長編アニメーション映画『さよなら、ティラノ』(2020年初夏ロードショー)より、坂本龍一による神秘的な劇中音楽が流れる予告編がお披露目となった。この予告編で、ハナレグミ&コトリンゴが歌うエンディング曲「楽園をふたりで」も公開され、ハナレグミ&コトリンゴ、および作詞の坂本慎太郎からコメントが到着した。『さよなら、ティラノ』は、宮西達也の累計200万部をこえる絵本シリーズを原作とする長編アニメーション映画だ。劇場版『名探偵コナン』シリーズを多く手掛ける静野孔文監督と、日本が誇るアニメーションスタジオ・手塚プロダクションのタッグによる制作陣だけでなく、音楽を坂本龍一が担当することでも注目されている。このたび公開された予告編は、最強なのに暗闇が怖がるティラノサウルス“ティラノ”と、飛べないが希望を抱いて生きるプテラノドンの少女“プノン”が出会い、「天国」を目指して大冒険を繰り広げる本編の一端をとらえたもの。アニメ映画の音楽を手掛けるのは、1987年公開の『王立宇宙軍 オネアミスの翼』以来実に33年ぶりになるという坂本龍一による楽曲も初披露され、“ティラノ”と“プノン”の大冒険を壮大かつ神秘的に盛り上げている。さらに、予告編ではハナレグミ&コトリンゴが歌う、優しい歌声に癒されるエンディング曲「楽園をふたりで」も明らかに。サウンドトラックの配信は4月15日からスタートする予定だ。映画『さよなら、ティラノ』は、2020年初夏に全国公開。<以下、コメント全文掲載>【ハナレグミ】コトリンゴさん坂本慎太郎さんが作った素晴らしい楽曲を歌いこなすのは、僕にとっての大きな冒険でした。この作品に参加できたことをとても光栄に思います!ティラノを真っ直ぐ見つめるプノンの目あの目を僕はまっすぐ見つめ返すことができるかな?そんなことを思いながら映画を見ていました。 【コトリンゴ】映画を観た後に、この物語と共に恐竜たちの生きる景色がまた浮かぶと良いなと思いながらアレンジしていきました。坂本龍一さんのメインテーマを手掛かりに、何度もやり取りをさせていただく過程で、印象的だったのはモチーフを発展させていくことでした。坂本慎太郎さんが物語に溢れる想いを言葉に紡いでくださり、大きく力強い身体だけれど、繊細な心を持つティラノのイメージにぴったりのハナレグミさんの声が、素晴らしく表現してくださいました。【坂本慎太郎】脚本とコトリンゴさんのデモ音源から受けたイメージを、なるべく素直にシンプルな言葉で表現するよう努めました。作品のエンディング曲として自然に溶け込むことができれば嬉しいです。『さよなら、ティラノ』【公開日】2020年初夏【出演】三木眞一郎 石原夏織 悠木 碧 小西克幸 井上喜久子 森川智之 檜山修之 宮西達也/石塚運昇【スタッフ】原作:宮西達也 ティラノサウルスシリーズ『ずっとずっといっしょだよ』ほか(ポプラ社刊)監督:静野孔文(劇場版『名探偵コナン』シリーズ)音楽:坂本龍一アニメーション・ディレクター:江口摩吏介脚本:佐藤 大 うえのきみこ 福島直浩アニメーション制作:手塚プロダクション製作:MediaCastle Corp.エンディング曲 『楽園をふたりで』 ハナレグミ & コトリンゴ作詞:坂本慎太郎作曲:コトリンゴプロデュース:コトリンゴ & 坂本龍一(commmons / Avex Entertainment Inc.)(C)2018 "My TYRANO” Film Partners