2018年も数多くのアニメが放送・公開された年でした。TVアニメは毎クール約50本以上がオンエアされ、劇場アニメもオリジナルからTVシリーズの映画版まで、バラエティ豊かな作品が揃いました。アニメ!アニメ!では昨年に引き続き、今年もアニメ総選挙を実施しました。2018年を振り返って「一番活躍したと思う声優」と、読者個人がお薦めする「一番“推せた”声優」についての読者アンケートを行いました。11月19日から12月13日までのアンケート期間中に約3,000人から回答を得ました。男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約57パーセント、20代が約26パーセントと若年層が中心でした。続いては「一番活躍したと思う男性声優」の結果を発表します。■トップは梶裕貴さん 中間結果からトップを独走1位は梶裕貴さん。支持率は約16パーセントで、中間結果からトップを維持しました。2018年は『進撃の巨人 Season 3』のエレン・イェーガー、『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』のメリオダスなど、数々のテレビアニメや映画で主人公を担当。主演以外にも『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍を推す声も多数寄せられています。読者からは「とにかく声を聞かない日がなかった」や「いろいろなアニメイベントに行くと、いつも梶さんがいました」というコメントが集まっています。声優以外にも書籍の出版やテレビ番組への出演、朗読劇に学園祭のトークショーなど幅広い分野で大活躍。「さまざまなことにチャレンジしてるんだなと感じます」という声もありました。2位は宮野真守さん。支持率は約12パーセントでした。宮野さんもアニメ映画『GODZILLA』シリーズや『シュタインズ・ゲート ゼロ』などで主人公を担当。秋の映画『プリキュア』では敵役を演じていることや、現在放送中の『ゾンビランドサガ』で謎のアイドルプロデューサーを演じていることを挙げる意見もありました。ファンからは「『ファンタスティック・ビースト』や『グリンチ』など、海外作品の吹き替えでも活躍しているから」というコメントが多かったです。さらに2018年はアーティスト活動10周年でもあり、「FNS歌謡祭」への出演を祝福する声も。「声優の仕事を大切にしつつ、あらゆるジャンルに挑戦して、それを声優としてのレベルアップにつなげているところがすごい」と、真摯な姿勢が人気の理由です。3位は神谷浩史さん。支持率は約9パーセントでした。今年もさまざまな作品でメインキャラを担当。とくに待望の映画化となった『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』と、劇場でイベント上映された『続・終物語』。長年演じてきた人気シリーズ2作品がファンにとって印象深かったようです。ナレーションやアーティスト活動、朗読劇なども人気を博しており「今まで以上に仕事の幅を感じることができた」というコメントも寄せられています。注目は16位の古谷徹さん。『名探偵コナン ゼロの執行人』の安室透役をイチオシに上げる声が多かったです。映画の興行収入が全世界合計で100億を超えたことや、安室が「DIMEトレンド大賞」ベストキャラクター賞に選ばれたことを祝福するコメントもありました。「活躍したと思う男性声優」にはアニメでメインキャラクターを演じているだけでなく、幅広い分野で活動している面々が選ばれました。さまざまな仕事にチャレンジする姿も、ファンの心に残っているようです。次回は「一番活躍したと思う女性声優」の結果を発表します。■ランキングトップ10[一番活躍したと思う男性声優]1位 梶裕貴2位 宮野真守3位 神谷浩史4位 杉田智和5位 斉藤壮馬6位 松岡禎丞7位 内田雄馬8位 石川界人9位 岡本信彦10位 福山潤(回答期間:2018年11月19日~12月13日)■ランキングトップ20[一番活躍したと思う男性声優]1位 梶裕貴2位 宮野真守3位 神谷浩史4位 杉田智和5位 斉藤壮馬6位 松岡禎丞7位 内田雄馬8位 石川界人9位 岡本信彦10位 福山潤11位 中村悠一12位 櫻井孝宏13位 梅原裕一郎13位 前野智昭15位 小野大輔16位 古谷徹17位 下野紘18位 島崎信長19位 上村祐翔20位 山下大輝(回答期間:2018年11月19日~12月13日)