「青春ブタ野郎」石川界人、久保ユリカらが涙を浮かべる場面も…「おでかけシスター」を深堀り【AJ2023ステージ】

新作アニメ『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』のステージイベントが「AnimeJapan 2023」2日目BLUEステージにて開催された。石川界人、瀬戸麻沙美、久保ユリカ、東山奈央、種崎敦美、内田真礼、雨宮天が登壇し、本作の見どころをお届けするステージを展開した。『青春ブタ野郎』シリーズの原作は累計発行部数200万部を超える、鴨志田一による人気ライトノベルだ。空と海に囲まれた街・藤沢を舞台に、かけがえのない“当たり前”が詰まった心に響く“思春期ファンタジー”が描かれる。アニメは2018年10月より TVシリーズ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』が放送開始。2019年6月には劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』も公開された。その新作アニメとなる『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』は、『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』とともに2022年9月に制作が発表され、2023年夏に劇場公開が予定されている。「「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」AnimeJapan スペシャルステージ」には、梓川咲太役の石川界人、桜島麻衣役の瀬戸麻沙美、梓川かえで役の久保ユリカ、古賀朋絵役の東山奈央、双葉理央役の種崎敦美、豊浜のどか役の内田真礼、広川卯月役の雨宮天が登場。MCに天津向を迎えて『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』のアフレコ秘話や見どころをたっぷりと紹介した。今回登壇した『青春ブタ野郎はスノーデイズの夢を見ない』メンバーが集まるのは「AnimeJapan 2020」以来3年ぶり、そして広川卯月役の雨宮が『青春ブタ野郎』シリーズとしてイベントに参加するのは初とのことだ。にぎやかに始まったステージでは、『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』予告第1弾が初公開。さらに劇場公開日が2023年6月23日に決定したことも発表された。予告第1弾では“かえでから花楓へ”、兄と同じ高校を受験したいという大きな決断をした花楓、それを支える咲太、麻衣らが映された。映像を見るのが初めてだという7人は真剣な表情で映像をみつめ、石川・久保・内田らが涙ぐむシーンもあった。また、キービジュアルも公開。本ポスターは高校の入学試験直前に、“託された想い”を胸にこちらを振り返る花楓が印象的なビジュアルに仕上がっている。花楓を演じる久保はじめ、東山、内田は、雲の切れ間から差す光を“希望”と捉え、作品の世界をぎゅっと閉じ込めているようだと語った。すでに終了した収録を振り返り、雨宮は、卯月のキャラクターを作っていく作業をするなかで、卯月を深く知る機会となり、より卯月が好きになったと話し、双葉理央役の種崎は、2人1組の分散収録をしたときに理央と微妙な関係にある国見佑真の彼女・上里沙希を演じる茜屋日海夏と一緒になり、理央としては複雑な心境だったことを明かした。東山は物語のラストについて、我々が日頃抱くモヤモヤについて踏み込んだ内容になっていることを踏まえ、生まれ変わったような気持ちになれるラストなのではないかと期待を語った。さらに、見どころについて聞かれた梓川咲太役の石川は、なにを言ってもネタバレになると前置きしたあと、「梓川」にフォーカスした物語だと話す。梓川が積み上げてきたものや梓川がそこから何を選び取っていくのか期待が高まる。また、桜島麻衣役の瀬戸も、今まで咲太が助けてきたキャラクターたちが、逆に「梓川」たちを助ける様子を注目ポイントとして挙げた。7人のステージもそろそろ終わりの時間に。見どころやメッセージをそれぞれ語るなか、石川は、やらなきゃいけないこと・やるべきことに縛られて“自分が本当にやりたいこと”に目を向ける機会が減っているという昨今の我々とりまく問題を提起し、この作品を通して本当の自分に向き合えるだろうと強く語った。「AnimeJapan 2023」パブリックデイ：2023年3月25日・26日ビジネスデイ：2023年3月27日・28日会場：東京ビッグサイト（C）2022 鴨志田 一/KADOKAWA/青ブタ Project