実写映画『キングダム』の最新作が、『キングダム 大将軍の帰還』のタイトルで2024年7月12日に公開されることがわかった。隣国・趙との総力戦「馬陽の戦い」の続きが描かれる。発表に伴い最新ビジュアルとスーパーティザー映像も公開。信役の山崎賢人、王騎役の大沢たかお、原作者の原泰久、佐藤信介監督、松橋真三プロデューサーよりコメントも到着した。『キングダム』は紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と中華統一を目指す若き王・嬴政(吉沢亮)の物語を壮大なスケールで描く、原泰久によるマンガを実写化した映画だ。原作は2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載が開始され、現在70巻までが刊行された単行本の累計発行部数は、2023年11月時点で集英社の青年マンガ史上初となる1億部を突破する。その人気はとどまるところを知らず、2019年公開の『キングダム』、2022年公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』、2023年公開の『キングダム 運命の炎』と、実写映画は3作品連続でその年に公開された邦画実写映画の中でNo.1(※12月12日時点)を記録する偉業を達成した。シリーズ累計動員数が1,000万人を超え数々の映画賞にも輝くなど、名実を兼ね揃えた夏休み興行の主役となった。このたび、そんな実写映画の待望の最新作が、『キングダム 大将軍の帰還』のタイトルで公開されることがわかった。前作『運命の炎』で信と王騎が臨んだ隣国・趙との総力戦「馬陽の戦い」の続きが描かれる。前作に引き続き、佐藤信介が監督を務め、天下の大将軍を目指す主人公・信役は山崎賢人が演じる。そのほか、中華統一に挑む若き秦国王・嬴政役の吉沢亮、軍師見習いとして励む河了貂役の橋本環奈、飛信隊の副長として信とともに戦う羌瘣役の清野菜名、秦国軍総大将として戦地に舞い戻り「馬陽の戦い」に挑む大将軍・王騎役の大沢たかおら、『キングダム』シリーズに欠かせない豪華キャスト陣が続投する。さらに本作では、『運命の炎』が劇場公開されるまで存在が一切明かされなかった、超豪華キャスト2名演じる猛威が秦軍を襲う。過去に王騎と馬陽の地で因縁の戦いを繰り広げた<武神>と呼ばれる最強の敵・龐煖(吉川晃司)、決して戦の場に姿を現さないが他の追随を許さない存在感で戦局を見守る謎多き軍師・李牧(小栗旬)だ。そして、1作目で秦国王・嬴政と協定を結んだ山界一の武力を持つ美しき王・楊端和(長澤まさみ)は、北の地で衝撃の光景を目の当たりにする。さらに前作で飛信隊を苦しめた万極(山田裕貴)や趙荘(山本耕史)などの強者たちが本作でも登場し、“秦vs趙”による国の存亡をかけた一世一代の戦いが繰り広げられる。はたして、飛信隊は龐煖の襲来を生き延びることはできるのだろうか。最新作の発表に伴い公開されたスーパーティザービジュアルは、天下の大将軍・王騎を象徴する大きな矛が印象的なもの。主人公・信が憧れる王騎の堂々たる出で立ちに思わず目を奪われる。その奥には大将軍のため、そして秦国のためと忠誠心を持ちながら戦う王騎軍の姿が見られる。長い間、戦の前線から離れており、3作目『運命の炎』でついに戦地に降り立つも、総大将の責務である指揮を執る任務を全うし「静」を貫き通してきた伝説の大将軍・王騎が、ついに最新作で動き出す。まだ全容が明らかにならない物語の続きを知りたくなる、圧巻のビジュアルに期待が膨らむ。そして、最新作のカットを垣間見ることができる、壮大なスーパーティザー映像も公開にされた。王騎からの命を受け、飛信隊は趙国の副将・馮忌(片岡愛之助)の首を取る武功を上げた。野営地での宴の最中、突然何者かの夜襲がかかる。飛信隊を守ろうとする隊長・信の前に現れたのは、巨大な体と尋常ならざる力で仲間たちをなぎ倒していく、龐煖の姿だ。