
『クレヨンしんちゃん』は1990年に「漫画アクション」で連載がスタート。1992年にTVアニメが放送されて以来、長年愛され続けている国民的アニメシリーズだ。
映画28作目となる最新作『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は、描いたものが動き出す「ミラクルクレヨン」と「ラクガキたち」がストーリーの鍵を握っている。
地上のラクガキをエネルギーにして浮かぶ王国・ラクガキングダム。ところが地上では近年ラクガキが減り、王国は崩壊の危機に直面していた。
王国軍は国の命運をかけて無理やり人間にラクガキをさせるウキウキカキカキ作戦を決行。地上への進撃を開始する。
ラクガキングダムの姫は、決死の覚悟で王国の秘宝・ミラクルクレヨンを地上へ託すが、選ばれたのはしんのすけだった。
しんのすけが描くのは、二日目のおパンツのブリーフ、憧れのななこおねえさんを描いたはずが本物とは似ても似つかぬニセななこ、そして頼りにならない救いのヒーロー・ぶりぶりざえもん。しんのすけとラクガキたちが“ほぼ四人の勇者”となり、世界を救うために奮闘する。
ティザービジュアルは、クレヨンや色鉛筆を画材に用いた優しいタッチが特徴的だ。このデザインはイラストレーター・マンガ家の久野遥子が担当した。