芥見下々「呪術廻戦」9月30日発売の「ジャンプ」で完結！6年半の連載に幕― コミックスは累計1億部を突破

芥見下々によるマンガ『呪術廻戦』が、9月30日発売の「週刊少年ジャンプ」2024年44号をもって完結を迎えた。また、コミックスはデジタル版を含むシリーズ累計発行部数が1億部を突破したことが明らかになった。今後、10月4日に最新28巻、12月25日に29巻と最終30巻が発売される。『呪術廻戦』は、「週刊少年ジャンプ」にて2018年14号（同年3月5日発売）より連載が開始された、芥見下々によるダークファンタジーマンガだ。ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを廻る戦いの世界へと足を踏み入れるところから始まる物語を描いた。『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』として0巻も発売中のコミックスは既刊27巻を数える。アニメは2020年10月から2021年3月まで放送されたTVアニメ第1期を皮切りにシリーズ展開し、2021年12月に公開された映画『劇場版 呪術廻戦 0』は、全世界累計興行収入が265億円となる大ヒットを記録した。2023年7月から12月にはTVアニメ第2期が放送され、TVアニメの続編にあたる「死滅回游」の制作、および第2期「懐玉・玉折」劇場版総集編の2025年の公開が決定している。また、2024年7月～8月に渋谷ヒカリエにて開催された「芥見下々 『呪術廻戦』展」は、2025年4月に大阪での開催を控える。このたびそんな本作が、9月30日発売の「週刊少年ジャンプ」2024年44号にて完結を迎え、6年半にわたる連載を終了した。併せて、コミックスのデジタル版を含むシリーズ累計発行部数が1億部を突破したことも明らかになった。なお最終話は、特大センターカラーの21ページで掲載された。44号は芥見の直筆メッセージと描き下ろしイラストによる「『呪術廻戦』連載完結記念!! 最終回メモリアルポストカード」のとじこみ付録つきで、“『呪術廻戦』の最終話まるごとデジタル原稿プリントmini”の応募者全員サービスも実施されている。さらにこのたびの完結を祝い、TVアニメ『呪術廻戦』第2期を手掛けた御所園翔太監督からイラストとコメントも寄せられた。このほか10月4日のコミックス28巻発売を記念して、一部書店では第4回キャラクター人気投票でTOP3となった五条悟、虎杖悠仁、伏黒恵の描き下ろしイラストを使ったフレークシールシートの配布が決定。10月15日発売の「週刊少年ジャンプ」46号に、本作の完結記念としてコミックスのカバーイラストを使用した「コミックス0～30巻全キャラホロクリアカード!!」の応募者全員サービスが用意されることもわかった。芥見下々によるマンガ『呪術廻戦』は、10月4日に最新コミックス28巻が発売され、12月25日には29巻、最終巻となる30巻が同時発売となる。完結後もますます目が離せない本作に引き続き注目だ。＜以下、コメント全文掲載＞御所園翔太監督もしや自分には才能が有るのでは。」と思い動画としてアニメ業界に入ったが1年程で挫折し辞めた。その後呪術廻戦の連載は始まった。自分が見て育ったものが詰まっている作品だった。同年代の作者であることを悟った。絵がうまい人の腕を食べれば絵がうまくなるというが、虎杖は人の指を食べて強くなった。そこまでのガッツや聡明さは自分にはなかった。幸いSNSを通じて原画としてアニメの仕事に復帰することができた。少しして仕事場の友人と回転寿司屋に居る時、その友人宛に呪術廻戦の原画の依頼のメッセージが届いた。「好きな漫画だから俺やるって返事しておいて」と友人に頼んだ。アニメ呪術廻戦に関わったのはそこからだった。1期は朴さんが監督だった。大変そうだという理由で受けるか迷ったが、コンテ/演出の仕事を初めてもらえた。その時は、自分が2期の監督をすることになるとは全く思っていなかった。監督は大変な仕事だった。呪術廻戦の作業をしている間、芥見先生の仕事に思いを馳せることもあったが単純な物量だけでもはかり知れなかった。6年半もの間、週刊で漫画を描き続ける仕事というのはどんなものなんだろう。どれだけ大変な仕事なんだろう。その呪術廻戦が終わる。芥見先生、本当にお疲れ様でした。御所園翔太「週刊少年ジャンプ」44号9月30日（月）発売定価:300円（10％税込）とじこみ付録：『呪術廻戦』連載完結記念!!最終回メモリアルポストカード応募者全員サービス：『呪術廻戦』の最終話まるごとデジタル原稿プリントmini※応募者負担金3,850円（税込・国内発送費・手数料含む）『呪術廻戦』28巻芥見下々・著2024年10月4日（金）発売定価：572円（10％税込）（C）芥見下々／集英社（C）週刊少年ジャンプ2024年44号／集英社（C）芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会