレジが便利。
ドラッグストアはポイントが3重によくたまる」とのこと。「ドラッグストアでシニア割引を使い、さらにポイント10倍を利用するとお得感が増す」とも言います。

■「預金が減るのも義父の介護が始まるのも心配」
現役時代を振り返ると「収入が多かったときに、もっと個人年金を積み立てておけば、もう少し豊かに暮らせたと思う」というmizumoriさん。

年金生活での楽しみについては「孫の面倒も楽しいですが、自分だけの時間を大切にしたいと思っているので、友人とのランチや旅行などを楽しみたい。時間があるときは、絵画鑑賞が趣味なので、美術史の勉強もしたい」と話します。

最後に「年金収入が少ないので、毎月の生活費用の預金取り崩しで、預金が少なくなっていくのが不安です。また、高齢の義父の介護が始まると、自分の時間がなくなるのも心配です」と語られていました。

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