夏アニメ『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』Season 2は、8月9日24時から第18話「俺が絶対に 俺の手で」を放送。放送前はネット上で「文化祭編でも一番見たかったエピソード」「今日は神回の予感」など期待の声が寄せられていました。福田晋一さんが「ヤングガンガン」にて連載していたマンガ『その着せ替え人形は恋をする』。原作はアニメSeason 2放送前の2025年3月に惜しまれつつも完結しましたが、アニメは前期よりもパワフルになって登場。雛人形の顔を作る頭師を目指す男子高校生・五条新菜(わかな)と、いつもクラスの輪の中心にいる人気者・喜多川海夢(まりん)が、ある日の出会いをきっかけにコスプレを通して交流を深めていく様子を描いています。※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。前回の第17話では冒頭の人形劇パートが話題になりましたが、第18話放送前に人形デザインを手がけた斉藤圭一郎さん(『ぼっち・ざ・ろっく!』監督)が自身のSNSでデザインのラフ画を公開。注釈にこだわりを感じます。人形操演担当の山田はるかさん、人形制作担当の城田雅子さんも第17話放送後にコメントを投稿していますが、共通するのは「こだわり」でした。CloverWorksのアニメーションプロデューサー・染野翔さんは、人形劇パート撮影時の様子を紹介しています。ちなみに人形劇パート後に出てくる五条くんが鍵を借りていくシーンでは、第17話の設定協力・よごいぬさんによる「こだわり」を感じる仕掛けが。本編では一瞬の描写になる鍵のギザギザ、実は……。第18話の放送日は、作中で描かれる文化祭に向けてカウントダウンPVが公開されました。本編は、迫る文化祭を前に五条くんがコスプレで使う小道具を作るシーンから始まりました。喜多川さんがコスプレする『生徒会長はNo.1ホスト』の生徒会長・鴻上麗の胸元を飾る「レインボーローズ」を手作りしようとしていたのですが……。スプレーで着色しようとしてもうまくいかず、困っているところに現れたのはクラスメイトの河西成蘭(かわにし せいら/CV.若山詩音さん)と大塚加恋(CV.湯浅かえでさん)。「あたし作れるけど、レインボーローズ。マジー。作り方知ってるしー」語尾を伸ばしがちで独特の口調の成蘭に、五条くんは作り方を教えてもらうことに。そして始まる、レインボーローズの作り方 by 成蘭。「茎切るじゃーん。食紅溶かすじゃーん。切った茎入れてー……」ネット上では「成蘭の喋り方ほんといいな」「成蘭ちゃんクソ可愛すぎかよ好き」「成蘭の喋り方好きすぎる…」「あーーー成蘭ちゃんカワイイ!!」「若山詩音様の演技が素晴らしすぎる」と少ない出番ながら大盛り上がり。そしていよいよ文化祭、ミスコン当日。「めっちゃこだわってごじょー君が作ってくれた衣装着て、メイクして出るんだし、あたしは絶対1位になる」五条くんにそう宣言する喜多川さん。五条くんは喜多川さんの化粧に取り掛かるため被服室へ移動するのですが、「あれ……人が来ないから被服室にしたのに、なんで」と困惑。化粧で手元が狂わないように集中できる被服室のはずが、クラスメイトたちが続々と見学に来たのです!「コスプレのメイクって普段のと違うんだよね。どうやるのか見たかったんだ~」そんなクラスメイトたちの声に戸惑い、プレッシャーを感じて焦る五条くんは手が震えてモノを落とす始末。「みんな頑張って1位目指してきたのに。もしここで失敗したら、俺のせいで……」そんな五条くんに喜多川さんが「大丈夫?」と声をかけると……。「来るぞ……着せ恋史上最高に格好いいごじょーくんが……」「はぁはぁ……くる……『着せ恋』で一番好きなシーンが……」「着せ恋、このシーンがアニメで見たかった」「五条くんかっこいい」「五条くん、サイコーだぜ」「五条くんの深呼吸の仕方すごくよかった」五条くんは自分で頬を叩いて気合いを入れて、喜多川さんの化粧を始めます。「喜多川さんを1位にするためなら俺は脇役でいい。俺が、俺が絶対に、俺の手で、俺が喜多川さんを1位にしてみせる」そして、喜多川さんは麗様の姿へ……。