仕事中、グチを言いたくなったり、落ち込んでしまうことってありますよね。でも職場で実際にネガティブな言葉を口にしてしまうと、周囲に「後ろ向きな人だなぁ」と思われてしまうことも。
「もともとネクラなので」という人も、ちょっとしたコツを押さえれば、ポジティブな話し方をマスターすることはそう難しくありません。「あの人といるとなんか前向きになれる」と思ってくれる人が増えれば周りに人が集まるようになり、職場全体の仕事へのモチベーションもアップ! そうなれば今よりもっと楽しく仕事ができるようになるはずです。
話し方1:先にデメリット、後にメリットを伝える
たとえば、自分が把握している仕事のことを社内の相手に話すとき「この案件、直しは少ないけど担当者さんのチェックめちゃくちゃ多いんだよね」と説明したとします。すると、聞いているほうは「面倒な仕事なんだな」と仕事へのモチベーションが下がってしまうことがあるかもしれません。
その場合は「この案件、担当者さんがマメな人でチェック項目が多いんだけど、その分完ぺきに仕上がるから直しも少ないんだよね」と言い換えてみましょう。言っていることは同じでも、ずいぶん印象が変わったように感じませんか?
話し方2:ポジティブな言葉に言い換える
なかなか企画が通らない……。自分のがんばりに結果がついてこないこともありますよね。そんなとき同僚に「また同じような結果になるかもしれないけど……。でもやらなきゃ分からないし、がんばろう」と話すより、「なんとなく原因が分かってきたし、次はやりたいことができるようにリサーチに力をいれようと思ってる」と、プラスのことを中心に相手に伝えます。
そうすることで自分自身を鼓舞することになるだけでなく、聞いている相手にも「がんばってるな、俺(私)もがんばろう」とポジティブ思考が伝染し、仕事への姿勢を正すキッカケとなることがあります。
話し方3:肯定する言葉に置き換える
同僚や上司に仕事を頼まれた……。そんなとき、どんな断り方をしていますか? はっきり「できません」とは言いにくいので、「無理かもしれないです」「ちょっと難しいですね」と言葉をにごして応じる人も多いかもしれませんね。
ここにプラス思考の要素をとりいれるなら「あさってまでで良ければ大丈夫です」「今とりかかってる案件がまとまったらやりたいです」など「~できる」「したい」という表現に置き換えてみます。こうした言い方であれば仕事を頼んだ相手も、無理を強いることも申し訳なさを感じることもなく、「じゃあ、また頼む!」と気持ち良くやりとりができるのではないでしょうか。否定から肯定へと言葉を変えるだけで、人に与える印象は大きく変わります。
ポジティブ変換はコツさえつかめば誰でもできます。プラス思考は周囲に伝染して仕事への積極性が増し、チームで仕事をしている人はチームの稼働力があがったり、連携がスムーズになるなどのメリットも……!
職場全体の雰囲気が良くなれば、仕事はもっと楽しくなるはず。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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