関智一『声優と夜あそび2023』は岡本信彦とコンビに！「岡本くん、僕のことを怖がってないかな？」【インタビュー】

「ABEMA」オリジナルの声優レギュラー番組『声優と夜あそび』。人気声優陣がタッグを組んでMCを担当し、トークや企画を繰り広げていく。平日毎日放送の&quot;繋（コネクト）&quot;、ロケ番組&quot;ウォーカーズ&quot;、月に一度のお祭りである&quot;WEEKEND&quot;など、毎週月曜から週末まで放送中だ。そんな『声優と夜あそび』も2023年で6年目。アニメ！アニメ！では、その新シーズン開幕を記念して、各曜日のMC陣へインタビューを実施。昨年の振り返りや、新シーズンへの意気込みをうかがっている。今回は、4月からも引き続き金曜日MCを務める関智一へインタビュー。去年1年間の番組の思い出や、新パートナーとなる岡本信彦の印象、さらには最近の趣味に至るまでを聞いた。［取材＝森元行 文＝一野大悟 撮影＝Fujita Ayumi］■MCの醍醐味は「いろいろなノウハウが学べる」――引き続き2023年も『声優と夜あそび』MCを担当することとなりました。関：本当にありがたいことですよね、仕事がいただけることのありがたさを噛み締めています。今回も引き続き金曜日で。生活的なルーティンができているので、その点でもありがたいなと思っています。――これまで長らく本番組でMCを担当しています。思い出に残っているエピソードはありますか？関：『声優28時間テレビ』が印象に残っていますね。僕が言い出しっぺで始まった企画なのに、僕自身は参加しないという……（苦笑）。（※体調不良のためお休み）あと、僕が出演した中でいうと銭湯でのロケが印象的でしたね。お風呂に浸かりながら銭湯の歴史を学ぶというすごい企画だった。――かなり攻めた企画ですね。関：講師を担当してくれた先生が話す銭湯の歴史がまたよかったんですよ。「銭湯の起源は風俗店にある」みたいな話も出て、放送ギリギリ発言も連発したのが本当に面白かった（笑）。――やってみたい企画はありますか？関：思いっきり私情なのですが、以前この番組で挑戦したそば打ちが僕の中の趣味のひとつになりつつあるので、それは継続してやってもらえるとうれしいです。それ以外でも、何かを教わって技術が身に付くような企画は楽しいのでどんどんやってくれるといいな。――学びが得られるのがこの番組のMCを務める醍醐味だと。関：そうですね。生々しい話ですけど、番組の力を借りないと、なかなか教えを乞うことができない人もいるじゃないですか。そういう人から何かを教えてもらえる機会はやっぱり大切にしてきたいと思うんですよね。以前でいうと水墨画の先生や、お花の先生にお会いできたのもよかったな。あと効果音作成のプロに仕事を見せてもらえたのも印象的でした。――今年新しく学んでみたいことがあればお聞きしたいです。関：カレー作りですかね。本場のスパイスから作るカレーの作り方を教えてもらいたい。昔からやりたいとは思っているんですけど、ひとりだと基礎を身に付ける前に挫折しちゃうんですよ。そこをプロの力でクリアさせてもらえたらうれしいなとは思います。――逆にやりたくない企画はありますか？関：番組の2年目のときに、別曜日の企画で使ってあまった生クリームを僕の身体に塗るという企画があったんですけど、あれは生活に支障が出たのでちょっと……。一週間ぐらい匂いが取れなくて大変でした。服の中からずっと生クリームの匂いがして胸焼けしましたからね。もし次やるなら傷んでないやつにしてほしいかな……それで匂いがしなくなるのかはわかりませんが。■話したことない人とも積極的に接していきたい！――同じ金曜日でありながら、パートナーは岡本信彦さんに変わります。どんな放送にしていきたいですか？関：毎年のことながら、今はノープランです。岡本くんとはあまり話をしたこともないので、まずは探り探り様子を見て、段々と番組の方向性を定めていければと思います。そこは去年の仲村宗悟くんのときとまったく同じ感じですね。――仲村さんとも放送前はあまり面識がなかったと。関：そうなんですよ。ほぼ喋ったこともなかったので最初はうまくやれるか心配もありました。でも結果的に面白い番組になりましたからね。――あまり人見知りをするということはないのでしょうか？関：いや、めっちゃ人見知りします（笑）。わりと最近までは絡んだことのない人は避けるようにして生きてきたんですよ。ただ、去年ぐらいから気持ちを切り替えて、あまり話したことない人とも積極的に接するようにしました。『声優と夜あそび』に関しても「誰と組んでいただいても大丈夫です！」って断言するようにしたんです。その結果、出会った仲村くんとのタッグは大成功でしたからね。――自ら出会いの機会を絞らないように心がけているんですね。関：そんな感じです。今回もスタッフが僕と岡本くんを“組ませたい”と思ってくれた。ならばそれに身を委ねようと思っています。ただ、岡本くんが僕のことを恐れてないかの心配はちょっとしています……。――なぜ心配しているのでしょうか？関：よく聞くんですよ、「関さんのこと、怖がってましたよ」みたいな噂を。なので岡本くんからも怖い人だと思われていないかが心配。誰か岡本くんに「怖い人じゃないよ、昔の武勇伝に問題があるだけで今はまともなんだよ」と伝えておいてほしいです（笑）。■関智一、ふ菓子の食べ方を極める――最近ハマっていることはなんですか？関：ついこの間までマンガを音声ドラマにして収録したソノシート（レコードプレイヤーで再生できる薄型のレコード）の収集にハマっていたんですよ。ネットオークションで見つけては落札、それをデジタル化するっていう作業を繰り返していました。ただ、それも大体集め切ってしまって……。――もう購入したいものがなくなるほど？関：そうなんですよ。それで山のようになった録音データを見て「俺は何をやっていたんだろうか……」なんて思っているところです（苦笑）。今まさにハマっていることでいうと、ふ菓子かな？――あの駄菓子屋で売っているお菓子？関：そうそう、たまたま最近食べたらそのおいしさに目覚めてしまって。全体に黒砂糖が塗ってあって、その四隅に黒砂糖が固まっている、その四隅が最高においしいんですよ。最近は割って、真ん中から徐々に隅に向けて食べていく方法にハマっています。味の淡白なところから段々と味の濃いところに移行していく。寿司の食べ方と一緒ですよね。――ふ菓子で寿司と同じ楽しみ方をしている話は初めて聞きました……。最後にはなりますが、番組を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。関：放送開始当初は謎の番組でしたが、気付けば6年目に突入。皆さんのおかげで番組も成長しました。今後も10年、15年と番組が続いていくとさらなる面白さも出てくると思うので、今後とも応援してくれたらうれしいです。