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゜*+―+*゜。*。*。゜*+―+*゜。*。*。゜*+―+*゜。*。*。゜*+―<デブ格言>ライスなき単品のラーメン。 それは、デザートである。  -銀子。
*。゜*+―+*゜。*。*。゜*+―+*゜。*。*。゜*+―+*゜。*。*。゜*+―こんにちは、元・体重90kgのオンナ、銀子です。食欲の秋。
この時期は食べても食べ足りない! という方が多いのではないでしょうか。かくいう私もかつては「食欲の秋」、はおろか「食欲の春夏秋冬」。シーズンオフ知らずの90kg選手で、お米を1食で5合、なんて時もありました。せめてシーズンオフとして食欲を抑えられる時節を設けられないものか……と、
ある意味、選手生命をかけ試行錯誤するも効果はナシ。思い悩んだ末、同じくオールシーズン絶賛活躍中の大食漢である父の行動を考察し、自分との共通点を発見したのです。それは、「眠りの質がわるい」ということでした。そうなんです。睡眠を意識するようになってから、少しずつ食欲の暴走が収まったのです。量でいうと、お米がなんと1食で5合がお茶わん1杯までに激減!最終的には食欲異常を引退できるまでになった最終兵器は「睡眠」。つまり「睡眠の改善」です。「睡眠の改善」と「食欲」の関係とは? ちょっとそのメカニズムをのぞいてみましょう。「食べるだけ」では満腹中枢は反応しない!?食欲のブレーキ役ともいえる満腹中枢。
これを反応させるためにはあるホルモンの刺激が必要なのです。その名は「レプチン」。食欲抑制ホルモンといわれ、満腹中枢の刺激のほか、脳が「脂肪を消費しなさい!」と体中に呼びかけるための立て役者となる、何ともイケメンなホルモンなのです。その夜更かしが食欲増進につながるかも!さて、そのイケメン・レプチン。イケメンどころか王子様ですね。彼が少なくなると食欲が増進してしまうのです。では、レプチンが十分に発生しない原因とは?ズバリ、睡眠不足です。つまり、レプチン王子に登場してもらうためのキーのひとつは睡眠。眠り姫になることです。なかには「私、毎日8時間、眠り姫を営んでいます」という方もいらっしゃるかもしれません。そう、何をかくそう、私もそうでした。正確には「眠り姫」ではなく「眠りデブ」ですが。
8時間、長い時は12~13時間以上眠る、それでも眠り足りなかったのです。問題は、睡眠時間ではなく、「眠りの質」でした。長時間睡眠をとっても、眠りが浅ければ睡眠不足と同じ状態になるとか。そこで、私はスマートフォンのアプリで眠りの深さを調べてみました。はたしておデブ女の睡眠の深さは?>>眠っていても眠っていなかった!結果は案の定、長時間の睡眠をとっても、眠りはずっと浅い状態。眠っているつもりでも、実は、「慢性的な睡眠不足」だったのです。眠りを深くするためには睡眠前の入浴で体をリラックスさせたりするなど、いろいろな方法がありますが、ダイエットの面から見て私が重視したことは「就寝3~4時間前は食べ物を口にしない」、ということでした。就寝前の食事は、脂肪がつきやすいだけではありません。食べ物を口にしてしまうと……脳:「お、食べ物が来た。消化吸収を始めてくれ」体:「えっ? もう眠るんだけど……」(しぶしぶ開始)脳:「反応悪いな、もっと頑張れ」体:「……(はあー、今晩も休めないなぁ)」と、表向きは眠っている体の内側でこんなやりとりが行われているのです。つまり、就寝前に食事をしてしまう→ 眠りが浅くなり、睡眠不足になる→ レプチン王子の出番が減り、食欲が満たされないという流れなのです。就寝前の食事が呼び起こす「魔の食欲スパイラル」睡眠不足になるとレプチンの分泌が乱れるだけではなく、食欲増進につながるグリレンという世にも恐ろしい物質が体内で作られてしまうのです。
そして、翌日も食欲が抑えられず、夜遅くまで食べ、眠りが浅くなり、そしてまた翌日も食欲が……という恐ろしい「魔の食欲スパイラル」におちいってしまうかもしれません。以上のことから、質の良い睡眠には食欲抑制の効果が期待できます。レプチンの分泌は睡眠以外にも関係するようですが、ひとまず手軽に始められる方法として、睡眠の質を上げることを意識してみてはいかがでしょうか?就寝前の食事を控えることは、食欲抑制だけではなく、お肌のためにもなったり、朝スッキリ目覚めて仕事の効率が上がったりなど、一石二鳥どころか三鳥、四鳥になるかもしれませんよ。ぜひ、明日から試してみて下さいね。photo by Pinterest
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