アニメやマンガ、ゲームに登場する2次元キャラクターなどの「推し」を愛でたり応援したりする活動「推し活」が、近年は注目を集めています。とくに夏は長期休暇があり、推し活がはかどる季節と言えるでしょう。推しのアクリルスタンドを連れてゆかりの地へ旅行をしたり、推しのグッズを自作してイベントやライブに参加したりと、推し活を満喫している読者も多いのではないでしょうか。そこでアニメ!アニメ!では「推しとの夏の思い出を教えてください」と題した読者投稿企画を実施しました。8月2日から9月1日までのアンケート期間中に60人から回答を得ました。男女比は男性約20パーセント、女性約75パーセント、無回答が約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約75パーセントと若年層が中心でした。■応援上映や入プレにドキドキ…!今年の夏も多くのアニメ映画が上映されたため、映画館で作品を鑑賞したという読者が目立ちました。「『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の音駒高校のユニフォームを着て、大声で試合を観戦しました」と応援上映に参加したというファンや、「銀さんと高杉さんのぬいぐるみと一緒に『銀魂オンシアター2D 一国傾城篇』を楽しんだ。冬の銀魂展も絶対に行きたい!」、「『劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~』を、ころんのぬい(ぬいぐるみ)と痛バ(痛バッグ)で観に行きました」、「『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』を観に行ったら、入場特典で最推しが出た!」など、グッズ持参で盛り上がったり、特典で喜んだりした読者からコメントが届いています。■イベント参戦・聖地巡礼で忘れられない思い出作りイベントや展示会を満喫したというファンも多数。「『ラブライブ!スーパースター!!』の浅草コラボイベントで、かっぱ橋本通りの灯籠がライトアップされたり、等身大パネルが設置されたり、さらにコラボ人力車に乗ってみたりと、いろいろと面白かった」、「『デッドアカウント』のポップアップストアの最終日に行ってきました。パネルに渡辺静先生の色紙があって、人生で初めて見たマンガ家のサインに感動! 普段は人混みが苦手でこういった企画には出かけないのですが、行って良かったです」と忘れられない思い出になったとのこと。また、「関東在住ですが、『名探偵コナン』の青山剛昌先生の出身地・鳥取県北栄町に行ってきました。町中にブロンズ像があふれていてビックリ。同じポーズをした写真をいっぱい撮りました。今後は劇場版の聖地巡礼をしたいですね」や「私はカナダに住んでいて夏休み中に一時帰国して秋葉原へ。『Re:ゼロから始める異世界生活』のラインハルトのグッズを買いまくった」と長距離遠征をした読者もいました。■グッズを買い込む夏。人気は「ぬいぐるみ」?夏はお小遣いやボーナスなど懐が暖かくなる時期ということでグッズを買ったという声も。「夏の課題が終わった自分へのご褒美で、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の青柳冬弥くんのアクスタ、クリアファイル、缶バッジのセットを購入。ポスターを見に行ってぬいぐるみと一緒に写真を撮った」や「人生初の推しぬいを買いました(『ハイキュー!!』の孤爪研磨くんです)。お金がギリギリで、ヒヤヒヤしながら購入したのも良い思い出。旅行や帰省で持っていき撮影するのが楽しかった」、「『ブルーロック』の蜂楽廻のぬいぐるみを買ったその足で夏っぽい場所をめちゃめちゃ巡って、写真を大量に撮りました! 今後はアニメイベントにアクスタや痛バを持っていって強オタ感を出してみたい」と、ここでもぬいぐるみの人気が高かったです。■創作活動も捗る夏休み♪ イラストからスノードーム、お盆の“精霊馬”まで!創作活動に励んだという読者も複数いました。「『名探偵コナン』の警察学校同期組が大好きなので、マンガを読みまくったりイラストを描きまくったりしていました」や「『ウマ娘 プリティーダービー』の推しキャラと自分が登場してラブラブイチャイチャする小説を書いてみました。ちなみに誰かに読ませたり、投稿したりするものではありません」と絵や小説はもちろん、「『ポケットモンスター』のキュウコンの等身大パネルを自作しました。これからもいろいろと挑戦してみたい」や「『【推しの子】』のアイちゃんをイメージしたストラップやスノードームを作った」とグッズを手作りしているファンも。さらに「『聖闘士星矢』にどハマリした夏休み、お盆の精霊馬にキュウリを使って作ったペガサスを飾りました。今年は久しぶりに紫龍をイメージした龍を作ろうかと思っています」と変わり種にチャレンジした読者もいました。今回のアンケートではアニメもしくはアニメ化されたタイトルを推すファンが多かったですが、マンガやアプリ、VTuber、さらには女子プロなどにも投票が。推し活も多彩であることが再確認できる結果となっています。■複数投票があったタイトル[思い出を作った“推し”が登場する作品]『ハイキュー!!』『名探偵コナン』『文豪ストレイドッグス』『【推しの子】』『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』『ブルーロック』『銀魂』『僕のヒーローアカデミア』(回答期間:2024年8月2日~9月1日)■投票があった全タイトル[思い出を作った“推し”が登場する作品]『ハイキュー!!』『名探偵コナン』『文豪ストレイドッグス』『【推しの子】』『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』『ブルーロック』『銀魂』『僕のヒーローアカデミア』『Free!』『Re:ゼロから始める異世界生活』『WIND BREAKER』『イカボードとトード氏』『うたの☆プリンスさまっ♪』『ウマ娘 プリティーダービー』『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』『からかい上手の高木さん』『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』『ポケットモンスター』『ホタルの嫁入り』『ラブライブ!スーパースター!!』『魔入りました!入間くん』『美少女戦士セーラームーン』『東京リベンジャーズ』『呪術廻戦』『鬼滅の刃』『新幹線変形ロボ シンカリオン』『聖闘士星矢』『地縛少年花子くん』『転生したらスライムだった件』『刀剣乱舞ONLINE』『デッドアカウント』『あんさんぶるスターズ!!』『Fate/Grand Order』『Paradox Live』『Hundred Note』「8P(エイトピース)」「東京女子プロレス」「あくありうむ。」「いれいす」「カラフルピーチ」「すとぷり」「星街すいせい」「IRIAM」(回答期間:2024年8月2日~9月1日)※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。