マンガ『花より男子』が、「最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ」として、2023年4月にギネス世界記録に認定されたことがわかった。誕生30周年という節目の年の認定にあたって、原作者の神尾葉子よりコメントも到着した。


『花より男子』は「マーガレット」にて1992年から2004年まで連載された、神尾葉子による少女マンガ。庶民の牧野つくしが、超お金持ちが集う名門校・英徳学園を牛耳るF4のリーダー・道明寺司とぶつかり合いながら、学園生活を送っていく青春ラブストーリーだ。
コミックスの日本国内での累計発行部数は、電子を含め6100万部を突破しており、これまでにテレビアニメ・映画・テレビドラマ・舞台とさまざまなメディアに展開してきた。誕生から30周年を迎え、2023年4月19日からは初の展覧会である「誕生30周年記念 花より男子展 -Jewelry BOX-」が開催中だ。

このたびそんな本作が、「最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ(The most published copies of a Shojo manga series written by a single author)」として、2023年4月にギネス世界記録に認定されたことがわかった。紙コミックスだけの発行部数である5940万9000部(2023年4月19日現在)で認定証が授与されている。

認定に伴い、原作者の神尾からは「花より男子が始まって30周年という節目の年に、ギネス世界記録に登録することができ、大変嬉しく思っています。ここまでたくさんの読者の方々に支えられたからこその記録だと思ってます。本当にありがとうございます」などのコメントが寄せられた。

ギネス世界記録への認定でますます注目の『花より男子』。誕生から30周年を迎えたことを記念する初の展覧会「誕生30周年記念 花より男子展 -Jewelry BOX-」は、5月8日まで松屋銀座にて開催される。

<以下、コメント全文掲載>

【神尾葉子】

花より男子が始まって30周年という節目の年に、ギネス世界記録に登録することができ、大変嬉しく思っています。
ここまでたくさんの読者の方々に支えられたからこその記録だと思ってます。本当にありがとうございます。そして、4月から初めての原画展を開催していただくことになりました。ぜひつくしやF4に会いに来てください!

『花より男子』
(C)神尾葉子/集英社