花澤香菜＆花江夏樹＆早見沙織、少女が見た戦争描く「あとかたの街」マンガパートに出演！“もうこんなことは起きてはならない”

8月14日にBSプレミアムにて放送される『ドラマ×マンガ「あとかたの街 ～12歳の少女が見た戦争～」』のマンガパートに花澤香菜、花江夏樹、早見沙織の出演が発表。あわせてコメントが到着した。本作は、1人の女性マンガ家が、当時12歳だった母親の戦争体験を作品として完成させるまでの日々を描いた番組。主人公のモデルは、漫画家・おざわゆき。彼女が描き日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞した『あとかたの街』を随所に織り交ぜながら進行する新感覚のドラマとなる。マンガパートの出演者には、花澤香菜、花江夏樹、早見沙織が発表。花澤は、主人公・あい、花江はあいが思いを寄せる男の子・洋三、早見は、あいの親友・花の声を演じる。3人からは、コメントも到着している。『ドラマ×マンガ「あとかたの街 ～12歳の少女が見た戦争～」』は、2020年8月14日よりBSプレミアムにて放送。＜以下、コメント全文掲載＞花澤香菜 コメント少女がその時何を見て何を想いどんな経験をしたのか、しっかりと寄り添いながら演じさせていただきます。私自身、彼女を通して戦争をより身近に感じ、もうこんなことは起きてはならないのだと胸に刻む機会になると思います。花江夏樹 コメント洋三は、正義感が強い男の子。出会った時は悪ガキですが、徐々にひとつの家族のようになって、あいを支えます。人が人として扱われにくかった時代、洋三ならではの言葉であいを励ますシーンが印象的。実際の戦争を生きたキャラクターを演じるのは初めてで、本当にこんなことがあったんだと、実が引き締まる思いです。早見沙織 コメントドラマ×マンガ、二つの世界で描かれる人々の日常。私はマンガの中で描かれる、あいの友人の花という少女の声を担当させていただきます。戦争によってじわじわと形は変わっていくけれど、未来に思い馳せる少女の姿がそこには確かにありました。二つの世界は遠いようで、とても近くにあるのかもしれません。幅広い世代の方に見ていただきたい作品です。＜放送予定＞2020年8月14日（金）午後9時59分～10時58分＜ＢＳプレミアム＞＜原案・漫画提供＞おざわゆき（「あとかたの街」）＜脚本＞ 政池洋佑＜出演＞ ドラマ：木村多江 桐山漣 吉行和子 ほかマンガ：花澤香菜 花江夏樹 早見沙織 ほか＜演出＞ 小山靖史・伊東亜由美（NHK エンタープライズ） ＜プロデューサー＞ 平体雄二（スタジオブルー）＜制作統括＞嘉悦登（NHK） 小山靖史（NHK エンタープライズ）【あらすじ】マンガ家のおざわゆき（木村多江）は、50歳を目前にして初の連載マンガを手がけることになった。テーマは、当時12歳の少女だった母の戦争体験。さっそく、編集者の佐藤（桐山漣）とともに、名古屋に住む母・あい（吉行和子）を訪ねて取材を始める。あいが語り出したのは、まさかの“恋バナ”。戦時中とは言っても、恋愛があり、家族のだんらんもあったことに、ゆきと佐藤は驚く。しかしそうした“当たり前の暮らし”は、空襲によって一変する。親友も好きな男子も命を落とした。その記憶を母にどこまで聞いていいのか悩むゆき。意を決して名古屋に向かう。そこで語られる現実は想像以上の過酷さだった。火の海と化した街…。だが、あいは、家族とともに必死に生き抜いていた。（C） おざわゆき／ 講談社