一般社団法人日本だじゃれ活用協会によって制定された記念日です。
アニメにもダジャレ好きのキャラクターがよく登場します。ベタなダジャレで周囲を凍りつかせたり、シリアスな場面で場を和ませたり、くだらないダジャレで大笑いしてしまったりと、描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「“ダジャレ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。8月15日から8月21日までのアンケート期間中に438人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■くだらなさが癖になる! 愛すべきダジャレキャラたち
第1位
1位は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の白膠木簓。支持率は約13パーセントでした。
白膠木簓はどついたれ本舗のメンバーで、ピン芸人としても活動しています。読者からは「テレビの司会では卓越した話術を見せる一方、身内と話すときはくだらないダジャレを連発。ラップにもダジャレを入れていて、相棒の躑躅森盧笙から辛口評価を受けています」や「ゲームでも『いけいけどんどん親子丼』や『イカが言った ごきげんイカが?』と言ってくるので。
「ゲームでは簓をホーム画面に設定するとダジャレばかり聞くことになるので、私も日常的に言うようになってしまいました」と、影響を受けたという読者も。今年公開の映画でもダジャレを披露していたキャラクターがトップになりました。
第2位
2位は『黒子のバスケ』の伊月俊。支持率は約11パーセントでした。
伊月俊は誠凛高校バスケ部の副主将。「真面目な常識人のように見えますが、ダジャレをネタ帳に書き溜めるほどの残念なダジャレ好き。主将の日向が『伊月黙れ』と言うまでワンセットで面白い」や「試合中でもダジャレを放つ常習性が決め手。寒いダジャレばかりだけど、チームの雰囲気を一声で和ませてくれます」と、ダジャレに対しての熱量の高さが人気の理由。「ダジャレを連発しまくるキャラソン『KI・TA・KO・RE』が衝撃的だった。キタコレという口癖だけでもう面白い」と、ツボに入ってしまったというファンもいました。
第3位
3位は『原神』のセノ。
教令院の大マハマトラであるセノには、「魔神任務のエピソードはカッコ良かったのに、それ以外は寒いギャグばかり言っていてギャップがすごい。会うたびに寒いギャグを放ち、友人のティナリにスルーされる鉄板の流れが好き」や「ダジャレを言ったら無反応で、“面白くないか?”と評価を求めてくるところが可愛い。みんなに笑ってほしい気持ちが伝わってくる」、「ジョークで空気が凍るのも含めて、セノらしさとして楽しんでいます」と、個性として受け入れている読者が目立ちました。
また「他の言語ではどんなダジャレに訳されているのか気になる」と、世界展開タイトルならではのコメントも届いています。
■そのほかのコメントをご紹介!
『名探偵コナン』阿笠博士には「映画恒例のクイズコーナーは解答がダジャレ。答えを知った少年探偵団に冷ややかな目で見られてしまうところまでがコナン映画の定番!」。
『悪役令嬢転生おじさん』リシャール・ヴェルソーには「剣聖(ソードマスター)と呼ばれる生徒会副会長。口を開くとダジャレばかりいうので、周りから黙っているように言われた結果、クールなイメージが付きました」。
『かいけつゾロリ』ゾロリには「子分のイシシとノシシが凍ってしまうほど寒いオヤジギャグを連発するゾロリ先生に、むしろ尊敬(笑)。アニメではオリジナルアイテム『ブックらこい~た』や、オヤジギャグコーナーがあったのが懐かしい」。
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』宮下愛には「愛さんのダジャレに“笑いのレベルが赤ちゃん”の侑ちゃんだけウケてるシーンが印象的。
今回のアンケートでは、カッコ良さと寒いダジャレのギャップや、周囲のツッコミを含めた掛け合いを楽しめるキャラが勢揃い。具体的なダジャレのフレーズを覚えている読者も多く、ダジャレの伝播力の強さが再確認できる結果となりました。
■ランキングトップ10
[“ダジャレ”キャラといえば?]
1位 白膠木簓 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
2位 伊月俊 『黒子のバスケ』
3位 セノ 『原神』
4位 浜守一郎 『忍たま乱太郎』
5位 阿笠博士 『名探偵コナン』
6位 界王 『ドラゴンボール』
7位 天根ヒカル 『テニスの王子様』
7位 シンボリルドルフ 『ウマ娘 プリティーダービー』
9位 杉浦綾乃 『ゆるゆり』
10位 ゾロリ 『かいけつゾロリ』
(回答期間:2025年8月15日~8月21日)
■ランキングトップ20
[“ダジャレ”キャラといえば?]
1位 白膠木簓 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
2位 伊月俊 『黒子のバスケ』
3位 セノ 『原神』
4位 浜守一郎 『忍たま乱太郎』
5位 阿笠博士 『名探偵コナン』
6位 界王 『ドラゴンボール』
7位 天根ヒカル 『テニスの王子様』
7位 シンボリルドルフ 『ウマ娘 プリティーダービー』
9位 杉浦綾乃 『ゆるゆり』
10位 ゾロリ 『かいけつゾロリ』
11位 サンズ 『UNDERTALE』
12位 福永招平 『ハイキュー!!』
13位 宮下愛 『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』
14位 菅原孝支 『ハイキュー!!』
14位 ダ・サイダー 『NG騎士ラムネ&40』
16位 安藤夏之丞 『忍たま乱太郎』
16位 まいどくん 『とっとこハム太郎』
18位 毛利小五郎 『名探偵コナン』
18位 リシャール・ヴェルソー 『悪役令嬢転生おじさん』
20位 オーキド博士 『ポケットモンスター』
20位 御坊茶魔 『おぼっちゃまくん』
20位 しろくま 『しろくまカフェ』
20位 フランキー 『ルイスと未来泥棒』
(回答期間:2025年8月15日~8月21日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。