かつて中国全土に名を轟かせた最強武将で、趙国を支える三人の大将軍「三大天」の一人である龐煖は、その身に神を宿す“武神”と呼ばれる絶対的強者として信や羌瘣(清野菜名)ら飛信隊の前に立ちはだかる。そして、王騎が指す「姿を現さぬ敵の大将」とは。河了貂らの前に静かに姿を現す李牧の正体も気になるばかりだ。そのほかにも、最新作『大将軍の帰還』からファン待望のシーンを確認できる。「夜の森の中で信を背負う尾到」「仮面をつけた謎の人物」「その瞬間を目にして息をのむ信」など、その先のシーンをいち早く観たくなる。実写映画『キングダム』の最新作は、『キングダム 大将軍の帰還』のタイトルで2024年7月12日に公開される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。<以下、コメント全文掲載>【山崎賢人/信(しん)】キングダムシリーズ4作目の『キングダム 大将軍の帰還』が2024年7月12日に公開できることをすごく嬉しく思います。 4作目まで続いている作品の主演をやらせていただいて嬉しいです。それは1作目からみなさんにこの作品を愛していただいているからです。 信は多くの仲間に支えられている隊長で自分自身も信と同じように多くのスタッフ、キャストに支えられています! 『キングダム 大将軍の帰還』では1、2、3を超える熱さをお届けします!!! 来年の夏は今年より熱い夏にしましょう!!!【大沢たかお/王騎(おうき)役】映画『キングダム 大将軍の帰還』。2018年に映画『キングダム』の撮影が始まってから本作を目指し、持てる限りの力と情熱を注ぎ、スタッフ・キャスト一丸となり皆で戦い続けてまいりました。その集大成となる『キングダム 大将軍の帰還』がついに2024年7月12日に公開となります。これまで映画『キングダム』を応援していただいたすべての皆さまに、そして原作ファンの皆さまに、こころを込めてお届けいたします。2024年最高に熱いキングダムの夏、ぜひ劇場でお会いしましょう。【原作者:原泰久】映画シリーズ第4弾『キングダム 大将軍の帰還』が、来年夏に公開となります!! 前作『運命の炎』をご覧になった方は、すでに気になっているかと思いますが、いよいよ「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれます!おそらく邦画史上に残る大きな感動に包まれる映画だと思います。僕も編集前のラッシュで観た映像が忘れられません。2024年の夏まで、期待してお待ちください!!【佐藤信介監督】『キングダム 大将軍の帰還』が、2024年7月12日、公開となります。前作『運命の炎』によって放たれた新たな試練が、怒涛のクライマックスとなって駆け抜けます。そしてついに明かされる大将軍の秘められた戦い。まさに全編クライマックス。来年、夏、お楽しみください。【松橋真三プロデューサー】今夏『運命の炎』で熱く涙した方々へ。そして、いよいよ日本を代表するこれだけの凄いシリーズになって『キングダム』の世界に触れないとまずいな、と思っているすべての方々へ。お待たせしました。今まで全てがすごい作品でしたが、それらを上回る最高傑作が生まれようとしています。どれだけ期待値を高く持っていただいても大丈夫だと保証します。そして、なぜ『大将軍の帰還』というサブタイトルなのか?それは、あえて言いません。映画のラストシーンまでご覧頂いたとき、その本当の意味がわかり、いまだかつてない感動と、熱い涙にむせぶことをお約束します。今夏、劇場の大スクリーンでお会いしましょう。完成までしばしお待ちください!『キングダム 大将軍の帰還』公開:2024年7月12日(金)監督:佐藤信介脚本:黒岩勉・原泰久音楽:やまだ豊出演:山崎賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 玉木宏 佐藤浩市 小栗旬 吉川晃司 大沢たかお 他原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会