『鬼滅の刃』は、集英社「ジャンプコミックス」より全23巻が刊行され累計発行部数は2億2000万部を突破する、吾峠呼世晴によるマンガを原作とするアニメだ。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すべく<鬼殺隊>へと入隊し、鬼との戦いに身を投じる物語を描く。人と鬼の切ない物語に鬼気迫る剣戟、魅力的なキャラクター、そして時折描かれるコミカルなシーンが人気を呼ぶ。
ufotableがアニメーション制作を手掛けるアニメは、2019年4月の『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』を皮切りにシリーズ展開してきた。『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は三部作として制作されることが決定しており、「第一章 猗窩座再来」が7月18日に公開を迎えた。鬼の根城「無限城」を舞台に、”鬼殺隊”と”鬼”の最終決戦が繰り広げられる。
そんな本作は日本国内では、9月22日までの公開67日間で観客動員数が2372万7443人、興行収入が341億8647万400円を記録している。そして、8月より海外地域でも順次公開され、日本を含む全世界では同じく9月22日までに累計観客動員数が6702万204人、総興行収入が823億5948万810円(1ドル=145円換算)を数えた。これによって本作は、全世界で公開された日本映画における歴代興行収入1位を達成した。
さらに、9月12日より公開中の北米では、日本のアニメ映画史上初めて2週連続1位につけ、総興行収入は1億ドル以上、累計観客動員数は891万人以上を記録している。歴代興収ランキング1位の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(407.5億円)超えとなるのか注目を集める国内はもちろん、全世界での興行も今後ますますの盛り上がりが期待される。
<公開・興行成績実績(2025年9月22日時点)>※1ドル=145円換算
【日本】
一般公開日:7月18日~ 観客動員:2372万7443人 興行収入:341億8647万400円
【公開済 海外158の国と地域合計(日本を除く)】
一般公開日:8月より順次 観客動員:4329万2761人 興行収入:481億7301万410円
(3億3222万7658ドル)
【日本を含む全世界累計】
興行収入:6702万204人 興行収入:823億5948万810円
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
公開中
【スタッフ】
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島 晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸・梶山庸子・菊池美花
プロップデザイン:小山将治
美術監督:衛藤功二
撮影監督・フィニッシング演出監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野 学
音楽:椎名 豪・梶浦由記
主題歌:Aimer「太陽が昇らない世界」(SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.)・LiSA「残酷な夜に輝け」(SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.)
総監督:近藤 光
アニメーション制作:ufotable
配給:東宝・アニプレックス
【キャスト】
竈門炭治郎:花江夏樹
竈門禰豆子:鬼頭明里
我妻善逸:下野 紘
嘴平伊之助:松岡禎丞
栗花落カナヲ:上田麗奈
不死川玄弥:岡本信彦
冨岡義勇:櫻井孝宏
宇髄天元:小西克幸
時透無一郎:河西健吾
胡蝶しのぶ:早見沙織
甘露寺蜜璃:花澤香菜
伊黒小芭内:鈴村健一
不死川実弥:関 智一
悲鳴嶼行冥:杉田智和
童磨(上弦の弐):宮野真守
猗窩座(上弦の参):石田 彰
獪岳(上弦の陸):細谷佳正
※ 禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記。
※ 鬼舞辻無惨の「辻」は点一つのしんにょうが正しい表記。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable