「銀魂」ゴリラ、ドS、マヨラー…だけどかっこいい！ギャップにまみれた真選組【私のイケメン図鑑vol.3】

アニメや漫画のキャラクターに恋したことはありますか？私はあります。それも1度や2度ではありません。なんなら触れた作品すべてに必ず“推し”を作り続けて早ウン十年……。その遍歴を語るのは、私の人生を語るのと一緒と言っていいくらいです。それほどまでに、世の中には魅力的な作品、そしてキャラクターが溢れています。そこでアニメ！アニメ！では、世間で話題になっている、または筆者の独断と偏見で見繕った作品やキャラクターの中から“イケメン”をピックアップして、その魅力を伝える企画「私のイケメン図鑑」を始動。第3弾となる今回は、『銀魂』に登場する真選組を紹介します♪※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。■ゴリラだけど、人間味あふれる漢―― 近藤勲江戸の治安を守る特殊警察である真選組。そんな組織を率いている局長・近藤勲ですが、警察であるにも関わらず、志村新八の姉・妙のストーカーをしています。その容姿から、周囲から「ゴリラ」呼ばわりされたり、すぐフル◯ンになったり、隊士たちからも雑に扱われる描写が多かったり……。すっかり（下）ネタキャラ代表格になっていますが、実は誰よりも男らしく愛に生きる近藤さん。トイレにトイレットペーパーがなかった際、手元にあるのは妙の写真とやすりという絶望的な状況の中、選んだのはやすり。お尻から大量出血してまで、愛する相手の写真でお尻を拭くことはなかった彼の愛の深さに驚かされます。さらに、沖田総悟から「人のいいところを見つけるのは得意だが、悪いところを見ようとしない」と言われるほどのお人好し。自身を殺害しようとした人物でさえも「友」と呼び、命がけで助けようとする慈悲深さを持っています。そんな彼だからこそ、たとえゴリラであってもストーカーであっても隊士たちは信頼しているのです。■江戸っ子口調のドS美少年にキュン♪ 沖田総悟真選組一番隊隊長の沖田は、爽やかなビジュアルからは想像できないほどのドS。副長の座を奪おうと、つねに土方十四郎の命を狙っています。そんなギャップが彼の魅力。ドSっぷりを発揮して、どんな女性も手懐けて「メス犬」と「ご主人様」と呼び合う関係に持っていく一方、打たれ弱いという一面も。ジェットコースターでベルトを閉め忘れてしまい、必死に助けを乞いながら「Sだからこそ打たれ弱いの」「ガラスの剣なの」と言うかわいいシーンもありました。そして、沖田の魅力が光った回と言えば「真選組動乱篇」。参謀の伊東鴨太郎により、真選組で内乱が勃発。近藤派と伊東派の2つに分かれ、沖田も伊東派に寝返ったかと思いきや、伊東派の隊士たちを単身で一掃。近藤のことを心から信頼し、彼に危害を加えようとする者はたとえ同じ隊士でも容赦なく斬りかかる姿に忠誠心を感じました。■刀×煙草×マヨネーズ＝土方十四郎そして、「鬼の副長」と呼ばれ恐れられる真選組副長・土方十四郎。沖田とは違うタイプのイケメンで、近藤いわく「真選組一のモテ男」。キャバ嬢から「今日はあのゴリラじゃなくて土方はんが来てくれはったわ！」と言われているシーンもあり、実際にモテていることが伺えます。真面目で硬派な性格の一方、面倒見が良くて不器用な優しさも見せる土方さん。鬼のように厳しくとも、隊士たちに慕われる理由はそこにあります。新八が気になる女の子と文通をするため、万事屋、真選組が協力して手紙の文面を考えることに。他の面々がとんでもない文章を考える中、土方さんだけは新八だけでなく相手の女の子までさりげなくフォローする完璧な文面を考案。これをきっかけに、「フォロ方十四フォロー」と呼ばれるようになりました。そんな完璧な土方さんですが、味覚はちょっと……いや、かなり異常。極度のマヨラーで、あらゆる料理にマヨネーズを大量にかけて食べます。沖田いわく「犬のエサ」。さらに土方さんには、辛い幼少期を過ごした壮絶な過去があり……。■真選組の人気エピソード「バラガキ篇」が劇場上映中！そんな土方さんの過去が描かれた『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』が、11月10日より全国劇場にて3週間限定で上映中です。幕臣の名門・佐々木家の問題児・鉄之助を小姓として預かった土方さん。鉄之助の態度に苛立ちを覚えながらも面倒を見続ける中、ある日、見廻組の局長・佐々木異三郎と出くわします。彼が義弟の鉄之助を蔑む言葉に、土方は過去の自分を思い出し……。TV放送版を再編集し、さらにここでしか見られないおまけ映像も加えた作品になっているとのこと。期間限定上映ですので、観たい方はお早めに劇場へ！（C）空知英秋／集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス