TVアニメ『機動戦士ガンダム』1979年の放送開始からガンダムシリーズが45周年を迎えることを記念したプロジェクトが始動。バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」により、記念イラストの公開や、全国47都道府県で展開するイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」などの企画が続々展開される。


>>>「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」記念イラストなど見る(画像13点)

ガンダムシリーズは1979年のTVアニメ『機動戦士ガンダム』を起点とする複合コンテンツ。モビルスーツ(MS)と呼ばれる巨大ロボット兵器を用いた、人間同士の戦争を描く。軍事や政治の要素を物語に組み込み、単純な勧善懲悪に留まらない「リアルロボットアニメ」の風潮を生み出した。
また、初代ガンダムと同じ世界観の「宇宙世紀」シリーズとは別世界に属する、格闘技大会で世界の趨勢を決定する『機動武闘伝Gガンダム』(1994年)を初めとするオルタナティブシリーズ(アナザーガンダムとも呼ばれる)などの作品も数多く生み出された。

今回は記念イラストやイベント情報などが発表された。
まずは45周年を記念し、ガンダムシリーズの名シーンを再構築し新たに描き起こしたイラストが順次公開される。

第1弾は『機動戦士ガンダム』より第24話「迫撃!トリプル・ドム」のRX-78-2ガンダムのイラスト。45周年記念ロゴと同じく月をモチーフにしており、新月をガンダムが背負っているレイアウトには、ガンダムシリーズの始まりという意味をこめているという。
記念イラストは、今後も制作されるとのことだ。ご期待を。

またイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」(参加無料)が、2024年6月から全国47都道府県で展開される。イベントタイトルには、大阪・関西万博を開催する2025年に向けて、次なるガンダムの未来をファンとともに創造していくという想いが込められている。

同イベントでは、ガンダムシリーズ45周年記念カラーの1/12サイズのガンダム立像などの作品や商品に関する展示や、サステナビリティ活動「ガンダムR(リサイクル)作戦」などを実施。「ガンダムR作戦」では、プラモデルの使用済ランナー(枠の部分)を回収するイベント特別仕様のBOXにLED画面を搭載し、SNSを通じて集まったメッセージをファンの想いとして映し出す。メッセージは、大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」関連の施策にも活用される。
シリーズの作品を劇場で上映する企画「ガンダムシネマフェス」も同企画の一部開催地域に連動して実施予定だという。
そして、2025年春には東京・大阪で「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」の大型イベントを開催。全国のガンダムファンの想いをいよいよ始まる大阪・関西万博へ、そしてさらなる未来へとつなげていくとのことだ。


さらに「ガンダムGWXシリーズ30周年プロジェクト」も展開。
これは、1994年にTV放送を開始した『機動武闘伝Gガンダム』が30周年を迎えたことを記念し、宇宙世紀以外の世界観を描いたオルタナティブシリーズの先駆けとして放送された3作品『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』『機動新世紀ガンダムX』の周年企画となる。
プロジェクトの実施を記念して、3作品の主人公ドモン・カッシュ、ヒイロ・ユイ、ガロード・ランの3人がタキシードに身を包んだ特別な記念イラストを公開。今後3年間にわたって様々な周年企画が実施される。
2024年は『機動武闘伝Gガンダム』の周年企画を展開予定で、まずはゴッドガンダムをモチーフにした30周年ロゴのほか、新たなキャラクターの開発中デザイン画が公開された。続報は今後公開予定。


そしてガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」と動画配信サイト「バンダイチャンネル」では「ガンダムシリーズ45周年 スペシャル配信」が公開中。
ガンダムシリーズ45周年にまつわる最新情報を番組内で初解禁したほか、松澤ネキがMCを務め、ガンダムシリーズを代表する3名のキャスト、古谷徹(『機動戦士ガンダム』アムロ・レイ役)、関智一(『機動武闘伝Gガンダム』ドモン・カッシュ役)、市ノ瀬加那(『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スレッタ・マーキュリー役)が出演するコーナー「ガンダム主人公○○なハナシ!」も楽しめる。

今後の展開を見逃したくない方は、「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」公式サイトなどを随時チェックしていただきたい。

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