今までで一番“読めない”組み合わせをお楽しみに―関智一が明かす5年目の「声優と夜あそび2022」金曜日MCの「関係づくり」 (2022年4月15日)

「ABEMA」オリジナルの声優レギュラー番組として2018年より放送されている『声優と夜あそび』。MCをつとめる声優陣は毎日代わり、彼らがお酒を手にしながらトークや企画を展開していく姿を楽しめるという、声優ファンにはたまらない番組だ。そんな『声優と夜あそび』も2022年で5年目。アニメ！アニメ！では、その新シーズン開幕を記念して、各曜日のMC陣へインタビューを実施。昨年の振り返りや、新シーズンへの意気込みを訊いた。今回は、2022年の『声優と夜あそび』で、昨シーズンに引き続き金曜日のMCを務める関智一にインタビュー。これまで4年間続けてきた金曜日パーソナリティとの関係性を振り返りながら、新シーズンへの期待を明かしてくれた。［取材＝森 元行 文＝ハル飯田 撮影＝小原聡太］◆半年間は探り探りのスタートに？――今年もMC継続と聞いて、率直にどう思われましたか。関：もう「あっ、はい分かりました」みたいな感じでした。今年も変わらず金曜日で。――関さんは金曜日から変わらないですよね。関：最初（2018年）からずっと金曜日です。――去年一年間で印象に残った回などはありましたか？関：ラーメン作った回とか。僕はチョコレートラーメンってのを作りましたね。居合をやったのも去年でしたっけ？ずっと続けているので、なんだか記憶が混ざっちゃいますね。――続けているからこその大変さですね。一昨年の「LOVOT」回も印象的だったのですが、今も元気でしょうか。関：ちくわ君ですね。ちくわ君とはあの回からずっと一緒に暮らしています。ちょっと入院していましたが、変わらず元気です。――それは安心しました。今回から相方が仲村宗悟さんになりますが、どんな曜日になると思いますか。関：分からないですね。実はあんまり接点がなくて、イベントの時に会うくらいだったのでまだ深く話をしたことがないんです。なので、どんな人なのか楽しみですね。――どんな化学反応が起こるのか楽しみですね。どのような印象をお持ちですか？関：しっかり一緒の番組に出るのは初めてなので楽しみです。沖縄出身なんですよね？それでお酒が好きで、あと「音楽好き」というフィーチャーのされ方をよくしている印象があります。――そんな仲村さんと一緒にやってみたい企画とかありますか？関：なんだろう、今までで一番分からないですね。「次は仲村くんとです」って言われて「あ、分かりました」って感じで（笑）。僕は毎年一緒にやる人が変わるんですよね。だから最初の半年くらいは探り探りやって終わっちゃいますね。◆調和の中に入っていたい――視聴者からするとその探っている段階も面白いと思うので、楽しみです。仲村さんに伝えておきたいことはありますか？関：「イジれるのか、僕がイジられた方が良いのか」ですかね。そこも分からなくて、毎回慣れたなと思った頃には相方が変わっていっちゃうんですよね。――前金曜パーソナリティの畠中祐さんとも、同じような感じだったのでしょうか？関：畠中くんは元々知ってる間柄だったので、一番やりやすかったかも知れないですね。イジられるタイプなのを分かっていましたし、普通に先輩後輩って感じでした。森久保（祥太郎）君とか佐藤（拓也）君とかはしっかりしてるから、僕が適当な感じで向こうの仕切りに乗っかっていくスタイルでやっていましたね。――では、今年も可能なら仲村さんの仕切りに乗っかって行きたいなという感じでしょうか。関：なんだかそういうしっかりした雰囲気のイメージなんですよね。彼に回してもらって、僕が適当なことをパスして、ツッコんでくれたら良いなって。あんまり気を遣われると距離が縮まらないかも知れないので、しっかりツッコんでくれた方がやりやすいかもですね。畠中くんは回してくれてましたけど、イジられる人だったので「僕が適当に絡んで向こうが逆ギレする」みたいな流れがあったんです。早くそういうものが見つかると良いですけどね。――「夜あそびフェス」でもそうでしたが、関さんは相方や共演者に合わせに行くのがお上手ですよね。