『タコピーの原罪』『一ノ瀬家の大罪』で知られるタイザン5の最新読み切り『はなれたふたり』が、「少年ジャンプ+」にて配信された。この作品は、YOASOBIとのコラボ施策で執筆されたものだ。タイザン5とは、2020年にウェブコミック投稿サイト「ジャンプルーキー!」にて読み切り『讃歌』が編集部期待賞を受賞。2021年に「少年ジャンプ+」にて『タコピーの原罪』を連載を開始。小学生のいじめ、複雑な家庭環境と絡めた謎の宇宙人・タコピーとの交流を描いた異色のストーリーで話題を集めた。最新作となる読み切り『はなれたふたり』は、YOASOBIの新曲「舞台に立って」のために執筆されたものだ。この楽曲は「NHKスポーツテーマ2024」のテーマソングとして使用されており、パリオリンピック2024開会式当日となる本日配信リリースとなった。楽曲制作にあたり、タイザン5ほか「少年ジャンプ+」にて活躍するマンガ家・桐島由紀、春野昼下が作品を描き上げた。なお、それらのマンガをもとに江坂純が小説として執筆。YOASOBIオフィシャルサイトにて公開中だ。『はなれたふたり』はサッカーに打ち込む幼なじみ・スバルと孝太郎の物語。ストライカーとキーパー、2人は同じチームでもライバルだと意識して切磋琢磨してきた。だが、2人の関係は徐々に変化していき……。Xでは、「タイザン5」「タコピー」がトレンド入りするほど、読者の注目度は高かった様子。『タコピーの原罪』『一ノ瀬家の大罪』などの鬱展開を見てきた読者たちは、少しヒヤヒヤしていた模様だ。また、『うえきの法則』『サイケまたしても』などで知られるマンガ家・福地翼は、Xにて「タコピーの印象が強かったのでいい意味で裏切られました。タイザン5さんの青春もの良い!」と投稿していた。これまでの作品とは一味違う、タイザン5による爽やかな青春スポーツマンガをぜひ楽しんでほしい。【楽曲情報】YOASOBI 「舞台に立って」作詞・作曲・編曲:Ayase/歌唱:ikura▼楽曲原作となる作品2024年7月26日(金)0:00公開タイトル 『はなれたふたり』著:タイザン5【プロフィール】「ジャンプルーキー!」2020 年 9 月期「月間ルーキー賞」で編集部期待賞を受賞。「少年ジャンプ+」にて『タコピーの原罪』、「週刊少年ジャンプ」にて『一ノ瀬家の大罪』を連載。2024年7月27日(土)0:00公開タイトル 『パラレルレーン』著:桐島由紀【プロフィール】2022年に「少年ジャンプ+」で読切『メタモロリィタ』を発表。その後、読切『クリスマスデストロイヤー』『アイドゥラブユー』を同誌に掲載。2024年7月28日(日)0:00公開タイトル 『終わらないデュース』著:春野昼下【プロフィール】「少年ジャンプ+漫画賞」2022年冬期、第105回手塚賞でともに準入選。現在公開中小説版『はなれたふたり』、『パラレルレーン』、『終わらないデュース』小説:江坂 純【プロフィール】神奈川県出身。早稲田大学卒業後、執筆活動を始める。ノベライズとして『ONE PIECE novel HEROINES』シリーズ、『NARUTO-ナルト-烈伝』シリーズ、その他『名探偵ピカチュウ』(小学館ジュニア文庫)などを手がける。