『ぼっち・ざ・ろっく!』の原作は、はまじあきが2018年より「まんがタイムきららMAX」にて連載中のガールズバンド4コマだ。
陰キャだがギターの腕前はたしかな“ぼっち”こと後藤ひとりを中心に、彼女が所属するバンド「結束バンド」の様子を描いている。2022年10月にTVアニメ化を果たし、国内外問わず大きな話題を呼んだ。
ライブイベント「結束バンドLIVE-恒星-」では、メインボーカルを喜多郁代役の長谷川育美が務め、バンド編成でアルバム「結束バンド」の楽曲を披露。
同イベントを全曲収録したBlu-ray&DVDが11月22日に発売を予定しており、これに先駆け2週間限定の劇場公開を行っている。
<以下、公式レポート>
11月17日(金)に劇場上映初日を迎えたライブイベント「結束バンドLIVE-恒星-」。公開3日目となった11月19日(日)に、上映記念舞台挨拶が実施され、結束バンドメンバーである青山吉能、鈴代紗弓、水野朔、長谷川育美ら4人のキャストが集結しました。
劇場上映を心待ちにして集まった観客の前に、ライブ当日の衣装をアレンジした、オリジナル衣装を身に纏い登場したキャスト陣。青山「今日はみなさん楽しい時間を過ごしましょう! ふう~!」とライブさながらの挨拶。鈴代「楽しんでいきましょう! よろしくお願いします」、続いて水野は「今日はよろしくお願いしま~す。ふう~!」、長谷川も「ふう~~! よろしくお願いします」と楽屋裏でキャストみんなで考えてきたという「ふう~~!」の掛け声と共にイベントはスタート。
無事劇場上映を迎えたことについて、青山「私にとっても思い出に残るしかないライブになったので、改めてとっても大きなスクリーンと素晴らしい音響で楽しめることを嬉しく思っています。観客のみなさんと共有できることも嬉しいので、心高めていただけたら」と喜びを隠しきれない様子。
そして、「ぼっち・ざ・ろっく!」およびASIAN KUNG-FU GENERATIONの大ファンという青山の姉は、ライブ後に青山の姿を見て感激して大号泣したそうと言い、「感慨深かったし、やり切った感じが本当にありました。今思い出しても、姉がいたら泣いちゃうかもしれない」と家族揃って嬉しさを噛みしめたと話しました。
続いて鈴代は、「1年前の10月からアニメが開始されて『ぼっち・ざ・ろっく!です。』のイベントの時も歌いましたが、今回のライブでは、さらにもう1段階ボルテージがマックス×マックス! 限界突破!するくらいの気持ちでやらせていただいて、ライブだからできた空気感があった」と振り返り、ライブイベントの魅力を熱弁。そして水野「ライブ上映はなかなかない機会だと思うので、私も客席側から見れることがすごく嬉しくて。応援上映も絶対行きたいなという気持ちです。そのくらい最高のライブになりました!」と力強くアピール。
そんな水野はライブ中に、とっても感情が昂っていたと長谷川が暴露! それを受け水野は、「あまり記憶がなくて。何かを歌ったのと、何かをしたのは覚えているけど、実はライブでのトークをあまり覚えていなくて。人ってテンションが上がると記憶が飛ぶんだな」とライブ当日の高揚感を振り返りました。
そしてライブでたくさん歌った長谷川は「今回のイベントの話をいただく前からライブイベントをやりたかったので、お話をいただいて、リハが始まった時から本当に楽しかったんです。でもイベントが終わって両親のもとに行った瞬間、涙が止まらなくて。気づいてなくても背負うものが大きかったと後から気づくくらい、大きな挑戦になりました。本当に最高のライブでした」と大きな責任感とプレッシャーを抱えながらも、人生最高の経験になったと明かしました。
続いて、それぞれのメンバーのライブ上での印象を互いに明かすコーナーに。
ボーカルとして大活躍した長谷川の印象を、鈴代「安定感がすごい! 体力が途切れないところです! 口から音源です! 音源以上です!」水野が「佇まいがかっこいいです! プロです!」と一言で表し、キャストはみんな「わかる~!」と大共感。
