宮野真守が白スーツでポーズ!? 花澤香菜、梶裕貴、福山潤ら登壇「フジアニ2025」でノイタミナ、ニチアサの新情報を公開

2024年12月9日に「フジアニ2025」が開催され、声優の花澤香菜、梶裕貴、宮野真守、福山潤が登壇した。2025年4月に20周年を迎えるアニメ枠「ノイタミナ」の新情報をはじめ、深夜アニメ枠「＋Ultra」「B8station」で2025年に放送となるアニメの最新情報が明らかになった。まず、イベント冒頭ではノイタミナ枠のお引越しが発表に。ノイタミナは2005年の『ハチミツとクローバー』の放送から始まり、『東のエデン』、『四畳半神話大系』、『PSYCHO-PASS サイコパス』といった数々の話題作を送り出してきたアニメ枠だ。今回20周年を迎えるにあたり、4月より23時台にて放送するはこびとなった。また、記念すべき引っ越し後の第1弾となる作品は『謎解きはディナーのあとで』に決定。ステージには花澤香菜（宝生麗子役）、梶裕貴（影山役）、宮野真守（風祭京一役）が登場した。公開されたキービジュアルのキャラクターをイメージしたドレスやスーツに身を包み登場した3人。宮野は、「実写の風祭」と称され、風祭を意識したポーズを喜々と披露した。役が決まった気持ちについて、花澤はうれしさとともに「オーディション原稿が激しかった」と吐露。同時に公開されたティザーPVを見ても、花澤演じる麗子は「ハァァァァァァ!?」といった勢いMAXのセリフが聞ける。一方、麗子の毒舌執事・影山を演じる梶は「なかなか僕にはない設定」と語る。謎が多いキャラクターなので、自分の中で解釈を拡げていくのが難しかったという。御曹司の風祭を演じる宮野は「役作りの必要がない」と豪語するほど“宮野らしい”役。しかし、オーディション時は風祭とともに影山も受けており「影山狙いだったんですけどね」と漏らす。ほかの2人からは「風祭一択ですよ」「風祭やるために生まれてきたんじゃないの？」と総ツッコミが起こった。次に発表されたのは、日曜朝枠『ONE PIECE』の放送時間の変更。新たな日曜朝アニメ第1弾として『TO BE HERO X』が4月より放送されることもわかった。本作は、bilibiliとアニプレックス共同で製作されるもの。中国にて先行して映像が公開され、一部SNSでも話題沸騰となり注目を集めるアニメだ。作品には、宮野真守、花澤香菜のほか、内山昂輝、中村悠一、松岡禎丞、佐倉綾音、水瀬いのり、山寺宏一、島崎信長、花江夏樹ら豪華キャストが集結している。ティザーPVではキャラクターそれぞれの個性が垣間見えるセリフを聞くことができる。キャラクターを見た花澤は、この作品で宮野演じるキャラクター・Xが先ほどの風祭と同じような白スーツを着ていることに気付く。宮野は「白スーツ着がち声優って言われます」と応えて笑いを誘った。楽曲情報も発表され、OPテーマをSawanoHiroyuki[nZk]:Rei、EDテーマをSennaRinが担当することが明らかに。そして、OP映像はすでに完成しているということで、最速お披露目が行われた。映像を見た2人は「このクオリティは新しい」「（絵の）質感がころころ変わる」と興奮した様子。『TO BE HERO X』に期待が高まる映像に仕上がっていた。そして、「＋Ultra」では4月より『最強の王様、二度目の人生は何をする？』を放送。原作は、北米最大級のWEBコミックプラットフォーム「Tapas」にて2018年より連載が開始された、TurtleMeによる転生冒険ファンタジーマンガだ。藤原夏海（アーサー役）、古川慎（グレイ役）が出演し、なんと2人でひとりのキャラクターを演じる。ティザーPVでは2人のセリフも聞くことができる。同じく4月から「B8station」にて『この恋で鼻血を止めて』が放送決定。本作は、中国bilibiliで2024年7月から配信され、女性から圧倒的な支持を得た人気アニメ。日本語吹き替えキャストは潘めぐみ、花江夏樹が担当する。平凡な女性モカが、ある日エイリアンの戦いに巻き込まれ、スーパー宇宙人・ヤーセンに命を救われることから始まる“エキサイティングヒーローラブコメディ”とのことだ。 さらにアニメ10周年を迎えることを記念して、プロジェクト「アニメ『暗殺教室』10周年の時間」が始動。舞台には福山潤と、ぬるぬると動く殺せんせーも登場した。福山が殺せんせーの後ろに隠れると……殺せんせーがアニメどおりのハイテンションで話してくれるという、ファンにはうれしい演出もあった。10周年プロジェクトでは、3大アニバーサリー企画が実施される。第1弾のプロジェクトは、アニメ『暗殺教室』全47話が再放送することが決定した。あわせて10周年記念ビジュアルもお披露目となり、3年E組の懐かしい面々が勢ぞろいした。なお、第2弾・第3弾企画は後日発表となる。また、プロジェクト始動に際し、原作者・松井優征からコメントも到着。「また皆様が暗殺教室を思い出し、読み返し、観返し、集って頂ける機会になるとうれしいです!!」と10周年を迎える喜びを寄せた。福山も10周年について、「今作品に触れてくださってる方、10年前に触れてくださってる方、ずっと好きでいてくださってる方、いろいろな方にあらためて見ていただきたい」と話し、「10周年を一緒に盛り上げましょう」と締めくくった。