孤独に暮らしながら、ピノキオが自分の息子になってほしいと願うおじいさんゼペットを、これまで様々な作品で愛されキャラクターを演じてきた名優トム・ハンクスが演じる本作。『フォレスト・ガンプ/一期一会』や『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズなど様々な作品で20年以上に渡りトム・ハンクスの吹き替えを担当してきた江原正士が、本作でもゼペットの日本版声優に決定した。
江原は「えっ、トム・ハンクスがゼペットじいさん?と驚きました。かつてピノキオの中に出てくるコオロギのジミニー・クリケット役を吹き替えさせて頂いたことがあるので、再びこの名作に関われてなおさら嬉しいです!」と喜びを語る。
また、木彫り人形のピノキオに魔法をかけて命を授けるほか、ウソをつくピノキオに鼻が伸びる魔法をかけるなど、ディズニーの夢と魔法を象徴するようなキャラクターであるブルー・フェアリーの日本版声優は、元宝塚歌劇団の妃海風が務める。
吹替初挑戦となる妃海は、本作への出演が決定すると「本当に夢が叶った…と、驚きと喜びに震えました。昔から『ディズニーの吹き替えがしたい!』と、綺麗な星が出ている夜には星に願いをかけていました!ですので、ディズニー作品の吹き替え、しかもブルー・フェアリー役で『星に願いを』を歌わせて頂けると決まった時は、本当に嬉しかったです」と、この機会が自身の“夢”であったことを告白した。
さらに、ピノキオを恐ろしい遊園地プレジャー・アイランドに連れて行き、ロバに変えて売りとばそうとするヴィランのコーチマン役を務めるのは吉原光夫だ。ディズニーの実写映画『美女と野獣』でガストン役を演じているルーク・エヴァンスがコーチマンを演じるが、吉原も同じく実写映画『美女と野獣』でガストンの日本版声優を担当しており、ディズニー実写映画で声優を務めるのは今回が2度目となる。
吉原は「正直、コーチマン役と聞いてピンとは来なかったのですが、ルーク・エヴァンスがこの役を演じていると知り、『おっ!挑戦してみたい!』と思いました!」とオファーを受けた際の想いを述べた。
そして、実写版から登場する新キャラクターのファビアナは、ピノキオが囚われてしまうストロンボリの人形ショーで働く若い女性の操り人形師だ。本作ではピノキオの味方として手を貸す役どころとなる。
早見は本作への参加について「子供の頃から当たり前のように名前を知っている『ピノキオ』に、まさか吹き替えで参加できるなんて思ってもみなかったので、驚きと感動に包まれました」と語るほか、「ファビアナは、厳しい境遇に置かれても、希望を捨てることなく現実を生き抜いていく所が魅力だと思います。ピノキオとどう関わっていくのかは是非本編を観て頂きたいのですが、心温まる素敵なシーンが色々とありました」と、キャラクターの魅力を明かした。
実写映画『ピノキオ』は、9月8日よりディズニープラスにて独占配信される。ピノキオとゼペットの“願いを叶える物語”。ぜひ、ピノキオの冒険を豪華に彩る日本版声優陣にも注目しながら、本作を楽しみたい。
『ピノキオ』
2022年9月8日(木)(ディズニープラス・デイ)よりディズニープラスにて独占配信開始
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