水野の印象について問われると、長谷川「めっちゃ歌が上手いんです。高音の安定感がすごい!」と言うと、水野「長谷川さんに言われたら、嬉しいです!」と答え、青山、鈴代は嫉妬!しかし鈴代も「(水野は)本当に可愛くて。イベント終了後にも可愛かったな~」と余韻に浸っていたことを明かし、青山「音源を聴いているだけでも、『気持ちいいな』と思っていて、ライブでさらに際立っていて! 声の揺れすらも芸術にしてしまっている姿もすごい」と、MCでのキュートな姿のギャップを絶賛すると、水野「私もう、満足です」と満面の笑みを浮かべました。
鈴代の推しポイントについては、長谷川「鈴代紗弓にしか作り出せない空気感がすごかった。全てが光り輝いていた! “陽”の光がすごくて。」と舞台上で太陽のような存在感だったと明かし、青山「虹夏ちゃんみたいな太陽のパワーが、ここまで3次元でリンクするんだ。
そして最後に青山のステージ上の印象として、長谷川「THE・バケモノ! いい意味で!」と表し、「ずっとギターを持って、隙あらば練習していて。それでボルテージが上がりまくった会場で、(ギターを)始めて1年も経っていないのに演奏する姿がすごかった」と明かし、鈴代「普通、すごく緊張したり震えたりするはずなのに、全然そんな風に見えなくて。しかも、よっぴ(青山)なら大丈夫!と緊張を感じさせない姿がかっこよかった」と、舞台裏を明かします。
続いて水野「集中している時の表情や、ステージから漏れる光の影響で、よっぴ(青山)さんが神々しいイラストみたいに見えて。真剣なよっぴ(青山)さんがの背中はでっけーなと思いました」とコメントし、座長としての青山の様子が垣間見えました。
ライブ中の印象に残っている楽曲を問われると、青山「結束バンドの曲の中で特に好きな曲が、『小さな海』です」と言うと、会場からは共感の拍手が巻き起こります。「バラードで、あまりない曲調なので、セットリストにどう組み込むかが気になっていて。ライブで聴いてみると、純粋に曲がいいしライブで聴いてさらに好きになった」と明かします。
続いて水野「『星座になれたら』がいっちばん好きです! ステージで、育美(長谷川)さんのボイスで生で聴けるというだけでテンションマックスだったのに、実際に聞くと好きが溢れすぎて泣いちゃいました。超かっこよかったです」と嬉しすぎて涙が溢れたエピソードを語ります。最後に長谷川「私も『光の中へ』が好きです。実際は全曲好きなんだけど、ライブで歌って完成した感じがしていて。新曲ということもあって、『結束バンドLIVE-恒星-』の中でも特に印象が残っている」とエモいエピソードを語りました。
和気あいあいとしたトークタイムもあっという間に終了の時間に。
これから上映を観る観客に向けて長谷川「結束バンド初のワンマンライブということで、始まってから終わるまで本当に楽しくて。ステージ上で楽しい!と思ってやっていたら、お客さんも楽しそうで! それを見てまた楽しくなって! 幸せスパイラルが起こっていました。
最後に青山は「放送から一年経って、まだ『後藤ひとり役の青山吉能です』と言わせてもらえるのが嬉しいです。今回はライブの劇場上映ということで、結束バンドはこんなにも曲に恵まれているのに、ワンマンライブは一度だけ。この奇跡感、そして一夜だけの輝きみたいなものがあったのかなと思うと、本当に嬉しいです。これからもたくさん愛していただけるよう、是非温かい応援をお待ちしております!」と締めくくりました。そして最後は、会場の観客、そしてキャストの一同で「Thank you!」と結束バンド恒例の掛け声をし、大盛況の中イベントは幕を閉じました。
「結束バンドLIVE-恒星-」期間限定劇場上映は、11月17日~11月30日に開催。
詳細は特設ページまで。
■「結束バンドLIVE-恒星-」
開催日:2023年5月21日(日)
場所:Zepp Haneda (TOKYO)
上演時間:約120分
キャスト:青山吉能,鈴代紗弓,水野朔,長谷川育美
バンドメンバー:生本直毅(Gt),五十嵐勝人(Gt),山崎英明(Ba),石井悠也(Dr)
サウンドプロデューサー:三井律郎
(C)はまじあき/芳文社・アニプレックス
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