「ジブリパーク」“グーチョキパン屋”に夏の新ドリンク登場！ 10月上映の短編アニメは「たからさがし」

スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」より、8月から10月にかけての最新情報が届いた。旬の夏にあわせて、「グーチョキパン屋」の新ドリンクに「ピーチ＆トマト」が登場。月替わりの短編アニメーション上映では、10月は『たからさがし』が上映される。ジブリパークは愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内にある、スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設だ。2022年11月に開園した「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」に加え、2023年11月に「もののけの里」、2024年3月に「魔女の谷」と2つの新エリアが開園し、5エリアで構成されている。そんな同園にある魔女の谷の「グーチョキパン屋」は、『魔女の宅急便』で主人公キキと黒猫ジジが暮らしたパン屋だ。劇中の雰囲気に合わせた店内では、パンや瓶入りのドリンクが実際に販売されている。8月から旬の夏にあわせたドリンクの新しいメニューとして、「ピーチ＆トマト」の提供が始まった。ジブリパークオリジナルの瓶入り飲料で、2つの風味が口の中に広がる。桃やトマトを味わう少女が描かれたラベルが目を引く一本を、ぜひパンと一緒に楽しみたい。また、月替わりでスタジオジブリ制作の短編アニメーションを上映しているジブリの大倉庫の「映像展示室オリヲン座」では、10月に『たからさがし』が上映されることも明らかになった。『たからさがし』は中川李枝子と大村百合子による絵本が原作で、ジブリ美術館の映像展示室「土星座」で上映されているオリジナル短編映画のひとつだ。かねてより「歩いたり、走ったりするだけのアニメーションが作りたい」と語っていた宮崎駿（崎は「たつさき」、以下同）監督により、小さな男の子ゆうじとうさぎのギックが伸び伸びと動き回る、ひとつひとつの動作がとても丁寧に描かれた。8月の『毛虫のボロ』、9月の『くじらとり』に続いて本作も観てみよう。そして、ジブリの大倉庫では新しい展示に、宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』のインコマン（緑）が6月より登場している。背を向け、刃物を研ぐ様子を目にできる。ジブリの大倉庫にはこのほかにも、アオサギやペリカンといった『君たちはどう生きるか』に関する展示がある。来園の際は、建物の屋根や隙間に注目しながら散策してみたい。スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」のチケットは予約制。10月入場分チケットは、2024年8月10日14時よりBoo-Wooチケット、ローソンやミニストップ店頭のLoppi、ローチケWEBでの取り扱いがスタートする。詳細は公式サイトまで。『たからさがし』≪ストーリー≫小さな男の子ゆうじと、うさぎのギック。ふたりは同時に見つけた棒の持ち主を決めようと、競いあいをはじめます。かけっこをしたり、幅跳びをしたり、お相撲をしたり。でも結果はいつもおんなじ。そこで、ギックのおばあちゃんに知恵を借りることにします。おばあちゃんの決めた勝負は、「たからさがし」。さて、ふたりの勝負はどうなるのでしょうか。≪上映時間≫約9分 ≪原作≫「たからさがし」（福音館書店 刊）、中川李枝子 さく、大村百合子 え≪企画・構成≫宮崎駿 ≪音楽≫未知瑠■ジブリパーク 施設概要≪所在地≫愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内≪営業時間≫平日10:00～17:00、土・日・休9:00～17:00≪休園日≫火曜（休日の場合は翌平日）、指定日（C）Studio Ghibli（C）2011 中川李枝子・大村百合子・Studio Ghibli