「京まふ」は、「マンガ・アニメを活用した新たなビジネスの創出支援」、「クリエイターの育成支援・雇用機会の創出」、「若者や外国人をはじめとした新たな観光客の掘り起こし」、「マンガ・アニメ文化の海外発信によるコンテンツ都市・京都のブランド力向上」など、京都を中心とした関西圏のコンテンツ市場の拡大を図ることを目的に、2012年からスタートした。
[取材・文:杉本穂高 撮影:吉野庫之介]
今年の京まふにFGOは様々なブースを出展。みやこめっせの1階ホワイエには巨大な英霊ねぶたを設置。ギルガメッシュ(アーチャー)やアルトリア・キャスター(キャスター)、マシュにフォウが迫力あるねぶたとなって来場者を迎えていた。
1階のステージでは、着ぐるみによるグリーティングや、公式公認コスプレイヤーによる撮影会が開催されており、多くの来場者がステージを囲んでいた。
公認コスプレイヤーはモルガン(バーサーカー)、ヴァ―ヴァンシー、光のコヤンスカヤの3名。モルガンは昨年の京まふにも参加したが、ヴァ―バンシーと光のコヤンスカヤは京まふ初参加となる。光のコヤンスカヤは妖艶な魅力を存分に振りまき、モルガンは終始クールな表情を崩さないが、ヴァ―ヴァンシーとの母娘の絆をしっかり感じさせてくれた。来場者の持っているオベロンのぬいぐるみを見つけた時には、長い槍をオベロンに向ける一幕もあった。
また来場者にアルトリア・キャスター(バーサーカー)のコスプレイヤーを見つけ、モルガンとヴァ―ヴァンシーが近づいていくという場面も。最後には、来場者のFate関連のコスプレイヤーもステージに上がり、一緒に記念撮影も行われた。3人とも手厚いファンサービスで来場者を沸かせていた。
みやこみっせ3階のブースには、「U-オルガマリー」の等身大フィギュアが設置されていた。その他、サーヴァントやキャラクターたちのスタンディも展示。今回の展示は、「奏章I 虚数羅針内界 ペーパームーン」のエピソードに登場したサーヴァントとキャラクターたちが中心。「奏章I」は様々なマスターとサーヴァントの主従関係が描かれたが、組んだマスターとサーヴァントが隣り合って展示されているのが印象的だった。
その他、「Fate/Grand Order Fes. 2023 夏祭り ~8th Anniversary~」でも設置されていた、サーヴァントを1騎召喚し一緒に撮影できる英霊召喚フォトスタジオも置かれており、多くの来場者が利用していた。
また、ロームシアター京都で行われた『「Fate/Grand Order」ゲストトーク in 京まふ2023』でも新イベントの詳細が発表されるなど、こちらも大きく盛り上がり、京都の地でもFGO人気の健在ぶりを示した。