2023年のイースターは4月9日でした。イースターはイエス・キリストの復活を記念する日です。日付は毎年変わり、春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日と定められています。イースターのシンボルであるうさぎは、復活祭の卵 イースター・エッグを運んでくるとされています。うさぎにまつわるキャラクターはアニメやゲームでもお馴染みですが、その中で最も人気を集めるのは一体どのキャラなのでしょうか?そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「“うさぎ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。4月3日から4月10日までのアンケート期間中に769人から回答を得ました。男女比は男性約30パーセント、女性約65パーセント、無回答約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。■月からやってきたり、うさぎが好きだったり……第1位1位は『東方Project』の鈴仙・優曇華院・イナバ。支持率は約9パーセントで、昨年から大幅にランクアップしました。鈴仙・優曇華院・イナバは月から逃げ出して幻想郷の永遠亭で暮らしている妖怪兎です。読者からは「頭に付いた大きな耳と、女子高生のような制服っぽい衣装が特徴的」や「月から逃げてきたという設定が面白く、狂気を操る程度の能力を持つのも月出身のキャラらしいから」、「イナバという名前が因幡の白うさぎを彷彿とさせます」と、ビジュアルや名前、能力など、さまざまな理由から票が集まりました。第2位2位は『文豪ストレイドッグス』の泉鏡花。トップとはわずか数票差で、昨年の同率2位から単独2位となりました。「自己紹介のときの“好きなものはうさぎと豆腐”というセリフが印象的。もともとは冷酷な性格だったけれど、携帯にはお母さんからもらったうさぎのストラップを付けていたり、中島敦とクレーンゲームでうさぎのぬいぐるいを取ったりと、ギャップが可愛らしい」や「あんまり表情に変化がない子だけど、好きな動物がうさぎというのがキュート。本人もちょっと小動物っぽいかも……」とうさぎが大好きなキャラが今年も上位に。なお7月からは第5シーズンの放送が控えています。第3位3位は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の入間銃兎。支持率は約7パーセントで、昨年の同率2位から順位を下げました。「名前に『兎』という漢字が入っているから。兎のイメージとは似ても似つかない悪徳警官だけど、根っこには強い信念を持っているところがカッコイイ」や「MAD TRIGGER CREWのメンバーで、MCネームは45 Rabbit。職業は警察官なので、同じディビジョンのメンバーの碧棺左馬刻からはウサポリ公と呼ばれることも……」、「公式MVにもうさぎが出てくるなど、うさぎ要素がいろいろと詰め込まれています」と、こちらはあだ名や楽曲などに触れた読者が多かったです。本作はアニメ第2期の制作が決定しており、盛り上がりを見せている最中です。■そのほかのコメントをご紹介!『僕のヒーローアカデミア』ミルコには「うさぎっぽいことはうさぎ以上にできるという個性がカッコ良くて、可愛いイメージのうさぎの印象が180度変わりました。戦闘力はもちろん、サバサバとした性格も素敵です」。『ご注文はうさぎですか?』ティッピーには「まん丸の可愛らしい見た目からの、清川元夢さんのダンディな声というギャップが癖になるから」。『映像研には手を出すな!』浅草氏のうさぎには「主人公・浅草みどりが精神安定のために吸引するマスコット。グッズのぬいぐるみも可愛くて人気だし、作者の大童澄瞳先生も投票したとツィートしていたので」。『ちいかわ』うさぎには「謎の言動や落ち着きのなさが面白いから。『めざましテレビ』のお天気コーナーに登場したときも、アニメ本編と変わらない活発さと可愛らしさで朝から癒されました」と4月から週2回放送になった話題作にも投票がありました。2023年版ではうさぎにまつわるキャラはもちろん、本物のうさぎらしいビジュアルのキャラクターも複数ランクインしています。■ランキングトップ10[“うさぎ”キャラといえば? 2023年版]1位 鈴仙・優曇華院・イナバ 『東方Project』2位 泉鏡花 『文豪ストレイドッグス』3位 入間銃兎 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』4位 キャロット 『ワンピース』5位 ミルコ 『僕のヒーローアカデミア』6位 草摩紅葉 『フルーツバスケット』7位 浅草氏のうさぎ 『映像研には手を出すな!』8位 神楽 『銀魂』9位 仁兎なずな 『あんさんぶるスターズ!』10位 芥子 『鬼灯の冷徹』(回答期間:2023年4月3日~4月10日)■ランキングトップ20[“うさぎ”キャラといえば? 2023年版]1位 鈴仙・優曇華院・イナバ 『東方Project』2位 泉鏡花 『文豪ストレイドッグス』3位 入間銃兎 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』4位 キャロット 『ワンピース』5位 ミルコ 『僕のヒーローアカデミア』6位 草摩紅葉 『フルーツバスケット』7位 浅草氏のうさぎ 『映像研には手を出すな!』8位 神楽 『銀魂』9位 仁兎なずな 『あんさんぶるスターズ!』10位 芥子 『鬼灯の冷徹』11位 うさぎ 『ちいかわ』12位 月野うさぎ 『美少女戦士セーラームーン』13位 ティッピー 『ご注文はうさぎですか?』14位 キュアホイップ 『キラキラ☆プリキュアアラモード』15位 ミッフィー 『ミッフィーのぼうけん』ほか16位 因幡てゐ 『東方Project』16位 ベル・クラネル 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』18位 きなこ 『アイドリッシュセブン』18位 桜島麻衣 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』18位 バーナビー・ブルックス Jr. 『TIGER & BUNNY』(回答期間:2023年4月3日~4月10日)※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。