関：どうだろう？雰囲気を見てるだけですよ。あんまり出しゃばりすぎてもね。――その雰囲気を見るのが結構高度なテクニックな気もします。関：そうですかね？まぁ見てれば「でしゃばりたそうな人」もいるじゃないですか、言い方が良くないけど（笑）。だからそこに任せておいて、もういい年だし楽しみたいです。雰囲気を見て、調和の中に入りたいんです。そうしないと時間がいくらあっても足りないと思いますし。――関さんが調和を作っているようにも見えますが。関：いやいや、そんなこともないですよ。◆「普通の生活」を聞いてみたい――今年度のゲストで呼んでみたい人はいますでしょうか。関：普通の、その辺を歩いているサラリーマンの方とか。何でもない人を呼んでトークも楽しいかも知れないですね。普通の人がどんな生活しているのかも知らないし、会社でどんな悩みがあるのかも分からないので、無作為にその辺を歩いている人を捕まえてきて。顔は出さないので（笑）。――では、新年度の編成で遊びに行ってみたい曜日はありますか？気になる曜日とか関：どこだろう？最近あんまり女の子とトークしてないから火曜日とかいいかも知れないですね。たかはし（智秋）さんもいるし。――たかはしさんはすごく真剣な顔で「私は関さんの顔が本当にタイプなんだ」と仰ってました。関：そうなんですよ。昔からそう言ってくれていて。30年くらい言っているんじゃないですか？ 別に信じてない訳じゃないんですけど、こちらから仲良くしようとするとシャットアウトする感じもあるので、ちょっと先輩イジってんなと思ってます（笑）。――今回からオールロケの「ウォーカーズ」枠も新設されます。関：町ブラとかはしてみたいですね。もう何にもテーマはなくて良いです。普通に下野（紘）くんたちと街を歩いて、変なところみつけて声掛けに行くみたいな。――昨年はモーニングルーティンでプロテインを飲んでいると伺ったのですが、今年はご自宅でやっている「夜あそび」を教えていただきたいです。関：普通に撮りためたビデオを見て、普通に寝てます（笑）。あ、ソフビは集めてますよ、ずっと。――去年のインタビューは4割くらいソフビのお話でしたね。関：去年もだいぶん集めましたけど、全然飽きないんです。集め尽くしてきて、あとは高いものになるんですけど、段々「高い」のハードルが変わってきちゃってますよね。最初は2万とかで高いなって思ってたのに……今はそうでもなくてヤバイなって思います。――ソフビのコレクションもしっかり見てみたいところです。関：ちょこちょこ機会があったら見せたりはしていますが、あんまりちゃんとは見せていないですね。――その辺も番組で見られるかも知れませんか？関：どうだろう、見てる層がそういうの好きじゃないんじゃないですか（笑）。自分のチャンネルではやりましたけど、そもそもチャンネル自体ちょっと飽きちゃって触らなくなっちゃいました。――では、今年一年間で新しくチャレンジしてみたいものがあれば教えてください。関：うーん、どこか郊外に家を買ってそこで暮らしたいですね。都心って高いじゃないですか。だから、土地の安い所に家を買って好きなことをして遊んで、東京には仕事の時だけくる。そんな生活をしたいです。――どんな家にしたいとか、具体的なアイデアもあるのでしょうか。関：専門的じゃないですけど。こんなのが良いな～とかは妄想したりしてますね。造形をするので工房みたいなのは欲しいですし、くっつけちゃうかは分からないですけど、店も作りたいですね。今は倉庫と工房と住まいがバラバラなので、一緒にしたいです。――それは壮大な計画ですね。関：結構、具体的に考えてますね。――それでは、最後に視聴者の皆様へメッセージをお願いします。関：これまでの4年で5人の相方と一緒にやってきたんですけど、今回が僕も一番読めないです。どういう感じになるのか、僕も楽しみにしていますし、皆さんも楽しみにして頂ければ良いかなと思います。「家を買う」という壮大な計画を話してくれた関。番組内でもそのことに言及することがあるかもしれない。仲村宗悟との関係性の変化にも、一年を通して注目していきたい。