劇場版「モノノ怪」制作決定！2023年公開予定特報＆ティザービジュアル＆薬売り役・櫻井孝宏のコメント到着

アニメ『モノノ怪』の完全新作エピソードを展開する劇場版『モノノ怪』の制作が決定した。2023年の公開が予定されており、薬売りの描き下ろしカット、新規収録ボイスを聞くことのできる特報映像が初公開。薬売り役の櫻井孝宏、中村健治監督、山本幸治プロデューサーよりコメントも到着した。さらに、作品初の舞台化についても発表された。2007年7月よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかにて放送された『モノノ怪』は、スタイリッシュなキャラクターデザインに和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせ、今までにない斬新な映像を生みだし話題となったアニメだ。前作『怪～ayakashi～』シリーズの1エピソードとして放送された「化猫」から引き続き、薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう冒険譚を紡ぎ、多くのファンを魅了した。さらに、2020年に行われたノイタミナ歴代70作品を対象とする投票企画では、「あなたが選ぶ思い出の3作品」の2005～09年度制作部門において堂々の第1位を獲得。5月に開設された公式Twitterは5日間で10万フォロワーを達成するなど、放送から15周年たった今もなお根強い人気を誇る。このたびの劇場版『モノノ怪』の制作決定は、6月18日に行われたイベント「モノノ怪 十五周年記念祭」にて発表となったもの。劇場版では完全新作エピソードが展開する。あわせて公開された特報映像では、中村健治監督の演出による新規描き下ろしのアニメーションカットに加え、櫻井孝宏演じる薬売りの新規ボイスも楽しめる。また6月24日20時からは、この劇場版の制作を応援するクラウドファンディングが開催されることもわかった。日本国内では「うぶごえ」、海外では「Kickstarter」にて行われる予定で、5,000円から150,000円まで、金額に応じた9つのコースが登場する。劇場版制作レポートの閲覧権や待ち受け画像がもらえるなど、コースごとに多数の特典が用意される。このほか、劇場版だけでなく作品初の舞台化も決定。さらにアニメ公式Twitterでは、アニメの15周年にちなみ、豪華絵師15名による描き下ろしビジュアルを公開する企画がスタートしている。15周年を迎え、ますます盛り上がる『モノノ怪』に注目だ。＜以下、コメント全文掲載＞【薬売り役：櫻井孝宏】〈劇場版制作に向けての意気込み〉作品のルーツは２００６年にノイタミナでオンエアされた「怪～ayakashi～」の一編でした。その名も「化猫」。数年を経て『モノノ怪』が始まり、その結びの一編もまた「化猫」でした。そして2022年。化猫に始まり化猫に終わっていた作品が三度動き出します。心の底から楽しみです。【プロデューサー：山本幸治】〈劇場版制作に向けての意気込み〉最初の作品である「化猫」を見た時、画面を見ていて酔うような感覚と、自分の現在位置を見失うような不安を覚えました。15年以上前なので当時はまだハイビジョン普及前で、画質も荒く今のような横長の16対9の画面でもない小さな画面でした。この世界観を密度の濃い大きなスクリーンで表現できたらもっとすごいことになるだろうと思いました。中村健治監督の久しぶりの、そして原点でもある作品です。いくつもの困難を越えてようやく企画が実現しました。お楽しみに。【監督：中村健治】〈劇場版制作に向けての意気込み〉今、私達は個人の幸せと組織や社会全体の幸せが合致する世の中で生きているのでしょうか。自分はあることですごく辛いのに、世の中・社会全般ではそれが普通だと判断されていたりすることはないでしょうか？さらに言えば、歴史上で個人と社会全体の幸せが合致して上手くいっていた世界なんてあったのでしょうか？その矛盾から生じた捻じれた気持ちと情念を描きながら、産まれてしまったモノノ怪をまるで私達自身を斬るかのように鮮やかに薬売りに斬ってもらいたいと思っています。アニメ『モノノ怪』十五周年】新作劇場版制作プロジェクト■開催期間 2022/6/24(金)20時～8/14(日)■目標金額 10,000,000円劇場版『モノノ怪』〈STAFF〉監督：中村健治制作：ツインエンジン〈CAST〉薬売り：櫻井孝宏（C）ツインエンジン