制服へと着替えた2人が最初に向かったのは、成城学園前駅の駅長室だ。業務の開始前には遊佐駅長からの言葉があり、コラボ開催にあたって『紫雲寺家の子供たち』の原作コミックスをチェックしたことやその感想が語られる。
これには2人も喜んだ様子で、そんな駅長からレクチャーを受けつつ、まずは1日の運行の無事を祈願したり、業務に関する連絡事項の伝達を行う朝礼から始まった。安済と菱川は駅長の手本を参考にしつつ、集まった職員たちと仕事に入る前のスピーチを行った。
朝礼を済ませた2人は続いて、新宿駅へと向かう電車が停車する小田急線の3・4番ホームに向かった。昼時の各駅停車の列車を対象に、車掌に対して「出発進行!」と合図を送るのが仕事だ。事前にレクチャーを受け、駅員からタイミングを指示してもらいながらの実施となった。昼時の各駅停車とはいえ乗降を行う乗客が多数見られることから、列車の到着時刻が近づくと緊張感が漂う。
最終的に2本の列車で信号機を確認しつつ、タイミングを見て赤い旗を掲げて「出発進行!」を合図。入念にやり方を確認していたこと、そして一緒にタイミングを指示してくれた駅員のおかげもあり、無事に仕事を終えることができた。
その後は、駅構内に向けたアナウンスも体験した。安済は駅や車内で不審物を見かけた際の呼びかけ、菱川はスマートフォンやイヤホンの扱いについての呼びかけといった内容で、それぞれ当日そのタイミングのみ聴けるレアなアナウンスとなった。
これらはキャラクターとしてではなく本人として読み上げられたが、もちろんアニメ『紫雲寺家の子供たち』の情報や、6月15日まで実施される小田急電鉄とのコラボも告知された。2人とも流石といった様子で、放送室での業務をこなした。
最後に駅員たちとの記念撮影が行われ、この日の業務は終了を迎えた。仕事体験を終え、菱川は「作品の中に登場する成城学園前駅で、まさか自分が乗務員の服を着られるなんて思わなかったので、1日感慨深かったです。ありがとうございました!」と述べる。安済は「乗務員と駅長でちょっとずつ制服が違っているのですが、コラボイラストにも反映されていますので楽しんでもらえたらと思います。そして『紫雲寺家の子供たち』と小田急電鉄とのコラボ、ぜひたくさん楽しんでください!」と呼びかけた。
このTVアニメ『紫雲寺家の子供たち』と小田急電鉄によるコラボレーション企画は、6月15日まで行われる。期間中、新宿、成城学園前、町田、相模大野、小田原、藤沢の駅を対象にしたスタンプラリーをコンプリートした先着2000名には、A5イラストボードのプレゼントを実施している。
1日全線フリー乗車券を利用することで、おとなは2,000円、こどもは1,000円で小田急線全線1日乗り降り自由となる。
また、5月30日にはオリジナルグッズ通販のスタートを控えており、先んじて公開された紫雲寺家の5姉妹が小田急線沿線を訪れるデート企画も必見だ。これらもあわせてチェックしてみよう。
取材・撮影・文/胃の上心臓
編集/アニメイトタイムズ
(C)宮島礼吏・白泉社/「紫雲寺家の子供たち」製作委員会
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