日本では毎クール大量のアニメ作品が放送されていますが、それを支えているのが豊富なマンガ原作です。現在放送中のアニメや、今後のラインナップを見ても、マンガ原作の作品が多数を占めています。そこでアニメ!アニメ!では、2018年下半期に引き続き「アニメ化してほしいマンガは?」アンケートを実施しました。まだアニメ化されていない作品を対象とし、連載が続いている未完の作品と、すでに完結している作品の2部門に分けました。7月6日から7月13日までのアンケート期間中に273人から回答を得ました。男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約30パーセント、20代が約35パーセントと若年層が中心でした。■トップは「ゼロの日常」安室透の素顔が見たい!1位は『名探偵コナン ゼロの日常』。支持率は約30パーセントで、昨年の2位からトップに輝きました。本作は『名探偵コナン』の公式スピンオフ。人気キャラクター・安室透が主人公で「青山剛昌先生の監修が入っているため、『コナン』のスピンオフとして安心して楽しめます。作画も美しく、安室さんの活躍から目が離せません!」や「古谷徹さんの声も好きなので聞きたいです」とアニメ化が望まれています。2位は『うらみちお兄さん』と『憂国のモリアーティ』が同票。支持率は約3パーセントで、『うらみちお兄さん』は昨年12位、『憂国のモリアーティ』は昨年4位でした。『うらみちお兄さん』は「子供番組の司会(体操のお兄さん)なのにすごくネガティブなお兄さんがすごく面白いから」とブラックな笑いが人気。PVでは主演を神谷浩史さんが務めており、そのほかのキャストも人気声優陣が集結しています。「豪華声優のキャラボイスがスゴすぎで、今すぐにでもアニメ化ができるほどの面白さ!」という声もありました。『憂国のモリアーティ』は「シャーロック・ホームズ」シリーズが原案であり、「シャーロックホームズの敵役であるモリアーティ教授が主人公。その発想が面白い」と意外な設定が好評です。「ミュージカル化して、舞台化も決まったので、この勢いのままアニメ化してほしい!」とメディアミックスを求めるコメントが多かったです。全体ランキングでは『シャアの日常』や『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』など、人気シリーズのスピンオフが目立ちます。また『薬屋のひとりごと』のような小説のコミカライズや、『世界一初恋』のようにすでにアニメ化された作品の続編を求めるコメントも見られました。中には『かくしごと』のようにアニメPVが制作された作品もあります。なお前回のアンケートではトップ10に入った『映像研には手を出すな!』や『Dr.STONE』のアニメ化が決定しました。今回の作品の中にもアニメ化が控えている作品が含まれているかもしれません。次回は完結作品編の結果を発表します。こちらもお楽しみに。■ランキングトップ10[アニメ化してほしいマンガは? 未完結作品編 2019年上半期]1位 『名探偵コナン ゼロの日常』2位 『うらみちお兄さん』2位 『憂国のモリアーティ』4位 『シャアの日常』5位 『俺様ティーチャー』5位 『薬屋のひとりごと』5位 『呪術廻戦』5位 『世界一初恋』5位 『魔王城でおやすみ』10位 『ダンジョン飯』10位 『トニカクカワイイ』10位 『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』10位 『煉獄に笑う』(回答期間:2019年7月6日~7月13日)次ページ:ランキング20位まで公開■ランキングトップ20[アニメ化してほしいマンガは? 未完結作品編 2019年上半期]1位 『名探偵コナン ゼロの日常』2位 『うらみちお兄さん』2位 『憂国のモリアーティ』4位 『シャアの日常』5位 『俺様ティーチャー』5位 『薬屋のひとりごと』5位 『呪術廻戦』5位 『世界一初恋』5位 『魔王城でおやすみ』10位 『ダンジョン飯』10位 『トニカクカワイイ』10位 『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』10位 『煉獄に笑う』14位 『アクタージュ act-age』14位 『オリエント』14位 『かくしごと』14位 『錦田警部はどろぼうがお好き』14位 『新米姉妹のふたりごはん』14位 『退魔師と悪魔ちゃん』14位 『地獄楽』14位 『風都探偵』14位 『プラチナエンド』14位 『フロアに魔王がいます』14位 『ランウェイで笑って』14位 『リィンカーネーションの花弁』(回答期間:2019年7月6日~7月13日)