アニメ!アニメ!では本作の放送終了を記念し、メインキャラクターである【美食殿】の面々を演じたペコリーヌ役のM・A・Oさん、コッコロ役の伊藤美来さん、キャル役の立花理香さん、ユウキ役の阿部敦さんへのインタビューを実施。4人が思い描く“ハッピーエンドのその先”とは。
[取材・文・撮影:吉野庫之介]
ユウキが流した“一筋の涙”が物語る【トゥインクルウィッシュ】との関係
――笑いあり、涙ありの第2期でしたが、それぞれが思う【美食殿】関係のベストシーンを教えてください。
M・A・O:名シーンがたくさんある第2期の中でも、私は「【美食殿】が帰ってきた!」と感じた第1話がとくに印象深いです。またみんなで美食を求め旅に出て、ユウキくんが魔物に噛まれ、キャルちゃんの“虹色のコパー”が飛び出し、そこからCMに入るという一連の流れが【美食殿】らしいなと(笑)。
立花:第1話にふさわしい“コパー”でしたよね(笑)。私は第2期の印象として、二手に別れて行動したり、コロ助(コッコロ)がひとりでお手紙を出しに行ったりと、【美食殿】がバラバラに行動することが多かったような気がしていて。でもそれは、みんなが帰れる同じ場所ができたからなんだろうなとも感じたんです。