フランス発のSFアニメ映画『マーズ・エクスプレス(原題:MARS EXPRESS)』が、トムス・エンタテインメントとハークの共同配給により2026年1月30日より全国公開されることが決定した。「カンヌ国際映画祭」や「アヌシー国際アニメーション映画祭」、「アニー賞」を席巻した、伝説のSFアニメの系譜に挑む意欲作となる。大友克洋監督の『AKIRA』や押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、今敏監督の『パプリカ』など、“ジャパニメーション”という造語が生み出されるほどの衝撃をもって世界に迎えられた伝説のSFアニメは、今もなお海外の創り手たちに多大なる影響を与え続けている。このたびの『マーズ・エクスプレス』はそんな日本アニメーション界の巨匠たちからインスピレーションを得た、彼らの系譜に挑むフランス発の意欲作だ。本作で長編監督デビューを果たしたフランスのジェレミー・ペラン監督が、太陽系の惑星の中で地球に最も環境が似ていると言われている火星を舞台に、“人間”と“ロボット”が共存するリアルな未来をオリジナルストーリーで描いた。時は23世紀。物語は、地球での仕事を終え活動拠点である火星に戻ってきた私立探偵アリーヌが、「行方不明になっている大学生の娘を探してほしい」というある男の依頼を受け、相棒のアンドロイド・カルロスと共に捜索を開始するところから始まる。調査の過程で、首都ノクティスの暗部に足を踏み入れていくふたり。彼らを待ち受けていたのは、腐敗した街の裏側に強大な権力を持つ企業の陰謀、そして人間とロボットが共存する社会の根幹を揺るがす事態だった……と展開していく。「第76回カンヌ国際映画祭」への公式招待を皮切りに、「アヌシー国際アニメーション映画祭2023」の長編コンペティション部門への選出、さらに“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれる「第52回アニー賞」での長編インディペンデント作品賞へのノミネートなど、世界のアニメーション界を賑わせてきた作品だ。日本公開が発表された本日9月12日は23年前の1992年、毛利衛が日本人宇宙飛行士として初めてスペースシャトルで宇宙に飛び立ったことにちなむ「宇宙の日」にあたる。20年以上にわたり宇宙で活動をつづけている実在の火星探査機「マーズ・エクスプレス」の名を冠し、最新の宇宙研究に基づいて描かれるディストピア・サスペンスに期待が高まる。【作品概要】『マーズ・エクスプレス』原題:MARS EXPRESS/2023年/フランス/89分/カラー/ユニビジウム/5.1ch/翻訳:横井和子/G■監督 :ジェレミー・ペラン■声の出演:レア・ドリュッケール、マチュー・アマルリック、 ダニエル・ンジョ・ロベ、マリー・ブーヴェ■提供 :トムス・エンタテインメント■配給 :ハーク/トムス・エンタテインメント(C) Everybody on Deck - Je Suis Bien Content - EV.L prod - Plume Finance - France 3 Cinema - Shine Conseils - Gebeka Films - Amopix