「SPY×FAMILY」を見る前に！声優・早見沙織の“演技”を堪能できるアニメ5選

4月9日（土）よりスタートするTVアニメ『SPY×FAMILY』で、ヒロインのヨル・フォージャー役を務める早見沙織さん。透明感ある声が特徴的で、その声を活かした癒し系キャラクターはもちろん、ちょっぴり毒のある小悪魔的キャラ、クールキャラなど、さまざまな役を演じられています。今回アニメ！アニメ！では、そんな早見さんの色んな声が堪能できるアニメを、5作厳選して紹介します。■『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ『鬼滅の刃』は、2016年11月から2020年5月まで「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載された吾峠呼世晴によるマンガが原作のTVアニメ。2019年4月よりTVシリーズ第1期『竈門炭治郎 立志編』、2020年10月より劇場版『無限列車編』、2021年10月より劇場版を再構成したTVシリーズ『無限列車編』を展開。そして2021年12月から今年2月にかけた放送されたTVシリーズ第2期『遊郭編』の最終話にて、続編となる『刀鍛冶の里編』のTVアニメ化を発表しました。早見さんが演じるのは、炭治郎らが所属する鬼殺隊の最上級剣士が集められた「柱」のひとりで、「蟲柱」の称号を持つ胡蝶しのぶ。つねに微笑みを浮かべ、丁寧な口調で話すおしとやかなキャラクターで、早見さんの声がぴったりハマっています。もちろん「柱」としての戦闘能力はピカイチ。淡々と声色を変えず鬼を挑発する“サイコパス”なセリフにはゾクッとしてしまうでしょう。また、同じ「柱」である冨岡義勇を煽るような会話、伊之助や善逸を奮い立たせるシーンなど、彼女の人柄の面白さが垣間見えるストーリーも注目です。■『魔法科高校の劣等生』司波深雪『魔法科高校の劣等生』は、佐島勤が手がける小説が原作。魔法師として“ある欠陥”を抱える劣等生の兄・司波達也と、完全無欠の魔法師として讃えられる妹・深雪を中心に、魔法科高校で巻き起こる事件を描いています。現在までシリーズ40冊を刊行・シリーズ累計発行部数は2,200万部を突破し、TVアニメ化、劇場版アニメやゲーム化、グッズ製作など幅広く展開。2022年1月には、アニメ『魔法科高校の劣等生』の続編制作が発表されました。早見さんが演じる深雪は、非の打ち所がない優等生であり校内一の美貌の持ち主。兄の達也を敬愛しており、その行きすぎた思いが時に暴走してしまうこともある、重度の「ブラコン」です。兄に対しては常に柔らかい表情を見せる一方、兄を見下した者は敵とみなし、情け容赦のない態度を取るという冷徹な一面も。そんなギャップある演技が楽しめます。また、ファンが呼ぶ本作の略称「さすおに」のもととなっている、「さすがはお兄様です！」のセリフもお聞き逃しなく。■『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』新垣あやせ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』は、著・伏見つかさ、イラスト・かんざきひろがタッグを組み、2008年8月より電撃文庫にて刊行開始。ごく普通の男子高校生・高坂京介が、茶髪にピアスのいまどきの女子中学生でモデルも務める容姿端麗な妹・桐乃から、とある“人生相談”を持ちかけられて始まるラブコメ作品です。2010年10月にはTVアニメ第1期、2013年4月には第2期が放送されました。早見さんが演じたのは、桐乃の同級生で親友の新垣あやせ。桐乃と同じくティーンズ誌のモデルをしており、明るく人当たりも良い礼儀正しいキャラなのですが、思い込みが激しい一面もあり、桐乃の秘密を知ってしまったことで「ヤンデレ」化してしまうことも……。“恐怖”を感じた視聴者も少なくないであろうあやせの豹変ぶりをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。■『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』雪ノ下雪乃『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』は、渡航によるライトノベル作品が原作。ひねくれ高校生の主人公・比企谷八幡が「奉仕部」に入部して、学校一の美少女・雪ノ下雪乃らとともにまちがいだらけの青春を繰り広げていくストーリーが展開。アニメはこれまでに、TVシリーズ第1期が2013年4月～6月、第2期が2015年4月～6月、そして“完結編”となる第3期が2020年7月～9月に放送されました。早見さんが演じた雪乃は、本作のメインヒロイン。八幡が「ユキペディア」と揶揄するほどの豊富な知識を持ち、大抵のことは3日でそれなりに修得できるという天才。普段はクールな毒舌キャラである一方で、体力がなかったり、方向音痴であったり、貧乳なことを悩んでいたりとかわいい一面も持ち合わせています。■『聲の形』西宮硝子2016年に映画化された『聲の形』は、大今良時の同名マンガが原作。聴覚の障害によっていじめを受けるようになった西宮硝子と、いじめの中心人物だったが、それをきっかけに周りから孤立することになる石田将也の人間関係を中心に、物語が展開。コミュニケーションの難しさと、それによってもたらされた孤独、絶望、純愛が描かれている作品です。本作で硝子役を務めた早見さんは、聴覚に障害を持ち、言葉を発することも不自由という難しい役を迫真の演技で熱演。硝子に謝りたいと、コミュニケーションを取るために手話を覚えた将也に対して好意を抱くようになりますが、その思いさえもなかなか伝わらず、そんな西宮のもどかしい思いなどが、早見さんの演技によって痛々しいほど伝わってきました。■早見沙織は『SPY×FAMILY』でヨル・フォージャーをどう演じる？新アニメ『SPY×FAMILY』で演じるヨル・フォージャーは、市役所の女性事務員をしつつ、裏では凄腕の殺し屋として暗躍するという2つの顔を持つキャラクター。さらに、普段は温厚かつ天然なのにお酒を飲むと豹変するなど、いろいろな表情を見せるヨルに、早見さんがどんな演技を付けるのか、今から楽しみでなりません。『SPY×FAMILY』を見る前の予習として、また『SPY×FAMILY』を見て早見さんに興味を抱いた方は、ぜひ上記5作も見てみてはいかがでしょうか。

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