■『からくりサーカス』とは?
本作は、『うしおととら』を代表作に持つ藤田和日郎が「週刊少年サンデー」(小学館刊)にて1997年から2006年にわたって連載したダークファンタジー。
主人公は、父親の死をきっかけに莫大な遺産を相続したことで、親族から命を狙われることとなった才賀勝(さいが まさる)。そんな勝が、ゾナハ病という奇病に犯された拳法家・加藤鳴海(かとう なるみ)、そして勝を守るために海外からやってきた「しろがね」という人形遣いの女性と出会うことで、物語が大きく動き出す。
■『からくりサーカス』の見どころ
物語の見どころとなるのは、涙無しには語れない熱いストーリー。勝の遺産相続から始まった物語かと思いきや、実は何百年と続くからくり人形「真夜中のサーカス」と人形遣い「しろがね」との戦いに巻き込まれていくことになる。
その戦いの中で、泣き虫でいじめられっこだった勝が成長していく様は必見! また、あまり感情を表に出すことがないしろがねが、鳴海との出会いによって表情も花開いていく姿にも注目だ。
さらに、メインの3人以外にも、イケメンだが重度のマザコン・ギイなど、魅力的なキャラクターが多数登場するのも魅力となっている。
■Twitterのトレンド入り!ファンの喜びの声が続出
今回、無料配信が開始となったと同時に「#からくりサーカス」というワードが一部Twitterのトレンド入り。往年のファンからの「世界一の神漫画が全話無料で読めるだと!?」「読んでない人は絶対読んでくれ…頼む…」「俺の人格形成に多大なる影響を与えた神作」と喜びの声が多数。
また、トレンド入りをきっかけに読んだ人たちからも「序盤から面白いのに、読めば読むほどその面白さが上回っていく」「読む手が止まらねー!in会社」「休日に持ち越すのがもったいない。早く読みたい」とコメントが上がっていた。
また原作者の藤田和日郎も、自身のTwitterにて「今も読んでくれる方がいて嬉しいねえ」とこの盛り上がりを喜んでいる様子で、初期のしろがねの衣装についてもイラストと共にコメントを寄せた。
■長年にわたって愛され続ける『からくりサーカス』を是非この機会に
16年も前に終了した作品だが、以降、映像化を望む声が多く、なんと連載終了から12年経った2018年にアニメ化を果たしたことでも話題となった『からくりサーカス』。
そんな伝説的作品を、是非この機会に堪能してみてはいかがだろうか。