“ラスボス”キャラといえば？ 3位「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨、2位「スーパーマリオ」クッパ、1位「ジョジョ」ディオ＜22年版＞

10月16日は「ボスの日」。経営者と部下の関係を改善する日として、1958年にアメリカで提唱された記念日です。アニメでボスといえば、主人公に立ちはだかる強大な敵という印象が強いでしょう。その中でも物語のフィナーレを飾る最大の敵はラスボスと呼ばれ、ストーリーを盛り上げてきました。魔王として暴虐の限りを尽くしたり、桁外れの能力を持っていたり、実は主人公と親しかった人物だったり……。そんなバラエティ豊かなラスボスたちの中で最も印象深いキャラクターは一体誰なのでしょうか？そこでアニメ！アニメ！では、「“ラスボス”キャラといえば？」と題した読者アンケートを4年ぶりに実施しました。10月6日から10月13日までのアンケート期間中に1144人から回答を得ました。男女比は男性約55パーセント、女性約45パーセントと男性が少し多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さいませ。■ゲームのラスボスも複数ランクイン第1位1位は『ジョジョの奇妙な冒険』のDIO。支持率は約10パーセントでした。DIOは多くのシリーズでジョジョの宿敵として立ちはだかる人物です。「第1部から始まったディオ・ブランドーとジョナサン・ジョースターの因縁がストーリーの根幹に関わってくるから」と長いシリーズを支える重要な存在だという意見が届きました。カリスマという言葉で評した読者も多く、「邪悪な存在でありながら大勢の手下を従えているのも納得のカリスマ性と、絶対的なスタンド能力、さらに強い矜持をありながら小物らしい部分も持ち合わせているところが悪役として完璧！」や「ラスボスの強さと卑劣さを兼ね備えており、ずっと存在感を放っていたから。子安武人さんの声にも悪のカリスマとしての説得力が備わっています」と悪役でありながら惹かれてしまう危ない魅力の持ち主です。第2位2位は『スーパーマリオブラザーズ』のクッパ。支持率は約9パーセントでした。「ラスボスといえば、人生初めてプレイしたゲームである『スーパーマリオブラザーズ』のクッパ大魔王！ シリーズ通算でピーチ姫を何度さらったのかわからないほどです」や「マリオシリーズのラスボスのイメージが強い。作品によってはマリオと共闘するなど、熱い演出を見せてくれるのもポイント」とマリオの永遠のライバルがランクイン。投票期間中に3DCGアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の最新情報が発表されたことも票を集めた理由でしょう。2023年4月28日のロードショーに向けて、ファンの熱い視線が注がれています。第3位3位は『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨。2位とはわずか数票差でした。鬼舞辻無惨は鬼の始祖であり、主人公・竈門炭治郎の妹・禰豆子を鬼に変えた相手。「物語の初期から最大の敵であることが判明しており、その後も悪を徹底したキャラクターとして印象に残りました」や「力、頭脳、能力、すべてにおいて鬼殺隊の柱たちを圧倒しているから。人間だけでなく鬼にも恐れられており、十二鬼月を粛正する26話のシーンは恐ろしかった」と絶対的な支配者として君臨。その非情な性格と異様な強さで、多くの視聴者を震え上がらせています。■そのほかのコメントを紹介『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』大魔王バーンには「物語の最初から最後まで存在感のある、強くて狡猾な姿はまさに大魔王。劣勢に立たされても一切矜持を曲げない姿は悪役ながらカッコ良く、アニメもクライマックスを迎えている真っ最中です」。『魔王城でおやすみ』魔王タソガレには「魔王というラスボスの立場なのに人柄が良くて、いつも姫に振り回されているので“ホントに魔王なの？”と疑ってしまう可愛らしいから」。『名探偵コナン』烏丸蓮耶には「黒の組織のトップで、幹部たちからは“あの方”と呼ばれる烏丸蓮耶。表にはまったく出てこなくて、多くが謎に包まれているところからラスボス感が出てる」。『ソードアート・オンライン』ヒースクリフには「アインクラッド編でキリトたちに立ちはだかったときの絶望感が半端なかった。完全新作アニメで再び、どのように描かれるのかが楽しみ」と『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』の公開が控えるタイトルにも投票がありました。今回のアンケートはアニメ！アニメ！のアンケートでは珍しく、ゲームのキャラクターが目立つ結果に。ラスボスという言葉のイメージからゲームが思い浮かんだ読者が多かったようです。■ランキングトップ10[ラスボスキャラといえば？ 2022年版]1位 DIO（ディオ・ブランドー） 『ジョジョの奇妙な冒険』2位 クッパ 『スーパーマリオブラザーズ』3位 鬼舞辻無惨 『鬼滅の刃』4位 虚 『銀魂』5位 ゾーマ 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』6位 オール・フォー・ワン 『僕のヒーローアカデミア』7位 死柄木弔 『僕のヒーローアカデミア』8位 フリーザ 『ドラゴンボールZ』9位 サンズ 『Undertale』10位 セフィロス 『ファイナルファンタジーVII』10位 大魔王バーン 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』（回答期間：2022年10月6日～10月13日）■ランキングトップ20[ラスボスキャラといえば？ 2022年版]1位 DIO（ディオ・ブランドー） 『ジョジョの奇妙な冒険』2位 クッパ 『スーパーマリオブラザーズ』3位 鬼舞辻無惨 『鬼滅の刃』4位 虚 『銀魂』5位 ゾーマ 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』6位 オール・フォー・ワン 『僕のヒーローアカデミア』7位 死柄木弔 『僕のヒーローアカデミア』8位 フリーザ 『ドラゴンボールZ』9位 サンズ 『Undertale』10位 セフィロス 『ファイナルファンタジーVII』10位 大魔王バーン 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』12位 竜王 『ドラゴンクエスト』13位 ユーハバッハ 『BLEACH』14位 烏丸蓮耶 『名探偵コナン』15位 藍染惣右介 『BLEACH』16位 大筒木カグヤ 『NARUTO -ナルト-』17位 ヒースクリフ 『ソードアート・オンライン』18位 ガノンドロフ 『ゼルダの伝説』19位 エレン・イェーガー 『進撃の巨人』20位 レミリア・スカーレット 『東方Project』（回答期間：2022年10月6日～10月13日）※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。