映画「プリキュア」歴代55人が勢揃い！ 1万人集客のパレード＆声優陣登壇の舞台挨拶レポ

『映画HUGっと！プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が、10月21日、横浜グランモール公園にて完成披露パレード、横浜ブルク13にて完成披露舞台挨拶を開催。イベントには『HUGっと！プリキュア』から引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、田村奈央、『ふたりはプリキュア』から本名陽子、ゆかなが出席。ゲスト声優の宮野真守と山本美月を加えて、歴代プリキュア55人も勢揃いした。完成披露パレードでは55人のプリキュアに、引坂が「本当に圧巻です！こんな貴重な機会をいただけて嬉しいです！」と喜び、本名は「まさに、ぶっちゃけありえなーい！といった気持ちです！」とおなじみの台詞で反応。宮野は「皆さん本当カラフルで可愛くて…。1人だけ男子でここに参加できて幸せです」と女性ばかりの状況に笑顔を見せ、山本は「圧巻です。一人ずつと写真とりたいです…！」とファンならではのコメントを寄せる。そしてフォトセッション後のダンスパレードは、1万人もの観衆が会場を埋め尽くす盛況に。プリキュアたちがダンスや名乗りを交えて進むと、子どもたちが曲に合わせて踊る様子も見られ、通りすがりの人々も揃って立ち止まるなど多くの関心を集めていた。場所を横浜ブルク13に改めた完成披露舞台挨拶には、パレードから引き続き声優陣、そしてキュアエールとキュアブラックが登壇した。『はぐプリ』チームの5人が揃って映画に登場するのは今回が初めてということで、本泉は「パワーアップしたところを感じていただけると思います！」とアピール。引坂も「それぞれの色んな部分がパワーアップしています」と賛同し、小倉は「2回アフレコがあったんですが、最初はシリーズ始まったばかりの1回目で私たちにも距離がありました。2回目は私たちの距離も縮まって、リラックスしてできました」と述べる。また『ふたりはプリキュア』チームの2人からは、「実は、一番最初の『ふたりはプリキュア』のあのロゴが映画でかかるのは初めてなんです」と驚きの告白も飛び出す。本名が「マックスハートではあるんですけどね」と続けると、ゆかなが「女児向けアニメで劇場版一本掛け、という前例がなく、その記念すべき1作目にプリキュアが選ばれたよと知ったのが、1年目の終わりごろでした」との経緯を明かし、「もうこれだけで3日くらい語れる…！」と『プリキュア』への深い愛情をうかがわせた。そして15年前に『ふたりはプリキュア』を見ていたという宮野は、「20ちゃいのときに観てました。（笑）」とおどけつつも、「かわいい女の子がボコバコ肉弾戦で衝撃を受けましたが、それが格好良かった！すでに声優として仕事をしていたので、声優仲間が出ていたりすると、僕もあの小さい妖精で出れたりしないかなと淡い期待を抱いていました。そしたらこんなすごいタイミングで、妖精というかもうてるてる坊主みたいなやつで出ることができました」と、念願の出演であったことをトーク。山本は「今回映画で大人のお姉さんとして出てくるんですが、心の中ではいつまでもプリキュアと同年代の気持ち。いつのまにプリキュアを追い越しちゃったんだろうって。出演が決まってとっても嬉しかったのですが、ただのファンなので、絶対プリキュアの世界を壊しちゃう！と不安でした」との心境を語り、引坂と本名に芝居を褒められると「皆さん優しすぎます！」と頭を抱えるリアクションを取っていた。最後には、本名が「皆さんお待ちかねのオールスターズが始まります！お楽しみに！」と呼び掛け、引坂は「皆さんのプリキュアとの想い出を思い出しながら映画を観ていただければ楽しいと思います！」とメッセージ。満席の客席から溢れんばかりの拍手が起こるなか、イベントの幕が閉じられた。『映画HUGっと！プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』は、10月27日より公開。(C)2018 映画HUGっと！プリキュア製作委員会