『こち亀』こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、亀有出身のマンガ家・秋本治が40年間の間、休載することなく「週刊少年ジャンプ」で連載したギャグマンガだ。主人公の型破りでお金儲けが大好きな警察官の両さんこと両津勘吉とその同僚たちが、主に亀有で繰り広げる日常の騒動を一話完結で描く。
このたびオープンした「こち亀記念館」は、そんな本作の主人公である両さんが勤務する派出所の上に自分の記念館を建て、亀有の街に逃げ出した……というコンセプトによる観光施設だ。来場者は、施設内では作品や亀有地域の魅力を展示を通して体感しながら、亀有の街ではリアルな『こち亀』ワールドを巡り、逃げる両さんの痕跡を追いかけるという一貫した体験ストーリーへと飛び込める。
記念館はマンガのコマ割りを意識した外観で、1階の受付エントランスは作中の派出所を再現したものとなっている。体験は5階の「両さんが生まれた場・両津大明神|両津勘吉誕生!」からスタート。
『こち亀』が生まれたとされる4畳半の和室には、作者・秋本治の手元映像が上映されている。壁面には、作者や両さんのアイデアの源泉である貴重な品の展示が広がり、「両津大明神」の再現展示ではおみくじを楽しめる。
4階の「原画ギャラリー|こち亀の作品世界」では壁面一面に展示されたマンガのコマ、厳選されたテーマ別の複製原画、201巻の漫画で構成された大型映像など、様々なシーンから『こち亀』の世界感が感じられる。
3階の「名場面体験BOX|こち亀のあそび場」では『こち亀』の中からバラエティー豊かな名場面が、ゲーム性のある展示やデジタルコンテンツの活用で再現された。
2階の「体験展示|わしのためのフロア」には両さんの部屋が再現されているほか名誉館長室が展示され、様々な仕掛けにより五感で楽しみながら両さんの気配を感じられる。1階の「交流スペース|ようこそ亀有へ」では、『こち亀』に登場する亀有の文化や行事エピソードとともに、亀有の歴史や名所、イベント情報などを紹介している。
「こち亀記念館」の入館料は、高校生以上が700円、中学生以下が300円で、未就学児は無料。在学・在勤者を含む葛飾区民なら、高校生以上は500円、中学生以下は100円で入館できる。施設は今後も、展示内容や地域情報、グッズ展開などの更新が予定されているとのことで、末永い盛り上がりに期待がかかる。
「こち亀記念館」
オープン日:2025年3月22日(土)
所在地:東京都葛飾区亀有3-32-17
開館時間:10時~18時(最終入館は17時20分)
休館日:第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日の場合は、直後の平日)
料金:高校生以上:¥700(葛飾区民:¥500)・中学生以下:¥300(葛飾区民:¥100)・未就学児:無料
※区民には在学・在勤の方を含みます
※チケット購入および料金詳細は公式ホームページをご覧ください
(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
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