「Anime India」は今年が初開催ながら、インド最大級のアニメフェスティバルとして29,000人の来場者と5,000人の学生を動員した。
同イベントにおけるアニメタイムズ社の主な取り組みと成果として、会場では『進撃の巨人』のポスターやアクリルスタンドなどの公式グッズを販売したほか、Prime Videoで展開するサブスクリプションサービス「アニメタイムズ」の入会促進キャンペーンを実施し、現地のファンから幅広い関心が寄せられた。
また、『DEATH NOTE』や『進撃の巨人』などで知られる荒木哲郎監督を日本からゲストとして招聘した。キャリア論をテーマとしたパネルセッションや、ファンと語る『進撃の巨人』制作秘話のオーディオコメンタリーステージを開催し、大きな盛り上がりを見せた。イベントの最後には、インド全土のアニメファンコミュニティから手作り冊子が贈られ、荒木監督も「インドの熱気と将来性に大きな期待を感じた」と語った。
さらに、グローバルパネルでは勝股英夫代表取締役が登壇し、インド市場の可能性と日本アニメの未来について発信した。現地業界関係者との意見交流を通じ、アニメタイムズ社がインド市場で先駆的な役割を担っていることを印象づけた。また、アニメファンが集ったQAセッションでは、日本アニメや自身のアニメキャリアについてといった数多くの質問が飛び出し、アニメに対する熱量の高さが感じられるイベントとなった。
インドにおける日本アニメの根強い人気と関心が示された「Anime India」。ファン層の拡大に加え、教育機関や企業間での交流も進み、今後の人材育成やコンテンツビジネスの発展にも結びつく可能性を感じさせた。アニメタイムズ社は今後も、日本とインドをつなぐ架け橋として、両国のアニメ産業の交流と発展を推進しグローバル市場における日本アニメのさらなる発展に寄与していくとしている。
<以下、コメント全文掲載>
Anime India代表 ミシャール・ワンヴァリ氏(Animation Xpress代表)
インドには1億人以上のアニメファンが存在しますが、その歴史はまだ始まったばかりで、今後大きな可能性を秘めています。
私たちは2030年までに、インドがアメリカに次ぐ世界第2のアニメ市場になると確信しています。Anime India では、すべてのアニメファンをひとつのプラットフォームに結集させることを目指しました。そして、パートナー各社のご支援のおかげで、3日間で29,000人以上のファンが集まりました。これで終わりではありません。今後もさらに成長を続け、インドのアニメコミュニティを支えていきます。
■会社概要
社名:株式会社アニメタイムズ社
代表者:代表取締役社長 勝股英夫(エイベックス・ピクチャーズ株式会社)
設立:2015年3月4日
住所:東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル5F
■Prime Videoサブスクリプション「アニメタイムズ」インド版 概要
チャンネル名:アニメタイムズ
サービス開始:2023年12月12日(火)
チャンネル価格:初月39ルピー/翌月以降月額69ルピー
※作品の視聴にはプライムビデオでアニメタイムズへの登録が必要です。