「えっと」「てゆーか」「まじで」「うける」「たしかに」……。
みんな、何かしら口癖ってありますよね。
意外とこれが、相手を不快にさせていることがあるのです。はじめが肝心なのに、これでは先が思いやられてしまいますが、すでに仕事に行き詰ってる! と感じている方もじつは多いのでは?
そこで、これを「あのひとこと」に変えるだけで、仕事だけでなく人間関係もスムーズになる秘密の言葉をご紹介いたしましょう。
タイプ別に解決!自分の癖を知って、「○○」と答えよう!まず、ひとつ目のパターンは、「理解が早い人」にありがちな相槌。
頭の回転がはやく、先読みをする力のある人に多い口癖は、「うんうんうんうん」(もしくは、「ふんふんふんふん」)です。
何度も頷いてしまうと嫌でも耳についてしまい、教えていただいている方の気分害してしまいがちです。「うん」のひと言でさえ、友達じゃないんだから……と思われてしまいますしね。
特に、年上男性からの印象が良くないようなので、嫌われたくない上司の前では気を付けてみてください。
この癖の直し方のポイントは、目を見て、頷くこと。説明をうけている間は、資料やデータなどを見ながら話すことが多いので、情報を追いながら「うんうん……」と言葉だけで伝えてしまいがち。
ですが、ここはひとつ口ではなく目で「うんうん…」と伝えてみてください。そして、キリのよいタイミングで「はい」と返事をすればOKです!
「理解のおそい人」にありがちな口癖とは?では次に、「理解のおそい人」にありがちな口癖は、「なるほど」です。
私のまわりでも、部下が「なるほど」と答えていたので、任せておいたら何も分かっていなくて結局イチからやり直し! という悲鳴をよく聞きます。
実は、この「なるほど」という言葉は一見、間違ってないように聞こえるのですが、本来は「なるほど、そうですね」が正しい言葉なので、目上の人に対して使う言葉ではないのです。
つまり、説明を聞きながら「なるほど」ということ自体が間違っているんですね。ちなみにこちらは特に、年上女性からの印象がよくない場合が多いようなので要注意!
それでは、この場合の癖を直すにはどうすればよいかというと……実は、ここでも同じように「はい」ということなんです。
「私、理解してますよ」というアピールをするのではなく、まず「はい」と答えましょう。つまり、返事をします。
そして、キリのよいタイミングで「承知いたしました」と答えれば完璧!
いかがでしたか。タイプ別は違えど、使う言葉は同じ「はい」のひとことでいいのです。
知らぬうちに相手に与えてしまっている不快感を取り除くことで、まず人間関係が変わるでしょう。
すると、間違いなく今までより仕事がうまくいくようになります!
いま、すでに職場でうまくいっていないような気がする人は、ぜひ試してみてくださいね。
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