アメリカでは今、キムチが人気上昇中です。アメリカ人が大好きなチーズや牛肉と相性がよい上にヘルシーということで、ロサンゼルス、サンフランシスコなど西海岸でトレンドに。
食べ方はお米文化の日本や韓国とは違って、アメリカならではの独自路線。そこで、アメリカで人気のキムチを使ったメニューを紹介します。マンネリしがちなキムチの新しい使い方のヒントに!
ピリ辛の仕上がりになるから、夏にもぴったりですよ。
キムチ×フライドポテト

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フライドポテトにキムチ、ソース(マヨネーズとケチャップを混ぜたものやサワークリーム、ランチドレッシングなど)、薬味(長ネギやパクチー)をトッピングしたもの。焼肉をのせたがっつり系もあります。キムチとソースの味がフライドポテトにしみて、ジューシーな味わいに!
おうちで作る場合はファーストフードのフライドポテトや冷凍食品でOK。できるだけ熱々のフライドポテトにトッピングして。
耐熱皿にフライドポテト、キムチ、ソース、とろけるチーズをかけて、トースターで5~6分程度加熱するのもおすすめです。
キムチ×ハンバーガー

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ハンバーガーにキムチを挟むという使い方。ようはピクルスの代わりです。
焼肉でおなじみのキムチと牛肉のコンビ。

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ホットドッグにもキムチをトッピング。ケチャップやマスタードのほか、マヨネーズをかけると味のバランスが整います。
どちらもフードトラックで人気のメニューです。

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アメリカのママの味「マッケンチーズ(マカロニ&チーズ)」。これにもキムチを加えちゃいます。
意外な組み合わせですが、日本人にとっては若干クリーミーすぎる(私の個人的な感想です)マッケンチーズが、キムチの辛さと酸味でピリッとしまります。
ここでもやはりお肉を使うのがおすすめ。作り方はこちらです。
【材料】(2人分)
マカロニ・・・ 200~220g
ベーコン(または牛ひき肉、豚ひき肉)・・・150~200g
オリーブオイル・・・大さじ1/2
にんにくのみじん切り・・・大さじ1/2
キムチ(細かく切る)・・・200g
万能ネギ(小口切り)・・・2~3本
みりん・・・大さじ1/2
小麦粉・・・大さじ1
牛乳・・・250ml
ピザ用チーズ・・・120g
塩、こしょう・・・適量
【作り方】
1. マカロニをゆでます。
2. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて中火で熱し、キムチ、ベーコンを加えて2~3分炒めます。
3. 少しずつ牛乳を加えて混ぜ合わせ、弱火で2~3分煮詰めます。ピザ用チーズを加え(20g程度とっておく)、溶けたところでマカロニを加え、塩、こしょうで味を整えます。
4. 耐熱皿に3を入れ、残りのピザ用チーズをかけて、トースターで5分ほど加熱。万能ネギをちらす。
意外な使い方はほかにもいろいろ

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ピザにもキムチを使います。
ピザ生地にトマトソース、ソーセージやサラミ、キムチ、チーズのせたマルゲリータ風のものから、BBQソースやテリヤキソース、焼肉のタレ、みそなどを使ったアジアンテイストのものまでいろいろ。料理ブロガーの投稿も増えているよう。

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また、アメリカ人が大好きなメキシコ料理にもキムチを。タコスの上にトッピングしたり、ブリトーの具としてキムチチャーハンをサルサ、レタス、チーズ、サワークリームなどと一緒に巻きます。
特にメキシコ系、アジア系アメリカ人の多いカリフォルニアでは、フードトラックやデリメニューとして人気。
うまみ成分たっぷりのキムチは、アメリカンフードとも好相性。
先入観を持たず、キムチの洋風な使い方にぜひチャレンジしてみて。バリエーションが広がるはず!
(レシピ制作:Nora)