「今週は特別、五条くんが輝いていた。泣きそうになった」「メイクに集中する五条くんの職人としての気迫のこもった目と緊張感が丁寧に描かれていて良かった」「この合いの手なんてアニメでしか出せん。着せ恋マンガにないぞ。アニオリ素晴らしすぎる」「着せ恋がえらいこっちゃ笑 よいしょっ」「今日の着せ恋すげ~気合入っとる」五条くんが喜多川さんに化粧をするシーンから、ミスコン本番、最高の文化祭を終えてネット上では「着せ恋神回だ」との声も。また、クラスメイトと行ったカラオケで菅谷乃羽の歌った曲には「着せ恋でジターバグ流れたな」「ELLEGARDENのジターバグ歌ってた!」「今のジターバグかよwww下手すぎてまじでわからんかったwww」といった反応も見られました。放送後、喜多川さんを演じる直田姫奈さんは、「もうもうもう!! 私の心がブチアゲされてるぅ!!!!! 海夢ちゃんイケメンだし、ごじょーくんも本当にカッコよかったし!! でも2人とも最後はとっても可愛くて…」と大興奮!大活躍だった五条くん役の石毛翔弥さんは「ということでみんな最高でした…!!!」と投稿。大塚加恋役の湯浅かえでさんは、制作スタッフ陣や原作・福田晋一さんとCloverWorksの鑑賞会に参加されたそう。「とても幸せな時間でした マジで文化祭みたいで青春を取り戻したよいちょッッ」と大喜び!オープニングテーマ『アオとキラメキ』を歌うスピラ・スピカのヴォーカル・幹葉さんも鑑賞会に参加。「着せ恋に携わる、そして着せ恋が大好きな皆さんと同じ空間で…ふわぁあ幸せ…まさに青春でした」と石毛さんとの写真を添えています。喜多川さんと五条くんのクラスメイト、八尋大空(やひろ だいあ)役の雨宮夕夏さんも「演出も作画もお芝居も音楽もとにかくもう全部全部よくてよくて、わたしはいま劇場版を観たのかな……って…… すごく……満足………」と大満足です。放送後には「海夢しか勝たん!」の言葉とともに、公式アカウントが麗様の1シーンを投稿!(原画:山崎淳さん)今回も制作スタッフ陣の放送後投稿がたくさんありました!(一部)新人育成にも力をいれるCloverWorks。ここ数年で新卒入社したアニメーターたちも作品に携わり、印象的なカットも多く手がけています。そして第18話のアフレコ台本のイラストに注目。喜多川さんが五条くんとふたりでプリを撮れる日は来るのでしょうか……。次回、第19話のタイトルは「思い出 刻むぜ!」です。「原作のどの辺なんだろ???」「どのシーンか思い出せん」「思い出刻むぜ!って何処だ。。」原作既読勢にも謎なタイトルとなっています。『その着せ替え人形は恋をする』Season 2は、毎週土曜24時00分からTOKYO MX、BS 11、群馬テレビ、とちぎテレビ、読売テレビ、メ~テレ、北海道放送にて順次放送。AT-Xは毎週日曜22時00分から、アニマックスは8月23日より毎週土曜22時00分に放送。配信はTV放送直後の24時30分から Prime Videoで国内最速配信、各配信サイトでも毎週火曜12時00分から順次開始します。■TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」Season 2<スタッフ>原作:福田晋一(ヤングガンガンコミックス スクウェア・エニックス刊)監督:篠原啓輔シリーズ構成:冨田頼子キャラクターデザイン・総作画監督:石田一将副監督:山本ゆうすけ総作画監督:山崎淳・八重樫洋平メインアニメーター:高橋尚矢(高は「はしごだか」)衣装デザイン:西原恵利香プロップデザイン:永木歩実色彩設計:山口舞美術監督:根本洋行撮影監督:佐藤瑠里テクニカルディレクター:佐久間悠也CGディレクター:任杰編集:平木大輔音響監督:藤田亜紀子音響効果:野崎博樹・小林亜依里音楽:中塚武制作:CloverWorks<キャスト>喜多川海夢:直田姫奈五条新菜:石毛翔弥乾紗寿叶:種崎敦美(崎は「たつさき」)乾心寿:羊宮妃那五条薫:斧アツシ姫野あまね:村瀬歩菅谷乃羽:武田羅梨沙多胡八尋大空:雨宮夕夏山内瑠音:関根明良森田健星:内田修一柏木四季:小松昌平(C)福田晋一/SQUARE ENIX・アニメ「着せ恋」製作委員会