水樹奈々＆宮野真守＆林原めぐみ＆angelaら集結！キングレコード「KING SUPER LIVE 2018」レポート

水樹奈々、宮野真守、林原めぐみ、angelaらキングレコードに所属する声優・アニソンアーティスト全18組が出演したフェス「KING SUPER LIVE 2018」（略称：キンスパ）が、9月24日に東京ドームにて開催された。約5時間におよぶ大ボリュームの公演は、約37,000人を動員する大熱狂の一夜となった。オープニングを飾ったangelaは、1曲目「Shangri-La」から客席とともに熱唱。「全力☆Summer!」では早速のコール＆レスポンスが沸き起こり、お祭りモードの一夜が開演したことを告げる。2018年初頭の話題をさらったデジタルサウンドで登場した上坂すみれは、キュートな振り付けの「POP TEAM EPIC」をはじめ、「ヤバい○○」「Inner Urge」で会場を魅了した。 上坂すみれミス・モノクロームに続いた堀江由衣は、バルーン型気球から観客に手を振りつつ「PRESENTER」「YAHHO!!」で盛り上げる。「Love Destiny」を合図にした“『シスター・プリンセス』ゾーン”では、can/gooが「まぼろし」、Pritsが「Sakura Revolution」「Private Emotion」で沸かせた。保志総一朗、内田雄馬、板垣奏太郎、鮎川麻弥と繋いだのち、「真実の黙示録」を披露したのは高橋洋子だ。大ヒット曲「魂のルフラン」では、『エヴァンゲリオン』の劇中アイテム「ロンギヌスの槍」を手にしたパフォーマンスも披露する。ド派手な爆発音とともに現れた林原めぐみは「Give a reason」「サクラサク」で客席を煽り、「10代から50代以上までが一堂に会して盛り上がれるこの場所は、まるでアミューズメントパーク」と挨拶。すべての世代に向けて、自身50歳の節目に作詞した「Fifty」でその魂を見せつけた。林原めぐみイントロで大きな歓声があがった水瀬いのりは「Starry Wish」を感情いっぱいに歌い上げたほか、「アイマイモコ」「Ready Steady Go!」も歌唱。蒼井翔太は和楽器とギターサウンドが印象的なロックナンバー「零」などで盛り上げ、フロートに乗ってアリーナ外周に登場した小倉唯は「Honey Come!!」で大きな「はにかむ」コールを集める。「ETERNAL WIND ～ほほえみは光る風の中～」などで心地よい風を吹かせた森口博子に続き、宮野真守はセンターステージのPOP UPから登場した。歌手デビュー10周年を記念した「EXCITING!」ではセクシーなダンスパフォーマンスで魅了し、「テンペスト」では包み込むような美しい歌声を披露。「心の限り叫ぼうぜ！」と歌唱した「SHOUT!」では、フロートに乗り込み笑顔いっぱいのコール＆レスポンスでも盛り上げた。宮野真守全18組のトリを務めた水樹奈々は「Pray」「SCARLET KNIGHT」を歌い上げ、3曲目は宮野とともに「結界／水樹奈々 feat. 宮野真守」をライブ初披露。本編最後の「TESTAMENT」ではカウントダウンの掛け声が上がり、炎が上がるステージで熱唱する水樹に観客も全力で応えていた。 水樹奈々アンコールでは「キンスパ」恒例のコラボゾーンへ。『ポプテピピック』第1話OPのドロップスターズ（小倉、上坂、水瀬）による「Twinkling star」を皮切りに、鮎川と森口による『機動戦士Zガンダム』OPメドレー、angelaと宮野、蒼井、内田による「革命デュアリズム」、堀江と水樹による「未来形アイドル」と怒涛のパフォーマンスが繰り広げられた。angelaと宮野、蒼井、内田による「革命デュアリズム」出演アーティストが集合した挨拶ののち、最後に披露されたのは「残酷な天使のテーゼ」。高橋による冒頭のソロ歌唱に続き、キャノン砲の金テープが舞う中で全員が楽しそうに歌い上げ締めくくった。「KING SUPER LIVE 2018」は今後、9月30日に台湾、10月14日に上海での開催を予定している。初の海外公演も注目のステージとなっていきそうだ。「KING SUPER LIVE 2018」9月30日（日）台湾・国立体育大学体育館（林口体育館）出演：angela、上坂すみれ、小倉 唯、高橋洋子、水樹奈々、水瀬いのり、宮野真守、森口博子（五十音順） 10月14日（日）上海・メルセデスベンツアリーナ出演：angela、上坂すみれ、小倉 唯、高橋洋子、堀江由衣、水樹奈々、宮野真守（五十音順）「KING SUPER LIVE 2018」photo：kamiiisaka