日本では毎クール大量のアニメ作品が放送されていますが、それを支えているのが豊富なマンガ原作です。現在放送中のアニメや、今後のラインナップを見ても、マンガ原作の作品が多数を占めています。そこでアニメ!アニメ!では、2018年上半期に引き続き「アニメ化してほしいマンガは?」アンケートを実施しました。まだアニメ化されていない作品を対象とし、連載が続いている未完の作品と、すでに完結している作品の2部門に分けました。11月4日から11月11日までのアンケート期間中に250人から回答を得ました。男女比は男性約54パーセント、女性約46パーセントとほぼ同数。年齢層は19歳以下が約37パーセント、20代が約40パーセントと若年層が中心でした。続いて完結作品編の結果を発表します。■『クロスボーン・ガンダム』上半期に続いてトップに1位は『機動戦士クロスボーン・ガンダム』。支持率は約4パーセントでした。本作は原作・富野由悠季、作画・長谷川裕一によって1994年に「月刊少年エース」で連載がスタート。現在は続編『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』が「月刊ガンダムエース」にて連載中です。『クロスボーン・ガンダム』は『機動戦士ガンダムF91』の後の世界を舞台にしており、長年アニメ化が望まれている人気作。「スーパーロボット大戦」シリーズなどのゲームには参戦しており、プラモデルも発売されています。アニメ!アニメ!のアンケートでは2015年と2018年上半期でトップに輝いており、根強い人気を見せました。2位は『彼方のアストラ』、『PSYREN -サイレン-』、『惑星のさみだれ』の3作品が同順位でした。『彼方のアストラ』は「少年ジャンプ+」、『PSYREN -サイレン-』は「週刊少年ジャンプ」、『惑星のさみだれ』は「ヤングキングアワーズ」連載作品です。いずれも2018年上半期ランキングで上位に食い込んだ作品です。未完結作品編とは異なり、完結作品編はこれまでのアンケートでも票を集めた作品が目立ちます。また前回のアンケートで同率8位だった『からくりサーカス』と『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』は、その後テレビアニメ化が決定しました。連載終了から長い時間が経った作品が映像化されることも多いため、今回ランクインした作品の中からアニメ化作品が生まれるかもしれません。来年のアンケートでは順位にどんな変化が出るのかにも要注目です。■ランキングトップ3[アニメ化してほしいマンガは? 完結作品]1位 『機動戦士クロスボーン・ガンダム』2位 『彼方のアストラ』2位 『PSYREN -サイレン-』2位 『惑星のさみだれ』(回答期間:2018年11月4日~11月11日)■全体ランキング[アニメ化してほしいマンガは? 完結作品]1位 『機動戦士クロスボーン・ガンダム』2位 『彼方のアストラ』2位 『PSYREN -サイレン-』2位 『惑星のさみだれ』5位 『AIの遺電子』5位 『エデンの檻』5位 『L・DK』5位 『汚物は消毒です』5位 『海皇紀』5位 『キャタピラー -CATERPILLAR-』5位 『新約「巨人の星」花形』5位 『背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~』5位 『総合タワーリシチ』5位 『天使とアクト!!』5位 『バチバチ』5位 『星野、目をつぶって。』(回答期間:2018年11月4日~11月11日)