本ライブは、映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の劇中で繰り広げられる、ファイナルディビジョン・ラップバトル“First Stage”の対戦カードとなる組み合わせで実施されているもの。
ステージに駆け上がって登場した“Buster Bros!!!”の山田一郎役・木村昴、山田二郎役・石谷春貴、山田三郎役・天崎滉平(崎は「たつさき」)と、“Bad Ass Temple”の波羅夷空却役・葉山翔太、四十物十四役・榊原優希、天国獄役・竹内栄治が位置につき、それぞれのディビジョンハンドサインを決める。すると、間髪を入れず「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- +」のイントロが爆音で流れ出した。
誇らしく笑みを浮かべた木村が「おい、空却!この時を待ってたぜ!」と葉山に吹っ掛けると、空却の笑い声で受けて立った葉山が「拙僧もだ、一郎!この勝負、負ける気がしねぇぜ!」と、『ヒプムビ』ライブビューイング中継付き上映会にふさわしい幕開けで火花を散らす。Buster Bros!!!とBad Ass Templeが繰り広げる熱いラップバトルによって、上映会会場を埋め尽くす観客が照らす赤と紫のリングライトが大きく波打った。
白熱の1曲目を終えると木村は「ライブビューイング中継付き上映会をご覧の皆さん、楽しんでますかー!」と会場に呼び掛け、「バチバチだね」と先のバトルを振り返る。キャスト一同が「アツアツだった」「すごかった」「煮えたぎってる」と、口々に“First Stage”のし烈さを表現した。
しかしまだ始まったばかりの上映会を木村が「まだまだこっからだから!」と煽り、続けて「なんと、ヒプノシスマイクは9月2日で8周年を迎えることができました!本当にありがとうございます!」と語ると、キャスト全員でヒプノシスマイクの歴史を更新したことへの感謝を伝えた。
木村が「生まれた子が8歳ですよ…」と神妙な口ぶりでその年月の偉大さをかみしめると、「そりゃそう」という冷静な返事がBad Ass Templeから挟まれる。さらに「2歳の子が10歳…」「え!?ちょっと待って。じゃあ4歳の子は…!?」「(Buster Bros!!!全員で)12歳!?」と算数の時間が続きかけたが、Bad Ass Templeからの「やめろやめろ!」「いつまでやるんだそれ!」と安定したツッコミで話は転換する。
『ヒプムビ』の興行収入が23億円を突破したことが伝えられると、一同は「少し前まで22億だったんですよ」「そんな短期間で1億も…!?」と驚きを隠せない。
また、全66館にて実施中のリバイバル上映は、残り1週間で終了すること(以降は劇場ごとに異なる)が告げられると、Buster Bros!!!の3人でまだ「ヒプムビ」を観に行けていないことから「すべりこみでどうにか…」と木村と石谷が弱気になりかける。すると、天崎が「行きましょう。ここ(ライブビューイング中継)で言いましたからね。皆さんが証人ですから」と切り出し、3兄弟の熱い約束が交わされた。
10月4日より配布開始となった第15弾となる入場者プレゼント「一為(Kazui)描き下ろしイラストCLEAR CARD ver.2」は、Buster Bros!!!、MAD TRIGGER CREW、Fling Posse、麻天狼、どついたれ本舗、Bad Ass Temple、言の葉党の全7種がランダムで配布中だ。これがステージのモニターで紹介された際、自身の汗だくの姿に驚いた木村がタオルで汗を拭ったかと思うと、ライブビューイングカメラに向かって魅惑の決め顔を贈り、上映会会場が黄色い声で包まれる一幕も見られた。
キャストたちのトークは盛り上がる一方であったが、ステージ挨拶ライブビューイング中継はついに終盤を迎える。葉山が「次の曲でライブビューイングの皆さんとはお別れになってしまうのですが、パフォーマンス後の映画も楽しんでください!」とトークを締めると、バトル曲「Last Man Standing」がスタートした。
歌い出しを務める竹内がまくしたてるような激しいフロウを披露しながら3兄弟のポジションへ堂々と飛び込み、ラップバトルは瞬時にヒートアップする。サビでは各々のディビジョンハンドサインを高らかに掲げる6人の熱気に、上映会会場の客席は一層力強くリングライトを振って応えた。『ヒプムビ』さながらに至近距離に顔を詰め寄りながらお互いのフロウをぶつけ合う木村と葉山、そしてBuster Bros!!!とBad Ass Templeのキャストたちによる魂のこもったラップに惹き込まれたまま、ライブビューイング中継付き上映会は終了となった。
上映会会場いっぱいに集った観客たちは熱気そのままに、その手に勝敗が委ねられている本編で繰り広げられるファイナルディビジョン・ラップバトルへ歩みを進めた。
日本映画史上初となる「インタラクティブ映画」、そして日本で初めて100館以下の上映館数で20億円を突破するという“日本初”を2冠手にした映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』。プロジェクト始動8周年を記念し、9月2日からリバイバル上映が開始されると1か月でさらに3億円を積み重ねた。伝説を自ら更新していく、彼らの熱き生き様をぜひ劇場で体感したい。
■イベント名:
映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』11th LIVE≪Final D.R.B≫
Buster Bros!!! & Bad Ass Templeステージ挨拶ライブビューイング
日程:10月4日(土)
場所:ライブ/日本工学院アリーナ ライブビューイング/全国の実施劇場
出演(敬称略):木村昴、石谷春貴、天崎滉平(崎は「たつさき」)、葉山翔太、榊原優希、竹内栄治
映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』
9月2日(火)よりリバイバル上映
監督:辻本貴則(辻は「いってんしんにょう」)
配給:TOHO NEXT
(C)佐藤 薫
(C)ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie