4月10日は「教科書の日」。学校関係者だけでなく、広く社会一般の方々にも教科書の役割を認知してもらうとともに、教科書関係の仕事に従事する者が、その社会的意義と責任を再確認することも目的として制定。「よ(4)いと(10)しょ」(良い図書)と読む語呂合わせから、この日に決まったのだそうです。「教科書」とは一般的には学校で教科を教える教材の名前として使用されますが、教科だけでなく、自身に影響を与えたものを“教科書”と呼ぶ場合も。そこで今回、アニメ!アニメ!では「人生の教科書といえるアニメは?」と題した読者アンケートを実施。3月28日から4月3日までのアンケート期間中に161人から回答を得ました。男女比は男性約45パーセント、女性約55パーセントとほぼ同数。年齢層は19歳以下が約75パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。■1位:銀魂1位は『銀魂』。支持率は10%でした。『銀魂』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載され、シリーズ累計発行部数5500万部を超える人気コミック。TVアニメも15年間続く人気シリーズとなり、何度か「終わる終わる詐欺」を続けてきたが、2021年に公開された劇場版『銀魂 THE FINAL』で“本当に”完結となりました。コメディで構成されたストーリーの中に、熱い人情ドラマも含まれており「挫けそうになったときに銀魂の名言は刺さりまくる!!」「銀魂はたくさんの名言や人生の教訓があって、おかげで勉強や部活面など人生の大事なことを教えてもらった」「エピソードやタイトル、登場人物から自分の生き方について改めて考えさせられた」といったコメントが寄せられました。■2位:TIGER&BUNNY2位は『TIGER&BUNNY』。支持率は6%でした。『TIGER & BUNNY』は、2011年にTVシリーズ、2012年と2014年に劇場版が公開されたオリジナルのヒーローアクションアニメ。架空の都市・シュテルンビルトを舞台に、“NEXT”と呼ばれる特殊能力者たちがスーパーヒーローとして街の平和を守る姿を描いています。その続編となる『TIGER & BUNNY 2』が、Netflixにて4月8日にスタートしたばかり。「何かがあるたびに、『ヒーローに見られても恥ずかしくないか』が人生の指針になりました」「震災で先が見えない時に、そこにヒーローがいるよという、拠り所を作ってくれた作品」「1人の大人としての、自分や人との向き合い方、人生の選択について、背中を押してもらえた作品だから」というコメントが寄せられました。■3位:暗殺教室3位は『暗殺教室』。支持率は5%でした。『暗殺教室』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載され、シリーズ累計発行部数2500万部を超える人気コミック。椚ヶ丘中学校3年E組の担任教師であるタコ型の超生物・殺せんせーと、彼の暗殺を狙う生徒たちの日常を描いています。TVアニメは第2期まで制作されたほか、山田涼介さん(Hey! Say! JUMP)主演で実写映画も公開されました。超生物でありながらも、生徒を大切に、時には厳しく指導する殺せんせーに対して「何度も見てしまう 殺せんせーの優しい言葉にグッとくる」「大切なことをたくさん教えてもらった」「殺せんせーが生徒達を諭す言葉がまさしくその通りだと思った」というコメントが寄せられました。■そのほかのコメントを紹介!!・『ラブライブ!』は、何かを目指して全力で進んでいく楽しさ、できなかった悔しさ、達成出来た時のこれ以上ない喜び、限られた時間の中で輝く美しさを教えてくれたアニメです!・『ハイキュー!!』は、チームとして協力し、団結することの大切さを改めて教えてもらいました。・『ONE PIECE』のルフィを見て、諦めなければ達成出来る事を学びました。また、自分の弱い気持ちを強くしてくれました。・平和とは何か、家族とは、仲間とは何か、大切なことは全て『NARUTO -ナルト-』が教えてくれました。・『CLANNAD』で、友情の大切さや、自分がどれだけ家族に愛されているかが分かった。「CLANNADは人生」と言われる理由が分かった。将来親になる人は是非見てほしい。・『ARIA』は周りの世界は自分次第で何でも素敵に見えることを教えてくれた作品です。■ランキングトップ10[人生の教科書といえるアニメは?]1位:『銀魂』2位:『TIGER&BUNNY』3位:『暗殺教室』4位:『アイドリッシュセブン』4位:『ハイキュー!!』6位:『NARUTO -ナルト-』6位:『CLANNAD』6位:『鬼滅の刃』6位:『進撃の巨人』10位:『ONE PIECE』10位:『ARIA』10位:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』10位:『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』10位:『ラブライブ!』10位:『銀河英雄伝説』(回答期間:2022年3月28日~4月3日)※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。