漢数字の「一〇〇一」がメガネの形に見えることから、日本眼鏡関連団体協議会が1997年に制定しました。
アニメにもメガネをかけているキャラクターはよく登場します。複数のメガネを使い分けていたり、特殊な機能付きのメガネを愛用していたり、さらにはメガネを外すと性格が変わるキャラクターも。メガネはただの道具にとどまらず、キャラクターの個性を映し出す重要なアイテムとなっています。
そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「“メガネ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。9月24日から9月28日までのアンケート期間中に712人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■名作にメガネキャラは欠かせない! 人気キャラが大集合
第1位
1位は『銀魂』の志村新八。支持率は約20パーセントで、5年連続のトップとなりました。
読者コメントで圧倒的に多かったのは「メガネが本体」という声です。「OPでメガネだけ登場したり、メガネに魂が入ったり、性別逆転篇ではフレームがピンクに変わったり……。数々のメガネ弄りが相まって、メガネキャラの代名詞として刷り込まれています」や「仲間からメガネ掛け器と呼ばれ、もはや“人間をかけたメガネ”扱い。
また「ナチュラルで素朴なフレームが新八の人柄に見事に合致。『銀魂』で一番の常識人です。推しのアイドル・寺門通さえ関わらなければですが(笑)」と、名ツッコミ役として欠かせない存在感を挙げる読者も。10月6日からはスピンオフ『3年Z組銀八先生』の放送がスタートします。
第2位
2位は『名探偵コナン』の江戸川コナン。支持率は約9パーセントで、こちらは3年連続の2位となっています。
コナンのメガネは阿笠博士の発明品。犯人を捕まえるための機能を備えています。それと同時に、工藤新一という正体を隠すためのキーアイテムでもあります。
「犯人追跡メガネのおかげで、盗聴や通信はお手の物。さらに防弾機能まで備えていて、危険な事件でも安心です」や「推理が決まった瞬間にレンズが光る演出が最高。
第3位
3位は『ハイキュー!!』の月島蛍。2位とはわずか数票差で、トップ3は昨年と同じ顔触れが並びました。
月島蛍は試合中はゴーグルのスポーツグラスを愛用しています。読者からは「勝利のために兄からもらったゴーグルをつけるところが刺さる」や「試合で普段と違うメガネをかけることで、気持ちも切り替えているのではないでしょうか。勝つための覚悟が伝わってきます」と、メガネに込められたドラマ性を評価するコメントが届いています。「クール、優等生、毒舌と、メガネが似合う要素だらけ」や「他校の生徒からも“メガネ君”と呼ばれているので」といった声も寄せられ、知性派ブロッカーとしての人気も根強かったです。
■そのほかのコメントをご紹介!
『ダンダダン』オカルンには「メガネのズレを直すため右手をよく添えているイメージ。変身後のデザインもメガネがアクセントになっていてカッコいいから」。
『魔法少女まどか☆マギカ』暁美ほむらには「普段は勇敢だけど、メガネをかけていたころは臆病で気弱な性格だったというギャップに、初見のときは驚きました。メガネを外すとクールで冷たい印象に変わります」。
『ツキウタ。
『アイドリッシュセブン』二階堂大和には「アイナナのメガネキャラといえば二階堂さん。メガネを外さない訳を知ったときは、胸が締めつけられる思いでした。ゲーム内ではいろいろなメガネ姿が見られて、どれも似合っています」と、10月3日に劇場総集編の前編の公開を控えるタイトルにも投票がありました。
今回のアンケートでは、メガネがファッションの一部にとどまらず、キャラクターを象徴するアイコンになっているキャラが多数ランクイン。物語に深みを与える重要なアイテムであることがよくわかる結果となりました。
■ランキングトップ10
[“メガネ”キャラといえば? 2025年版]
1位 志村新八 『銀魂』
2位 江戸川コナン 『名探偵コナン』
3位 月島蛍 『ハイキュー!!』
4位 江戸川乱歩 『文豪ストレイドッグス』
5位 五条悟 『呪術廻戦』
6位 野比のび太 『ドラえもん』
7位 オカルン 『ダンダダン』
8位 国木田独歩 『文豪ストレイドッグス』
9位 入間銃兎 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
10位 蒼井茜 『地縛少年花子くん』
10位 斉木楠雄 『斉木楠雄のΨ難』
10位 二階堂大和 『アイドリッシュセブン』
(回答期間:2025年9月24日~9月28日)
■ランキングトップ20
[“メガネ”キャラといえば? 2025年版]
1位 志村新八 『銀魂』
2位 江戸川コナン 『名探偵コナン』
3位 月島蛍 『ハイキュー!!』
4位 江戸川乱歩 『文豪ストレイドッグス』
5位 五条悟 『呪術廻戦』
6位 野比のび太 『ドラえもん』
7位 オカルン 『ダンダダン』
8位 国木田独歩 『文豪ストレイドッグス』
9位 入間銃兎 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
10位 蒼井茜 『地縛少年花子くん』
10位 斉木楠雄 『斉木楠雄のΨ難』
10位 二階堂大和 『アイドリッシュセブン』
13位 ハンジ・ゾエ 『進撃の巨人』
14位 アズール・アーシェングロット 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
14位 三雲修 『ワールドトリガー』
16位 緑間真太郎 『黒子のバスケ』
17位 則巻アラレ 『Dr.スランプ』
18位 飯田天哉 『僕のヒーローアカデミア』
19位 暁美ほむら 『魔法少女まどか☆マギカ』
19位 鳳鏡夜 『桜蘭高校ホスト部』
19位 鳰原令王那 『BanG Dream!』
19位 躑躅森盧笙 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
19位 トレイ・クローバー 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
19位 蓮巳敬人 『あんさんぶるスターズ!』
(回答期間:2025年9月24日~9月28日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。