好きなオリジナルアニメは？ 3位「宇宙よりも遠い場所」、2位「日々は過ぎれど飯うまし」、1位「リコリス・リコイル」＜25年版＞

マンガや小説、ゲームなどを原作としたアニメが多い中、ゼロから作られたオリジナルアニメには一味違った魅力があります。2025年も『前橋ウィッチーズ』や『アポカリプスホテル』、『日々は過ぎれど飯うまし』など、多彩なオリジナル作品が制作されています。最終話まで予想がつかないストーリー、回を追うごとに生き生きと輝き出すキャラクター、作品世界にどっぷり浸れる映像や音楽……。オリジナルだからこそ生まれる出会いや驚きに感動したファンも多いのではないでしょうか。そこでアニメ！アニメ！では「好きなオリジナルアニメは？」と題した読者アンケートを実施しました。8月8日から8月14日までのアンケート期間中に325人から回答を得ました。男女比は男性約45パーセント、女性約55パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代と30代がそれぞれ約15パーセントでした。■往年の名作から最新作までランクイン！第1位1位は『リコリス・リコイル』。支持率は約10パーセントでした。『リコリス・リコイル』は、秘密組織に所属する“リコリス”と呼ばれるエージェントたちの暗躍を描くガンアクションです。2022年7月から9月にかけて放送されました。読者からは「ティザービジュアルでは喫茶店を舞台にした日常系アニメのように描かれましたが、実際は銃を手に少女たちが平和のために戦う本格アクションで驚きました。主人公の千束が弾道を読み、ギリギリで回避するのがカッコ良かったです」や「歴代最強のリコリスである千束と、優秀だけど問題児なたきなの掛け合いが最高」と、アクションとバディ感が高く評価されています。今年はショートアニメ『「リコリス・リコイル」Friends are thieves of time.』が配信。「お店に偽装した支部・喫茶リコリコでの賑やかなやりとりと、任務で殺しも厭わないリコリスのギャップがいろいろと考えられる作品でした。最新作では千束たちの素顔もたくさん見られて嬉しかったです」と、日常風景を描いたエピソードも好評でした。第2位2位は『日々は過ぎれど飯うまし』。支持率は約5パーセントでした。『日々は過ぎれど飯うまし』は、5人の女子大生が美味しいごはんを堪能するハートフルコメディ。2025年4月から6月にかけて放送されたタイトルです。「登場する料理がとにかく美味しそうで食欲を刺激される！ グルメだけではなく、サークル活動を通じた青春も詰まっていてキャンパスライフに憧れました」や「何気ない日常と思わせて、ときどき破天荒な展開が起きるギャップが面白い。そして胃袋を直撃する料理の数々がたまらない。昨シーズン一番ロスが激しかったアニメです」と、続編を望んでいる読者もいました。第3位3位は『宇宙よりも遠い場所』。支持率は約4パーセントでした。『宇宙よりも遠い場所』は、女子高生たちが日本から南極を目指す青春ストーリー。2018年1月から3月にかけて放送されました。読者からは「メインキャラクター4人の青春劇を、全13話で見事にまとめきっていて、脚本の妙に唸らされました。南極の美しい映像と、水瀬いのりさん、花澤香菜さん、井口裕香さん、早見沙織さんの演技が重なって、唯一無二の作品に。ラストは涙が止まらなかった」や「それぞれ悩みを抱える登場人物が絆を紡ぎ、過去に立ち向かっていく姿に感動。信念を貫くことの大切さを教わりました」と、壮大な目標に挑む彼女たちに勇気づけられたとの声が届きました。■そのほかのコメントをご紹介！『ゾンビランドサガ』には「事前情報を伏せた状態で放送がスタートしましたが、ゾンビ×美少女アイドルの組み合わせにビックリ。ライブシーンはもちろん、佐賀県のご当地ネタも充実していて、現地に行ってみたくなりました」。『アポカリプスホテル』には「文明が滅びた後の銀座のホテルを舞台にしたSF。竹本泉が原案を務めた温かみのあるキャラクターデザインや、センス・オブ・ワンダーあふれる1話完結の構成、往年の名作へのオマージュなど、毎週飽きることのない作品でした」。『コードギアス 反逆のルルーシュ』には「ルルーシュの心理戦やダイナミックなメカアクションが最高です。オリジナルゆえの先の読めない展開にハラハラドキドキが止まらなかった。最終回で号泣したのも懐かしい思い出です」。『魔法少女まどか☆マギカ』には「虚淵玄とシャフトの独創的な世界観とストーリーが衝撃的。まるで絵本から飛び出してきたかのような魔女の空間設計など、オリジナルだからできる表現が詰まった傑作！」と、2026年2月に新作の公開を控えるタイトルにも投票がありました。今回のアンケートでは、1990年代から2020年代まで多彩なタイトルがランクインしました。投票層が若かったこともあり、上位には2020年代の作品や近年新作が展開されたタイトルが目立つ結果となっています。■ランキングトップ10[好きなオリジナルアニメは？]1位 『リコリス・リコイル』2位 『日々は過ぎれど飯うまし』3位 『宇宙よりも遠い場所』4位 『絆のアリル』4位 『魔法少女まどか☆マギカ』6位 『全修。』7位 『LAZARUS ラザロ』8位 『PSYCHO-PASS サイコパス』8位 『新世紀エヴァンゲリオン』10位 『コードギアス 反逆のルルーシュ』10位 『ユーリ!!! on ICE』10位 『ラブライブ！スーパースター!!』（回答期間：2025年8月8日～8月14日）■ランキングトップ20[好きなオリジナルアニメは？]1位 『リコリス・リコイル』2位 『日々は過ぎれど飯うまし』3位 『宇宙よりも遠い場所』4位 『絆のアリル』4位 『魔法少女まどか☆マギカ』6位 『全修。』7位 『LAZARUS ラザロ』8位 『PSYCHO-PASS サイコパス』8位 『新世紀エヴァンゲリオン』10位 『コードギアス 反逆のルルーシュ』10位 『ユーリ!!! on ICE』10位 『ラブライブ！スーパースター!!』13位 『Angel Beats!』13位 『Vivy -Fluorite Eye&apos;s Song-』13位 『アポカリプスホテル』13位 『ラブライブ！』13位 『ラブライブ！サンシャイン!!』13位 『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』19位 『SHIROBAKO』20位 『K』20位 『ヴィジュアルプリズン』20位 『おとぎ銃士 赤ずきん』20位 『蒼穹のファフナー』20位 『ゾンビランドサガ』20位 『バクテン!!』20位 『ファイ・ブレイン 神のパズル』20位 『ぶっちぎり?!』20位 『モノノ怪』20位 『勇気爆発バーンブレイバーン』（回答期間：2025年8月8日～8月14日）※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。